次期ハイエースについて、いろいろウワサバナシが溢れてきているので、主なものをまとめてみた。
100系、200系は商用車だけでなく、遊びの車のベースとしても、とても素晴らしい車だったので、次期ハイエースもウワサを調べるにつれて非常にワクテカが高まる筆者48Rです(笑)
Contents
ウワサ①発売時期
2019年発売というのが有力。
以前、日刊自動車新聞(自動車ニュースばかりの業界紙)に2018年発売と記事になっていたが、最終的には一年ほど後倒しになって2019年発売になるようだ。
ハイエース100系は15年、200系も2019年で15年目を迎えるので、2019年はフルモデルチェンジとしては良いタイミングだろう。
ウワサ②セミボンネット化
トヨタ公式発表済みで、確実にセミボンネットタイプのボディになる。
下は現行200系画像。オーソドックスなザ・キャブオーバーボデー。
300系はこんな感じになると言われている。
セミボンネット化の目的は安全性の向上
現在のハイエースが採用しているキャブオーバー(ボンネットがなく、エンジンが運転席下にある構造)では、衝突安全性に限界がある。乗員や被害に会う歩行者の安全性を高めるため、セミボンネット化によるクラッシャブルゾーンの拡大は不可欠だ。
また、昨今安全性が重要なセールスポイントにもなってきている。「キャブオーバー=棺桶」のようなイメージ先行もあるので、セミキャブにしてイメージの刷新もしたいのだろう。
セミボンネット化の弊害として室内空間は狭くなる
安全性は向上するものの、今のハイエースは4ナンバー枠ギリギリのボディ設計なので、セミボンネット分、室内長は短くなることになる。
遊びのベースとしてハイエースを選択しているユーザーのほとんどは広大な室内空間に魅力を感じての購入だろう。
また、商用車としても荷室の広さは重要なポイントだ。
いくら安全性のためとはいえ、室内空間を犠牲にするには賛成できないユーザーは多いと思われる(商用ユースは切実に困る)。
どうする?トヨタさん。
セミボンネット化で運転しにくくなる
セミボンネット化で、フロントの見切りも悪くなる。
200系ハイエースは運転しにくいと思われがちだが、運転席が車体前方にあるおかげで前方の見切りがすこぶる良い。
200系は駐車の際ギリギリまで前方は寄れるのだが、セミボンネット化で見切りは悪くなりそうだ。
ま、これも時代の流れ、安全でない車は売ることができないので、やむなしか。
快適性はセミボンネット化で確実に向上するだろう。
200系ハイエースの欠点であった運転席下にあるエンジンからの熱で尻が厚いのはセミボンネット化になって改善されるし(夏は地味に辛い)、エンジンが運転席から遠くなるので静かにもなるだろう。
アルファードと同じようなボディ形式になるので、ミニバン並みに静かで快適になるかもしれない。これは期待!
300系発売後も、200系は併売される
300系でセミボンネット化の弊害としての室内空間縮小の対策として、現行の200系ハイエースは併売される説が有力だ。
安全性、快適性を重視するなら300系を選べば良いし、荷室の広さにこだわるなら200系を選べば良い。
200系ハイエースは2017年秋の5型へのマイナーチェンジで、最新の安全装備やGDクリーンディーゼルエンジンが搭載され、まだまだ数年は戦える車になっている。
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ウワサ③エンジンはGDクリーンディーゼル
ランクルプラドや200系ハイエース5型から採用されてるGDエンジンになると思われる。
・5型ハイエースの1GDディーゼルエンジン
2.8L 最大馬力:151ps/3400rmp最大トルク:30.6kgf・m/1000~3400rpm
・ランクルプラドのGDディーゼルエンジン
2.8L最大馬力:177ps/3400rmp最大トルク:45.9kgf・m/1600-2600rpm
設計が新しいだけあって、4型までに搭載されていた1KDディーゼルエンジンに比べクリーンな上、圧出力も高い(ハイエースにはデチューンされているが)。
このエンジンが搭載されるだろう。
200系ハイエースのエンジンに関しては、1GD以外は全て乗ったことあるので別記事にまとめている。
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ハイエース200系 エンジン比較まとめ 〜ディーゼル、ガソリン(1KD 2KD 1TR 2TR)について〜
ハイエースの全てのエンジンに乗ったことのある48Rの勝手にインプレッション。 *2017/12/14更新。1GDが出たので、「全てのエンジン」ではなくなってしまいました。1GD乗ったらインプレ追加しま ...
