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車内でMacBook Proを充電!シガーライターソケットにUSB-Cカーチャージャーが超便利!

最近はUSB-C充電の機器が多いよね?

筆者48Rの場合でも、MacBook ProにGoPro、モバイルルーター、モバイルバッテリーと様々な機器でUSB-Cを使っている。

車移動が多い48Rにとって、それらの機器を車内で充電できるとどんなに便利か。

今回は、急速充電にも対応したシガーライターソケット対応のUSB-Cカーチャージャーをご紹介する。

コンパクトなUSB-Cチャージャーながら、MacBook Proを使用しながらでも充電できるパワフルな充電機だ。

また、USB-Cは急速充電にも対応したUSB-PDという規格があり、モバイルバッテリーなども従来のUSB端子(USB-A)より早く充電できるので、非常に重宝している。

車移動が多いなら、是非とも持ちたいアイテム。

 

 

MacBook Proを充電できるUSB PD2.0(USB-C)とは

数年前から機種ごとのACアダプターや専用充電機は姿を消し、USB充電が主流になってきた。

あなたはこの理由をご存知だろうか?

 

簡単に説明すると、こうである(細かい話は書き出すとキリがないくらい規格がややこしいのだが)。

 

基本的に電子機器は家庭用コンセントからの交流100Vは使えないので、家庭用コンセントから機器にあった電圧に調節してやらなければならない。このために存在するのがACアダプタである。

しかしやっかいなことにACアダプタは使い回しが考慮されておらず、携帯電話やデジカメ、パソコン、電化製品で汎用性がない場合がほとんどで、機器ごとに異なるACアダプターを使っていた。出かける際、ポータブル機器のACアダプタを忘れた!となると、どれなけ悲惨か。現在のUSB充電のようにコンビニで充電器が手に入れることができないので、致命的なことになっていた(いまでも48Rは出張用PCのACアダプタを忘れて何度も致命傷を負っている。こんなときUSB-C充電ならば。。。)。

ところが2007年からUSBで充電可能な「USB BC(Battery Charging Specification)」という規格が誕生し、カメラやスマホなどのポータブル機器はUSB充電が主流になってきた。しかし「USB BC」は7.5W(5V1.5A)までしか対応していないので、数十Wを消費するノートPCや大きな機器を動かすことはできなかった。

そこでついに誕生したのがUSB PD(Power Delivery)で、対応電力はなんと100Wまで引き上げられた。ノートPCやモニターなども余裕のよっちゃんだ。

これにUSB-Cコネクタを組み合わせてUSB PD 2.0(最新は3.0)としたものが現在では普及が進んでおり、MacBook Proの充電もこれに準じている(ちなみにUSB PD2.0とUSB2.0は別物、ややこしい!)。

USB PDはMacBook ProなどのノートPCをUSB充電出来るだけでなく、対応したスマホ、モバイルバッテリー、デジカメも急速充電可能な便利規格。

 

一行にまとめると、これからはUSB PD対応のUSB-C端子が車にあると、大電力で充電できたり急速充電できたり、非常に便利になるということだ。

 

なお、「USB-C = USB PD 」ではないため、USB-PDに対応していないUSB-Cケーブルもあるので、購入時は注意されたし。

ややこしいのでざっくり分類すると

ポイント

充電規格がUSB PD ◯.◯(USB PD2.0やUSB PD3.0)

通信速度がUSB ◯.◯(USB 2.0やUSB 3.1)

コネクタ形状がUSB-CやUSB-A、microUSB

という感じだ。

 

 

開封の儀

例のごとく、アマゾンから購入。

USB-Cだけでなく、通常のUSB端子(USB-A)も装備。

 

本体は非常にコンパクト、重量も27g。これで27Wのパワーがある。

 

保証書とマニュアル付き。

保証期間はなんと24 ヶ月だ。

 

製品仕様

入力: DC 12-24V
USB-C 出力(Power Delivery 2.0搭載): DC 5V 3A、9V 3A
USB-A 出力(AiPower): DC 5V 2.4A
総電力: 39W
寸法: 2.5x1.3x2.5mm
重量: 27g

 

 

 

コンパクトながら十分な充電性能

純正のUSB-Cアダプタに比べ超コンパクトなUSB-Cカーチャージャー。このサイズでちゃんと充電できるのか不安だったが、全く問題なく充電できた!

この商品は27Wなので、純正のUSB-C電源アダプタの61Wには全然及ばない出力なのだが、27Wもあれば使用しながらでも充電できることがわかった。多少充電スピードは遅いが、とくには困らない。

また、そもそも車でMacBook Proを使用するときは、運転中のパソコン作業ができない間に充電すれば良いので、充電スピードが純正より遅いことは全然問題にならなかった。

パソコンを閉じて充電ケーブルを繋いで助手席に放置しておけば、2時間程度で30%→100%まで充電できたのだ。

アイドリングして充電しながらMacBook Proで作業なんて、燃料がもったいないし、環境にも悪いからね。。。充電は運転中に済ませましょう。

 

 

まとめ

車内でMacBook Proの充電ができるのは、車移動や車中泊が多い48Rにとって超便利!

以前はシガーライター → インバーター → 純正USB-C電源アダプタというような、12Vのカーバッテリーからインパータで100V交流にしてからまた純正USB-C電源アダプタで直流電圧に戻すというような阿呆らしい無駄があったのだが(エネルギーロスもある)、シガーライターソケットにさせるUSB-Cカーチャージャーでめちゃくちゃスッキリさせることができた。

車でMacBookを持ち歩く人は、大活躍間違いなしのアイテムだ。

しかも、これからは充電の利便性の高いUSB-C(USB PD)機器がますます増えて行くはずで、ますます重宝することになるだろう。

 

 









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