ハイエースのブログ記事

ハイビームのLED化 〜ハイエース200系DIYカスタムキレキレのパッシング〜


どうも、電球交換にハマりまくっている48Rです。

今回は「ハイエース顔面蒼白化計画」の最終仕上げのハイビームのLED化を実行。

ついにヘッドライト、ポジションランプ、フォグランプ、ハイビーム全てが蒼白いLEDになった。

機能面で良くなったのはもちろん、顔面蒼白化コンプリート達成して、控えめに言って大満足です(笑)

 

****2018/07/24更新****

LEDハイビーム化後、初の車検を受けてきましたが、全く指摘されることなく無事車検クリアしました。ご安心ください(笑)

****************

 

 

導入経緯

ハイビームの明るさを手に入れたい半分、パッシングの鋭さを手に入れたい半分といったところ。

電球は100%の光量に達するまで0.2秒ほどタイムラグがあるのだが、LEDは瞬間的に光量が100%達する。パッシングのように、パッパッと発光はせるにはLEDはとても適しているのだ。

下の動画を見るとわかりやすい。

自己満だけど、LEDのパッシングは鋭くてかっこいい。キレキレだ。

 

ハイビームのLED化のデメリットだが、発熱量が少ないことによってヘッドライトに着雪しやすくなる(という都市伝説がある)。ヘッドライトは新車時からLEDオプションを選択しているので、今まではハイビームを発熱させることを保険としていたが、ハイビームのLED化でそれが剥ぎ取られた形だ。

しかし、実際には毎週雪山通いして、LEDのヘッドライトのみの点灯で着雪で困ったことはないので、それほど重要視はしていないのだが、一応「雪国でLEDヘッドライトは使いものにならない」という都市伝説もあるので、ちょっとは気になるところ。

そこらへんは、次の冬越したら再レポートを掲載しよう。

 

 

開封の儀

 保証書つき。

 

 LED素子のアップ。光量は左右合わせて8000ルーメン。

ハイエースのハイビームのバルブ形状は「HB3」だ。

 


放熱板がかっこいい。

ハイビームは点灯時間はそれほど長くないので、ファンレスでも問題ないだろう。

楽天のレビュー件数がやたらと多く589件。とくに耐久性に対するクレームもないし、平均で4.0点とそこそこ高評価なので購入に踏み切った。

 

*2020/03/29更新*

今はモデルチェンジされて、8000ルーメン→12000ルーメンに光量アップ。

また、放熱フィンの形もコンパクトになって、削り加工の必要がなさそう。

次ハイエース買ったら、これをつけてみよう。

 

 

取り付け

ハイビーム交換はヘッドライトを取り外さなければならないので、ちょっと大変。

自分はヘッドライトの取り外しは2回目なので交換も含め30分でできたが、初めてなら一時間はかかると思う。

1.ヘッドライトの取り外し

こちらの記事を参照。傷をつけないため、養生はしっかりとね。

ハイエース200系 ヘッドライトの外し方解説 【ヘッドライト交換】

ハイエースのヘッドライトを外さなければならない事態に陥ったので、ついでに外し方の解説をする。 簡単な工具で可能な作業だが、ちょっとコツのいる部分もあるので、自分用の作業メモも兼ねて詳しく書いてみた。 ...

夏に作業すると、プラスチックパーツが柔らかいので難しいグリルが取り外ししやすい気がします。

 

2.純正ハイビームバルブの取り外し

ハイビームのバルブ交換だけなら、ヘッドライトのユニットを完全に外さなくても、ちょっと前方へずらした状態でも交換可能。
赤丸位置がハイビームのバルブなので、反時計回りに45度ほど回転させれば取り外しできる。

 

3.LEDハイビームバルブの取り付け

純正電球を外したのとは逆の手順でLEDハイビームバルブを取り付ける。

 

次はハイビームの配光調整。

HB3バルブは車種によって固定角度が異なるので、リフレクターとLEDの向きを合わせなければならない。


上の画像では、LEDの向きとリフレクターの縦筋が並行になっていない。これでは正しい配光が得られないので、調整する。

付属工具でネジを緩めると、ロック台座が回転するので簡単に調整することができる。

安いHB3のLED電球には、この回転調整機能がついていない場合があるので注意。

 

LEDの向きとリフレクターの縦筋が並行になれば配光はOK。

 

おっとここでトラブル発生。ブレーキブースター(奥の黒い円形)と干渉して取り付けられない!