ウワサ④ハイブリッドはなし
トヨタはディーゼルとハイブリッドを同じ車種でラインナップしないと公言している。
ディーゼルエンジン元々燃費が良いため、ガソリン+ハイブリッドにしてもハイブリッドエンジン価格に対して十分な付加価値が見いだせないからだ(ヨーロッパのカーメーカーはハイブリッドではなく、クリーンディーゼルに注力している。ディーゼル弱点の排ガス問題がクリアされると、エネルギー効率の高いディーゼル機関の燃費は優秀なのだ)。
だが、ここはいっその事、ディーゼルエンジン+ハイブリッドというのはどうでしょう?トヨタさん。
ハイエースでカタログ燃費25km/l とかインパクトあると思うよ。
すでにルマンではアウディがそのシステムの有効性を証明しているし(レーシングカーは走る実験室だ)、もたもたしてるとマツダあたりが量産でハイブリッドディーゼルやっちゃうよー
画像はディーゼルターボハイブリッドのAudi R18
ウワサ⑤自動ブレーキ
日産NV350キャラバンに自動ブレーキのオプション設定があるので、トヨタも間違いなく採用するだろう。
ちなみに、NV350の自動ブレーキのオプション価格は91800円。
決して安くはないが、ひとたび衝突事故を起こせば9万以上のお金は軽々と吹っ飛んでいくし、間もなく任意保険にも自動ブレーキ割引が採用されるので(何%割引になるかは自動ブレーキの有効性の検証を待たねばならない。ちなみにエアバッグは10%、ABSは5%が割引相場)、決して高いオプションではない。
願わくば、標準装備となってほしい。
**2018/02/04更新**
ハイエース5型から自動ブレーキがついたので、300系に自動ブレーキが搭載されるのは確実。
ウワサ⑥レーダークルーズコントロール
採用の可能性は五分五分といったところ。
ただ、200系ハイエースに後付けクルコンを装着している48Rとしては、是非とも採用して欲しい!
クルコン、超便利なのだが、一定速度型のクルコンだと登りで前車に追いついてしまうのです。。ほら、アクセル制御だけで一定速度走行難しいでしょ。ほとんどの車はクルコン使ってないわけで。。
レーダー付きクルコンで長距離も楽々ドライブ。
ちなみに、2016/10/1現在の搭載車種は下記の通り。
**2018/02/04更新**
一気に安全装備が充実した5型ハイエースでもレーダークルーズコントロールは採用されなかった。
しかし、トヨタ的にはラインナップに拡大中の装備なので、300系には是非とも採用してもらいたい!
ウワサ⑦ワゴングレードにディーゼルエンジン
GDエンジンになって静寂性が上がると思われるので、もしかして採用なるかも。
お世話になっているディーラーによると、ワゴンのディーゼルエンジンはけっこう要望が多いらしい。現行の1TRエンジンはトルクがなく非力なので、10人乗ると坂登らない。
ウワサ⑧スーパーロングにディーゼルエンジン
って、そもそも300系にスパロン設定はあるのでしょうか?
ワゴンと同じくスーパーロングも現行ではガソリンエンジンの設定しかない。
200系1型のみ存在したスーパーロングのディーゼルが、いまだに中古市場で人気なので、300系ではスパロンディーゼルもありえるか。
**2018/02/04更新**
5型ハイエースからスーパーロングにもディーゼルエンジンが採用された。300系でも同様のエンジンの選択肢があることを期待。
まとめ
いま現在の主なウワサ話はざっとこんなところ。
また新着情報あったら更新します。
ちなみに、私は300系2型あたりで買い換える予定でございますです。
ハイエースへの買い替えを検討しているなら、愛車の売却方法はお決まりですか?
高く売却したいなら、一括査定サイトの利用がオススメです。
ブログ筆者48Rの場合、ディーラーより40万円も高い査定額でした。
ディーラーの査定だけだと、損しているかもしれませんよ。
注:春は車が良く売れる時期なので、車買取価格も上昇傾向です。