先日、電動工具を使うため、車のシガーライターソケットからカーインバーター経由でジグソーを使っていたら、突然給電がストップ。
突然の故障でかなり焦ったが、車にヒューズボックスに設置されている予備ヒューズと入れ替えるだけで、簡単に復旧することができた。
今回はヒューズ系トラブルのため、ヒューズ配置図もブログ記事中に載せておく。
シガーライターソケットの故障原因
完全なオーバーアンペア。
カーインバータを使ってジグソーを動かしていたのだが、MAX150Wのインバータで450Wのジグソーを使ってました。
ジグソーもフルパワーで使うわけではないし、ちょっとパワーがないだけで使えるでしょ!と安易な考えで使っていたのだが、速攻でヒューズ飛びました(チーン)
まずはヒューズを疑え
電気トラブルならまずはヒューズ点検が定石。
一番簡単な、インバーター本体のヒューズは無事、となると、次は車のヒューズだ。
ハイエースのヒューズは次の4か所にある。
ほかの電気系トラブルにも参考になるように、ヒューズ配置図も載せておく。
ヒューズボックスの蓋は爪で止まっているだけなので、全て工具なしで外すことができる。
①助手席足元
助手席の足元の前方にある。
ヒューズカバーを外すとこんな感じだ。
ヒューズカバー内側にヒューズ配置図。ここにスペアヒューズが三つある。
②グローブボックスの裏(助手席足元から上を見るとある)
①のヒューズボックスから上あたり、グローブボックスの裏にある。下向きにあるので、グローブボックスを外す必要はなく、助手席足元からグローブボックス裏側辺りを見上げるとすぐに見つかる(けっこう辛い体勢だが)。
上の画像のようなヒューズボックスカバーがあるのですぐにわかると思う。
カバーを外す。
配置図。
シガライターソケットの「CIG」があった!
③エンジンルーム、バッテリ付近
助手席足元とセンターコンソール付近のカーペットをめくると、ヒンジがあり、その固定を外すと助手席が大きく後ろに倒れてエンジンルームにアクセスできる。
エンジンルームご開帳。
③のヒューズボックスは上の画像の赤丸部分、バッテリー前方にある。
ヒューズ配置図はこちら。
ヒューズを脱着する工具もカバーの裏側にある。
④エンジンルーム、エンジン前方
エンジンの前辺り、少々見辛いが、少し深い位置にある。
ヒューズ配置図
ハイエースのヒューズは以上の4箇所。
ヒューズの取り出し方
ラジオペンチか、③のヒューズボックスに入っているヒューズ取り出し工具を使う。
今回はシガーライターソケットのトラブルなので、②のヒューズボックスから「CIG」を取り出す。
結構硬いので、勢いよくすっぽ抜けないように、注意しよう。
CIGヒューズの点検、交換
案の定、シガーライターソケットのヒューズ切れ。
左が切れたヒューズ。
車にはたいていスペアヒューズが入っている。
①のヒューズボックスにCIGと同じ15Aのスペアヒューズが入っているので、これで応急処置(画像右のヒューズ)。
スペアヒューズをCIGに挿入して、あとは逆の手順でカバーを戻すだけ。カバーを被せて押せば、自動的にツメでロックされる。
慣れている人ならば、10分程度の作業だ。
ちなみに、今回切れたヒューズは低背と呼ばれる形式。
ヒューズ購入するときは、注意。
ヒューズ交換修理まとめ
今回の敗因は150Wのインバータに、450Wのジグソーを使用してました。
ま、どうせフルパワー作業はしないしね、という安易な考え。。アホですアホです(アホすぎて2回言いました)。
カーインバーター側のヒューズはシガライターと同じく15A。
こっちが先に切れてくれたほうが良かったのだが、、
また、今回車のスペアヒューズを使ってしまったので、アマゾンですぐに予備ヒューズを注文した(予備がないのは心配だし)。
皆さまもシガーライターソケットの電力使い過ぎには注意!
他にも「ハイエース」タグで色々と記事書いてます。よろしければ、そちらもどうぞ。