 

放熱版はアルミ製なので、ニッパーでカットしてヤスリで整えた。柔らかいので、10分ほどでこの通り。 無事、取り付け完了。

注意点としては、けっこう削らないと、ヘッドライトのレベライザと干渉して光軸がズレてしまう。画像くらいまでニッパでポチポチかっとして、最後にヤスリで仕上げよう。

冷却フィンのカットで放熱性は下がるが、夏場でも全く問題ないです。

 

 

助手席側はヘッドライト裏のスペースに余裕があるので、なにも問題なく取り付けられた。

 

あとは、逆の手順でヘッドライト、グリルを戻して完了!

お疲れ様でした。

 

そうそう、無加工で取り付けるなら、ハイエース専用バルブにすると安心。

 

 

点灯の儀

片側交換の状態で点灯テスト。

純正のハイビームは黄色い光だが、LED化でヘッドライトと同様の蒼白い光に。

 

そして顔面蒼白化コンプリート版。

ヘッドライト、ポジション、ハイビーム全て色味が統一されて素晴らしい!

 

インプレッションとまとめ

夜間走行でのファーストパッシング、閃光が強烈で思わず吹き出した!

LEDは瞬間的に100%の光量に達するので、想像以上にパッシングに鋭さがでた。

純正のハイビームでは前走行車がなかなか気づいてくれない場面もあったが、LEDに関しては鋭い閃光ですぐに気が付いてくれる。

 

夜間のハイビーム点灯走行に関しては、純正よりは明るくなったが、純正ハイビームに比べ強烈に明るいというほどではない。8000lmの期待値が高過ぎただけにちょっと肩透かし。

理由としては、LEDは電球のように全方向に光を照射しないので、明るさにムラがあることが原因だろう。

上の画像のように、LEDは左右に2対の素子が配置されているので、全方向に光を照射するわけではない。照射範囲内でも光にムラができてしまうので、超明るい場所や、やや暗い場所が生じてしまうので、8000ルーメンというわりに明るく感じないのだろう。

とはいえ、純正よりは明るく視認性は向上しているので、夜間山道などのハイビーム走行に関しては満足している。

 

これで、ヘッドライト、ポジションライト、フォグランプ、ハイビームのLED化完了。

「ハイエース顔面蒼白化計画」コンプリート!超満足(嬉し涙)

 

ウィンカーは、4型ハイエースはハイフラ対策のリレー交換できないし、消費電力の低いLEDにわざわざ抵抗を入れるのに抵抗があるので、ちょっとお預けです。

 

最後に、筆者48riderはパッシングを気にしているが、オラオラパッシングしながら追い越し車線を走っているわけではないので、あしからず。

追い越し車線をのろのろ走っている車をパッシングで退かしているだけです。左側追い越しは交通法違反だし危険なので、したくないのです。

 

 

 

ハイエースのライト系カスタムのまとめ記事はコチラ。

ハイエース200系 ライト系(灯火類)カスタム電球交換方法まとめ!【LED&ハロゲン化&光軸調整etc】

ハイエース200系のライトについてはいろいろ変更してきたので、まとめ記事を一発。 ライト系のカスタムは、基本バルブ交換のみ。ナビやオーディオ変更などに比べると配線作業などがないので、2ランクくらい簡単 ...

 

他にも「ハイエース」タグで色々と記事書いてます。よろしければ、そちらもどうぞ。

 

今回の交換したLEDバルブはコチラです。

 









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