寒冷地仕様は必要?ハイエース200系寒冷、非寒冷の両方所有した感想まとめ

投稿日:2016年2月28日 更新日:

ブログの検索ワードを調べると、意外と多いのが『ハイエース 寒冷地仕様』ってワード。

自分のブログではたいして寒冷地仕様について詳しい情報は書いてなかったんだけど、実はワタクシメ、最初の200系1型ハイエースは非寒冷地仕様2KD スーパーGL(中古車なので選べなかった)、2代目の200系4型ハイエースは寒冷地仕様1KD スーパーGLを購入しているので、その違いについては身をもって経験しているところ。

とくに自分は雪山用途だし、1型非寒冷地ハイエースでは、最北は旭岳(日本で一番寒いスキー場)、マイナス-20度の旭川での車中泊まで経験しているので、非寒冷地仕様車としては、一般ユーザーの限界まで攻めているといっても過言ではない。

今回、自分の経験をもとに、寒冷地仕様と非寒冷地仕様の違いや必要性についてまとめてみた。

 

ハイエース購入計画のご参考に!

IMG_1465

 

寒冷地仕様ってどこが違うの?

まずは違いから見てみよう。

トヨタ公式WEBサイトにまとめ表がある。

スクリーンショット 2016-02-25 22.15.48

 

見易いように抜き出すと、概略はこんな感じ。
1.ボディの塗装が2コートになり、塗膜の光沢、耐久性が向上。
2.防塵処理をしており、車室内に砂や埃などが入るのを防止。
3.冷却水(LLC)の濃度が50%(通常は30%)。
4.マニュアルアイドルアップあり。
5.フューエルヒーターあり。
6.リアスライドドアモールディングあり。
7.ステップ&ステップカバーが違う。
8.リアフォグを選べる。
9.ヒーターミラーを選べる。
10.PTCヒーターあり。
11.リアヒーターあり。
12.バテリ容量アップ(ディーゼル車は2個に増量?)。 
13.オルタネーター容量アップ。
14.スターター容量アップ。
15.スノーモードあり。

けっこう色々と違うのね!その数15項目
現在は寒冷地仕様のオーナーである自分でも全部は把握してなかった。ブログ書くと、色々と調べるので勉強になるなぁ。

これだけの内容で、寒冷地仕様のお値段は3万円程度コスパ高過ぎでしょう。

 

では、上から順番にやっつけますか!

 

 

 

1.ボディの塗装が2コートになり、塗膜の光沢、耐久性が向上。

これは融雪剤に対する防錆狙い。

雪国白馬村に住んでいる友人の軽ワンボックスは塗装しているのに錆びているから、普通の塗装では融雪剤による錆は防ぎきれないのね。

但し、スーパーGLはもともと2コート塗装なので、寒冷地仕様にしても変更なし(どうせなら、3コートにしてほしいぜよ)

 

 

2.防塵処理

どこがどう変わっているのか、ちゃんと比べたことがないのでわからないけど、べちゃ雪を巻き上げると、アスファルトに浮いている砂も巻き上げるので、防塵処理されているに越したことないよね。

 

 

3.冷却水(LLC)濃度が30%から50%に

LLC濃度と凍結温度について調べると、下表の通り。

スクリーンショット 2016-02-25 22.32.39

自分は-20℃まで非寒冷地仕様で攻めたけど、冷却水凍り始めてたのね。ガクブル。

 

ちなみに、オートバイレースやってたころは、レギュレーションで冷却水にLLCは禁止だったので水道水を入れていた。水道水は錆びるので走行後に抜くのが基本なんだけど、水道水抜き忘れると、冷却水が凍って堆積増えて、最悪エンジンが割れる!

普通自動車でも、やっぱ冷却水凍って堆積増えるとエンジンやラジエータにはストレス与えてるんだろうね。
(即座に壊れるわけじゃないとは思うけど)

 

 

4.マニュアルアイドルアップ

後述のPTCスイッチをONすると、アイドリング回転数が上がる。早く暖機するためや、ヒーターの始動性を高めるためやね。

自分は今の寒冷地仕様ハイエースでもほとんど使ってない。なくても困らないし、ボタンを押すのが面倒臭い(笑)

 

 

5.フューエルヒーター

燃料ポンプにヒーターが付く。ディーゼルエンジンのみの設定(ガソリンは凍らないので)。

 

ちなみに、軽油は売られている地域によって凍結温度が違うので、寒冷地に行く場合は現地で軽油入れたほうが良い。凍らなければ、フューエルヒータの必要性もないわけで。

ま、長野程度なら非寒冷地仕様の2KD乗ってて、基本東京の軽油でも一度も困ったことはないけどね(絶対保証するものではないので、自己責任だけどー)

 

軽油の凍結について

 

 

6.リアドアアウトサイドモールディング

スライドドアの外側にダサい黒モールがつく。

最初、白いハイエースとマッチしないから外そうかと思ったけど、実はコレ効果絶大ぃ!!!IMG_1465

前の非寒冷地ハイエースではスライドドアが凍って開かないことがしばしばあったのだが、寒冷地仕様のハイエースではそんなことは全くない!

スライドドアが凍ると、もはや女子供の力では開けられず、おっさんが体重かけて力入れてやっと開くレベル。ドアノブ壊れるわい!

