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SUUNTO 電池交換方法まとめ 〜電池交換時は防水性の低下に注意〜

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愛用のSUUNTO COREの電池が切れたので、いつものように自分で電池を交換した。

SUUNTOの売りのひとつとして、自分で電池交換が可能なんだけど、説明書には「電池交換後の防水性能は自己責任で」みたいな文言が書かれていて、セルフ電池交換が売りなんだか、推奨していないのか、メーカーのスタンスがよくわからない(笑

ま、自分はもう数回は自分で交換しているけど、今の所お風呂でも外さなくても大丈夫なくらいの防水性能は保っている。

今回、自分の交換方法、気をつけているポイントをまとめてみた。

 

 

SUUNTO CORE 電池交換方法

バッテリー交換キットの用意。

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CORE以外にも、各モデルに対応したバッテリーキットが売られている。

 

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裏蓋、裏蓋を開ける工具、電池の三点セット

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裏蓋にはゴムパッキン(Oリング)付き。

ゴムパッキンは劣化するので、電池交換2回に1回くらいの割合で交換している。

実はゴムパッキンが欲しいがためにバッテリーキットを購入しているようなもの。バッテリーキットは1500円もするんだけど、本当に必要なのはゴムパッキンと電池くらい。電池は普通のCR2032なので、100均に行くと100円で2個買える。なので、ゴムパッキンだけ300円くらいで売ってくれると割安で助かるんだけど。裏蓋も毎回新品にする必要もないし、専用工具なくとも500円玉で十分だし。。

 

 

裏蓋を開ける

バッテリーキットについている専用工具で開ける。別にこの工具じゃなく、500円玉でも代用できるよ。

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電池交換とゴムパッキン(Oリング)を取り外してクリーニング

電池は簡単に外れるので、電極方向に気をつけて交換する。

 

掃除のため、ゴムパッキンを外す。

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ゴムパッキンを外して、パッキンがはまっていた溝のクリーニング。自分は爪楊枝で隙間のホコリを掻き出してしる。けっこうホコリ溜まるのよね。

このパッキンが防水性のキモなので、極力ホコリは排除するのがポイント。

あと、カメラレンズ用のティッシュで全体を拭いてます。IMG_6397

 

シリコングリス塗布

取説には書いてないんだけど、自分のオートバイ整備の経験から、ゴムパッキンにはシリコングリスを使ったほうが絶対に良いと思う。つか、ゴムパッキンにグリスは基本でしょ。DSC03781 DSC03782オートバイ整備の余り物。なかなか減らないので、多分10年ものくらい(笑)

使用用途にはしっかりとOリングと書いてある。

 

グリスを新品のゴムパッキンに塗ってから、ほこりがつかないよう慎重に時計に取り付ける。

 

SUUNTOの防水性はこのゴムパッキンが時計本体と裏蓋に挟まることによって効果を発揮する。

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よって、裏蓋のゴムパッキンが当たるフランジ部にもシリコングリスを塗り塗りと。ここをしっかりとパッキンとシリコングリスでシールしていれば、基本お風呂につけても問題ない。

 

逆の手順で組み付け

電池を交換すれば、裏蓋を時計本体に取り付けて作業終了。

裏蓋は斜めになったまま力まかせに締めるとネジ山がバカになるので、ちゃんと時計に対して平行に蓋が締まっているのか、チェックしながら作業してね。

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これにて完成。

またよろしく。

 

 

まとめ

とくに難しい作業はないんだけど、部品が細かいし、ほこりがゴムパッキンに挟まると防水性能が低下するので、とにかく丁寧に作業するのがポイント。

簡単作業なので、一度やれば次からは楽勝でしょう。









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