ハイエースのブログ記事

ヒッチメンバーDIY取り付け!ハイエース200系 DMDボルトオンヒッチ購入

自転車キャリアのため、ついにハイエースにヒッチメンバーを取り付け!

評判のDMD(宮武開発鉄工)さんのハイエース専用設計のボルトオンヒッチを購入。

サンデーメカでも簡単に取り付けられて大満足です。

 

 

憧れのヒッチメンバー取り付けた!

昨年7月の新車購入からずっと欲しかったヒッチメンバーを、ついに取り付けた。

ハイエース専用設計のため、なんの加工も必要なくボルトオン設計

目的はもちろん自転車趣味のサイクルキャリアのため。もう泥んこのMTBを車内に積みたくない!

普通の背面キャリアよりなんかワイルド感のあるヒッチキャリア。それでいて超便利。

控えめに言って、大満足ですよ。

 

 

取り付け経緯

ハイエースは48Rにとって動く我が家

誰しも家ん中に汚れたもんは上げたくないでしょう。車内積みが自転車にとってベストなのは間違いないが、MTBについた汚れで車の中が砂っぽくなるのはもう耐えられない。

実はヒッチの前に、密かにリアゲートに取り付けるタイプのキャリアを買ってみたのだが、Pivot phoenixははフレーム形状せいで安定して載せられず。。。くっはぁー!(号泣)

このタイプは平行なトップチューブがあるチャリンコじゃないと辛いね。。ショック過ぎて、4か月事実を隠してからツイッターで呟きました(笑)

ま、積めたとしても、重量級のDHチャリンコをトップチューブだけで固定するのはちょっと不安。

オプションパーツでDHチャリンコでも積めないこともないのだが、固定力に不安が残る。。もっとがっちりと積みたいぜよ。

となれば、やっぱヒッチだ!ヒッチヒッチ!!

 

 

ヒッチメンバー選び

今回ヒッチメンバーを取り付けるにあたり、色々調べたんだのだが、自分の中では次の点を重視して、DMDさんのハイエース用C級ヒッチメンバーを購入した。

重視したポイントは次の通り。

 

①価格

やはり予算もあるので、安いにこしたことはない。ただ、自分で取付するので、ちゃんとフォローしてくれたり相談に乗ってもらえるところにしたい。

なので、激安品でよくあるメーカー不明やヤフオク業者はパス。だって、どこにメールや電話問い合わせしたらいいかわからないでしょ?

一方、DMDさんはいろんなヒッチを扱っている業者様だし、購入前のメールでの問い合わせも返信が早く、安心して買うことができた。

価格も激安品よりは高いが、それでも38009円と買いやすい価格帯

値段を抑えた分、電気配線は別売りだが、サイクルキャリアならとりあえずはイランでしょう。

 

②ボルトオン取り付け

これはサンデーメカがDIYで取り付けるには重要な項目だ。

車体フレームを加工した時点で、現在の査定制度では事故車と同じ扱いになる(フレーム修復歴あり)ので、基本無加工で取り付けたい

また、一部のヒッチで、荷室のメクラ蓋を外して作業するタイプがある。48R号は床張りしているので、このタイプもNGだ。

さらに、うちのハイエースはバックソナーがついてるが、バンパー内の配線やセンサーにも干渉しないものが良い。

 

つまり、「フレーム無加工」「荷室から作業なく、車体外部だけで取り付け可能」「バックソナー配線に干渉なし」のボルトオン取り付けを重視した。

 

 

選択の結果

②の項目は48Rのような素人が自分で取り付けるために必須よね。その上で①の安くてしっかりしたメーカーとなるとDMDさん一択となった。

 

余談だけど、DMDさんの説明書は決して親切ではなく、車いじりに慣れてないとちょっと苦戦するかもしれない。ブログ後半に取り付け編があるので、それも参考にしていただければと。

 

今回は注文から発送まで3週間以上かかった。けっこう繁盛しているのね。

 

 

 

ヒッチメンバーの選択は強度に注意

ヒッチにはC級やらE級やら強度のランクがある。

今回購入したものは垂直荷重75kg、牽引750kgのC級品と呼ばれるもの。

2台積のサイクルキャリアの重量は22kgなので、残りの積載力は53kg。チャリ二台なら余裕のよっちゃん。

キャンピングトレーラーなど牽引したい場合はもっと強度のあるE級品を選ぼう。

 

ちなみに、DMDの中の人曰く、積載オーバーすると、フレームが歪むらしい。ついついキャリアに腰かけたり、上に乗ったりしないように気をつけよ。

 

 

ヒッチメンバーDIY取り付け

取り付けは例によってセルフなのだが、当然自宅にはリフトがないので、車の下周りの作業はかなり大変!

リフトがあれば30分程度の作業だけど、2時間半もかかったしまった。車の下に潜っての作業はレンチを振るのも大変だし無理な体勢で疲れるし、車体からは錆やら砂が降ってくるし。。。。おっさんは関節の可動範囲が狭く無理な体勢が取れないので、しんどい作業だった。

降ってくる錆や砂も目に入って辛いので、セルフで付けるならなるべく新車の時がベター。もしくは最低でも、取り付け前に洗車機の下回り洗浄にツッコミんでなるべく下回りの汚れを落とそう。

 

んでは、取り付け編へ。

届いたヒッチを眺める

けっこう重い。ハイエースの不足するリア荷重の足しになるかしら?!

