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【簡単DIY】ジムニーの下回り錆補修と防錆アンダーコート施工【JB23JB64JB74ジムニーメンテナンス】

もう8年選手の我が9型JB23ジムニー。

冬は塩カルまみれの長野県白馬村に置いているので、例に漏れず下回りのサビが進行してきてしまった。。

ジムニーは錆に弱く、古い車両は錆でフレームが崩壊しているなんていうのは恐ろしいけどよく聞く話。

自分のジムニーもフレームが朽ちて乗れなくなる前に、錆が軽度なうちに錆落としとアンダーコートを入れて錆対策することにした。

板金補修がいらない軽度の錆補修なら、素人DIY錆補修でもお茶の子さいさい。錆が酷くなる前の早めの錆補修をオススメします。

 

また、この記事はJB23で施工してますが、所有しているJB74ジムニーも同様に防錆塗装しています。

 

 

現状のJB23ジムニーの錆の状態

下回りを覗き込んでびっくりぽん。結構錆が進行している我がJB23ジムニー。

おおう、錆びて塗装が浮いている。。。

 

塗装が浮いているので、手で簡単にめくれるよ。。

 

塗装の下の錆から落とさないとダメなので、とりあえず手で剥がせる塗装は剥がしていく、

ボロボロ。スズキ車の下回り塗装は弱いなぁ。

 

こんな錆が車体の下回りの至る所に。。

 

ただ、錆びているのはラダーフレームから伸びるサブフレーム的な部分のみ。幸いなことに、ラダーフレームのメインメンバーやクロスメンバーは錆びていなかったので、強度的には全然衰えてなさそうだ(ほっ)。

また、JB23ジムニー錆びやすい車載工具スペースの底面も無事で胸を撫で下ろした。

ここの底が朽ちて穴が空いている古いJB23も多い。

 

ジムニーの錆補修の方法方

今回程度の軽い錆ならば、比較的簡単に補修可能。

 

必要工具

・ワイヤーブラシ

・電動ドリル

・錆転換剤

・塩害ガード(アンダーコート) x 5本

・マスカー

 

ワイヤーブラシは電動と手ブラシ両方あると、電動が入らない部分もカバーできて良い。

 

錆転換スプレーも必要。錆の上に塗装しても、塗装の下で錆が進行してしまう。

ワイヤーブラシで落とし切らない錆は転換剤で錆の進行を止める。

1本あれば十分。

 

仕上げのアンダーコートは塩害ガードを使用。

よく使われるクレのシャーシコートより塗膜が強く、防錆塗装で評判の良いノックスドールのように半乾きではなく、塩害ガードはパリッと乾いてくれる。特にフレーム周りは足回りのカスタムで触れる場所なので、ノックスドールのようなベタつく塗料は使いたくないのだ。

今回はホイールハウス x 4ヶ所とラダーフレームを塗装して5本弱の使用でした。

 

 

手順①錆落とし

ワイヤーブラシを使って、錆をできるだけ落としていく。

 

どうせアンダーコートいれるので、塗装ごと錆を削り取っていく。塗装の下に錆が残っていると、上からアンダーコートを入れても内部で錆が進行してしまうので、できるだけ錆は削り取ろう。

 

↓削る前

 

↓ワイヤーブラシ後

 

他の場所も同様に仕上げていく。

あ、塗装前にラダーフレームに刻印されているフレームNo.のマスキングもお忘れなく。塗装してフレームNo.が見えなくなると、後々面倒なので。。

 

手順②錆転換剤

錆転換剤のレバノスプレーを吹いていく。

 

スプレー剤が錆と反応すると黒紫の有機鉄錯化合物になり、錆の進行を止めるケミカルだ。

また、その表面は特殊エポキシ樹脂により保護され、アンダーコートのプライマー(下塗り)にもなる(塗料の乗りが良く、次の塩害ガードをそのまま吹ける)

 

 

手順③防錆アンダーコート

錆を取って、残った錆も転換剤を吹きかけたら、もう錆びさせないためにアンダーコートで塗装していく。

今回はラダーフレームとホイールハウス内も塗ることにした。

まずはマスカーでマスキング。

 

続いて塩害ガードを吹いていく。

 

一気に吹くと塗料が垂れてくるので、薄く何度も塗っていく。

厚くならないよう、スプレーは距離を離して素早く左右に動かすのがコツ。

また、ラダーフレームとボディの隙間など、塗りにくいところから吹いていく。塗りにくいところはスプレーの距離も近くなって、塗料が厚くなってしまいがちだからだ。

 

飛石でも塗料が剥げないよう、4度塗りほどした。

 

フロントの側の養生はブレーキホースがあるのでちょっと面倒。

48Rは純正コイルにJB74の流用ショックなので、コイルとショックは養生せず、そのまま塩害ガードを吹いた。

もしビルシュタインダンパーなどつけていて、塗料をかけたくない場合は、ちょっと養生が面倒です。

 

フレームも、マフラーやミッションにかからないように段ボールなどで遮蔽してアンダーコートを塗っていく。

(ラダーフレームは作業直後の写真を撮り忘れたので、スノーシーズン突入してから撮影。これだけ雪をかぶっても、しっかり防錆塗装をしているので安心だ)

 

 

 

ホイールハウス x 4ヶ所 と ラダーフレームを塗装して、塩害ガード5本弱の使用でした。

 

やって良かったジムニーの錆補修!

冬は半分白馬村民で雪道の塩カル浴びまくりなので、錆が軽度なうちに錆落としとアンダーコート塗装することで、これかも安心して乗ることができる。

錆が酷くなって鉄板が朽ち果てると鉄板を切り張りする板金修理が必要になり、費用も高額になる。錆が軽度なうちなら作業も簡単なので、錆落としでアンダーコート塗装をオススメします。

わりと簡単な作業だったので、JB74もまだ2年しか乗ってないけど、錆びる前に防錆アンダーコート塗装入れとこうかな(どうせスズキ車はすぐ錆びるので)。

 

他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。

 

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