これはあったほうが絶対良い

 

 

7.ステップ&ステップカバー

スライドドアのステップ部にカバーが付きます(鉄板剥き出しのDXのみ)
スーパーGLは樹脂製のステップがついているので、変更なし。

 

 

8.リアフォグランプをオプションで選択可能

寒冷地仕様を選ぶと、メーカーオプションで設定できる。
お値段忘れました。ご存知の方いらっしゃいましたら、コメント欄からコッソリ教えてください。

自分は特に必要性を感じなかったので未選択。

やっつけ仕事的にネットで拾った画像貼っとくね。
p1

ペタっと。こんな感じだそーで。

 

**2016/11/23追記**

ブログ読者様からコメントいただきましたが、追加オプションにしなくても、リアフォグが付いてくる場合があるそうです。

48Rは付いてなかったので、運なのかな。

 

 

9.ヒーターミラーをオプションで選択可能

寒冷地仕様を選ぶと、メーカーオプションで設定できる。
お値段5000円くらい。

自分は寒冷地仕様のハイエースでもつけていない。
あるにこしたことはないんだろうけど、前の非寒冷地仕様のハイエースの経験から、走行中にはミラーに雪がつくことはないし、駐車中の付いた雪はどうせ車の雪下ろしでスノーブラシで車の雪下ろしをするので、同時にミラーの雪もとってしまうから。

というわけで、5000円節約を選択。特に不便なし。

 

**2016/11/23追記**

ブログ読者様からコメントいただきましたが、追加オプションにしなくても、ヒーターミラーが付いてくる場合があるそうです。

48Rも付いていた!

今まで、ヒーターミラーがないものと思って、出発前にミラーの雪を落としてました。

来季はヒーターミラーの性能をテストしてみます。

 

 

10.フロントヒーターにPTC(電熱器)

エンジンが冷えてても、電気の力を借りて温風がでる。
雪山2シーズン目だけど、まだ一回しか使ってない。寒くても、着込んで対応(笑)なくてもよいかなぁ。
当然電熱器だからバッテリー食うけど、寒冷地仕様はバッテリーが強力だ(後述)

 

 

11.リアヒーター

サイドトリムにヒーターが付きます。
但し、スーパーGLにはもともとリアヒーターが標準装備。
結構活躍します。とくにリア荷室のベッド下に温風を送り込むので、スノーボード用品やブーツの乾燥に大活躍。

スーパーGL以外は寒冷地仕様にしてリアヒーターつけましょ

 

 

12.バッテリーがパワーアップ

ガソリン車はバッテリー容量アップ(55D23R(48AH)→80D26R(55AH))
ディーゼルはバッテリーが1個から2個に。(85D26R(55AH)→85D26R(55AH)x2個)
寒いとバッテリー電圧下がるので、バッテリーをパワーアップして対策。特に寒冷地仕様はセルモーターの出力が上がっているのでバッテリーを食う。

とはいえ、非寒冷地仕様のハイエース(2KD)でも、-20℃程度ならバッテリー電圧に困ったことはない。

ちなみに、ハイエースのバッテリーは助手席下が標準なんだけど、ディーゼル寒冷地仕様なら運転席下に2個目のバッテリーが乗ります。非寒冷地仕様ならそのスペースが空いているので、サブバッテリー搭載に最適スペース!

余談だけど、バッテリーはディーラーで純正を買うより、楽天なんかで高性能バッテリーを買ったほうがコスパは良い。最近はバッテリー引き取りサービスもあるので、処理も簡単。
ま、えてしてバッテリーは出先でお亡くなりになることが多いので、えてしてガソリンスタンドで高いバッテリーを買うことになりがちなんだけど(自分はこのパターン。。)

パナソニックのCAOSが長持ちでオススメ。

 

 

13.オルタネーターが100Aから130Aに

いわゆる発電機の発電力がアップ。
但し、スーパーGLとガソリンエンジンはもともと130kwなので変更なし。

逆にDXのディーゼルだけ非寒冷地仕様だと100Aのオルタネーターなんだけど、なんで??
ディーゼルエンジンにはプラグがないから?だれか知ってたらコメント欄で教えて下さい!

 

 

14.スターター(セルモーター)のパワーアップ

寒いとエンジンの始動性が悪くなるので、パワーアップしたセルモーターとダブルバッテリーでゴリゴリセルを回す。
ディーゼルエンジンのほうがセルの出力が高いのは、エンジンの圧縮比が高いので、よりクランク回すのにトルクが必要だから。

とはいえ、非寒冷地仕様のハイエース(2KD)でも、-20℃程度なら始動に困ったことはない。

 

 

15.スノーモード

ガソリンエンジンのAT車のみの設定。2速発進できる。

p1
前のエンジン比較の記事でも書いたんだけど、ガソリンエンジンはやたら1速のギア比が低いので、スタートでグンっと飛び出すようにスタートするので、当然雪道では発進でスリップしやすい。その対策かと。
ワゴン、コミューターのガソリンエンジンには設定ないのは、リアシートなんやらで十分にリア荷重がかかるからと深読み(DXの空荷はリア荷重足りず、雨でも滑る!)

 

 

 

で、結局寒冷地仕様は必要?

自分の経験だと、非寒冷地の2KDハイエースで一番困ったのはスライドドアの凍結くらい。エンジンの始動性や冷却水凍結で困ったこともないし、雪国だからって、何がなんでも必要な装備ではないです。特に雪国だけど、それほど気温が下がらない地域ではなおさら必要性が下がるでしょう。(北海道内陸とか高山に住んでるとかは別にして)

とはいえ、お値段30000円程度のアップでこの変更点の多さですよ。あればうれしい装備ばかりだし、コストパフォーマンスはめちゃくちゃ高いオプションと言い切れます!寒冷地に行かなくても、これだけ豪華ならつけたほうが良いくらい。後から寒冷地仕様に変更はできません。

ということで、寒冷地仕様は中古でハイエース買うならこだわる必要なし(北海道除く)、新車で買うならコスパ高いので寒冷地仕様!

 

これでキマリです。

 

 

 

他にも「ハイエース」タグで色々と記事書いてます。よろしければ、そちらもどうぞ。

 

 

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