これが車体とメンバーを固定するボルト。

素人でも簡単に取り付けらえるキモとなる加工が施されている。

車体のフレームの穴を利用してヒッチの固定をするのだが、フレーム内に簡単にボルトを通せるよう針金のガイドがついている。この針金をフレームの穴に通して引っ張るとするするとボルトがフレーム内に収まりナットを外から締めることができる。

また、針金を通した状態でもナットを締めれるように、先端はテーパー加工されている。

 

フレーム内に通したボルトが供回りしないようにプレートもついており、なかなかのアイディア商品!

さらには親切に針金先端が刺さらないように曲げてある気配りも。

ここまでやってくれてるから、素人でもDIY作業ができるのよね

ありがたいこってす。

どんな製品でも、こういう作り手の工夫が見える部分って、ものづくりの醍醐味だと思うし、大好きです。

 

 

取り付け方法

①車体にボルト取り付け

前述の針金ガイド付きのボルトから作業する。


(↑車体の左側。左が車体後部方向)

上でも書いたが、フレームに空いている穴を利用する設計。赤丸の一番大きな穴からさきほどの針金付きボルトを通していく。


(↑写真左が車体後部方向)

針金ガイドでびっくりするくらい簡単にセット完了。

同様に車体右側にもボルトをセット。


こちらはマフラーがあるので、その後の作業が大変。

 

②ヒッチメンバー固定用の板の取り付け

そしてヒッチメンバーを固定するための板をさっきのボルトに通し、ナットを締める。


(↑車体左側。さっきの画像とは逆で写真右が車体後部方向)

この段階ではまだ仮締め。また、念のため、針金ガイドは本締めまで残しておく。

マフラー側は作業するクリアランスが狭いので少し大変だ。


(↑写真右が車体後部方向)

画像左のボルトはマフラーがあるのでラチェットは使えず。。。スパナで頑張った。

 

 

③リアバンパーカバーの一部取り外し

ヒッチメンバーはバンパーカバー内に収まるので、バンパーカバーの固定を一部外さなければならない。

バンパーカバーの下部は上の画像のようなステー4ヶ所で固定されている。

 

まず、ステーとバンパーカバーを4ヶ所全て外して、さらに内側の2ヶ所はステー本体も外す。

内側のステーを外すのはレンチの振り角少なく、スパナ裏表作戦で30度ずつ回します。

外側二つのステーは、ヒッチメンバーを固定する際の仮置きのために残しておいたほうが作業が楽。

 

バンパーカバーをずらさないとヒッチメンバーを取り付けられないので、バンパーカバーの左右の固定も外す。

さらに、ステップ部でもバンパーカバーは固定されているので、そこも外します。


ロック部周辺のネジを外す。

 

さらにステップ部にカバーに隠れたネジが日本。マイナスドライバーでカバーをめくってここもネジを外す。

ここまで外すと、リアバンパーカバーを車体後方側へズラしてヒッチメンバーを取り付けるスペースが確保できる。

 

 

④ヒッチメンバー本体の取り付け

いよいよ本体の取り付け。肉厚の鉄板でけっこう重いので、車両のリフトアップなしの作業は辛い部分。


塗装は結構厚塗りでサビには強そうだ。

前述③のバンパーカバーを車体後方へズラしていれば、十分な隙間を確保でき、ヒッチメンバーを取り付け位置まで持っていける。重いが一人なら頑張って作業するしかない!


リアバンパーカバー内にヒッチメンバー本体を納めて、左右の板に固定する。

 


板とヒッチメンバーを仮固定出来たらヒッチ側から本締め作業!無事車体にヒッチメンバーが固定されました。

 

あとはバンパーカバーを元に戻して全ての作業が完了。

48Rはトレーラーは使わないので、面倒な電気配線はなし。

これにて完成!

 

余談

あ、そうそう、ヒッチの四角部は、日本製は50mm角になっているんだけど
サイクルキャリアは正確には2インチ(50.8mm)角でキャリア側のほうがわずかに大きい。

サイクルキャリアの代理店によると、50mm角の日本製ヒッチに入らず、削る必要がある場合もあるそう。

今回DMDさんに事前に問い合わせたところDMDさんは2インチ角のキャリアは問題ないとの返答で安心して購入できた。

 

 

牽引用にレシーバーシャックル

サイクルキャリを使わないときは、牽引用にレシーバーシャックルを装着している。

いざという時のため。

 

実は以前リアから牽引されたことがあるのだが、フロント側の牽引フックは車載工具入れに入っているが、リア側はワイヤーをかける所がなにもない。結果、バンパー越しに直接フレームにワイヤーをかけたので、バンパーがべっこり行ってしまった経験があるのだ(涙)

↑このときは湿地にはまりました。。。

 

ワイルドグース製を使ってます。

 

 

まとめ

配線なしのヒッチの取り付けだけなら、根気と簡単な工具さえあれば誰でもできる作業だ。

DMDさんのヒッチの場合、ボルトオン無加工で取り付けできるので、自分でメンドウな加工をする必要もないし、特殊工具も必要ない。説明書はあまり親切ではないのが玉に瑕だが、このブログの取り付け記事が参考になると幸いです。

ヒッチがあると、いろいろなキャリアやトレーラーが使用できるので、積載の幅が広がります!

これで、念願のヒッチサイクルキャリアをつける準備は完了!!

 

どんなサイクルキャリアを購入したかは別記事で書いてます。

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ヒッチキャリア便利すぎて最高です!

 

他にも「ハイエース」タグで色々書いてます。よろしければそちらもどうぞ。

 

 

 









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