以前にもJB64/JB74向けの車中泊マットレスのレビュー記事は書いているのだが、その時は車中泊用インフレーターマットやキャンプ用マット中心で記事を書かせて頂いた。
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JB64/JB74ジムニーの車中泊マットレビュー【インフレーターマットvsエアマットvsウレタンマット】
こんにちは、JB74ジムニーシエラで車中泊しまくりの48riderです。 今回は色々と買い集めた車中泊用マットの使用感についてレビューをする。単品のレビュー記事はあっても、実際にジムニー車中泊で比較し ...
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当時は主にエアマット系で寝泊まりしていたのだが、だんだんインフレーターマットを膨らましたり空気抜いて畳んだりが面倒くさくなってきたので、最近はより楽をしようと膨らます必要のない座椅子ベッドやコンパクトな6つ折りマットレスをテストしている。
今回はこれらのマットレスでも5,6回は車中泊してみて大体メリットデメリットは把握できたので、レビュー記事を書いてみた。
※※2024/11/04更新※※
K.Craftさんから販売されているJB64/JB74専用設計マットレスも試してみた。
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K.Craft JB64/JB74ジムニー専用設計車中泊マットレビュー【快適車中泊】
これまで色々な車中泊マットレスを試してきたのだが、今回は良いと評判のジムニー専用設計の車中泊マットに手を出してみた。 さすが専用設計だけあってジムニーの室内にピッタリ。硬めのマットレスは変に身体の一部 ...
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寝心地や収納性のバランス良く、おすすめできるマットでした。
今回テストしたマットレス
コンパクト畳める6つ折りマットレス(左)とベッドになる座椅子(右)を購入してみた。
座椅子は座面を開いて広くすることも可能。
座椅子をベッドにするとこんな感じ。
厚みは座椅子ベッドのほうが上。公称で6つ折りマットレスが厚さ5cm、座椅子マットは厚さ8cmである。
マットレスとしての硬さとしては、6つ折りマットレスは柔らかめ、座椅子ベッドは腰のある硬さである。
座椅子ベッドのメリットは、車中泊しない時は家で座椅子として使えることだが、座椅子が不要であれば場所とって邪魔でしかたない。
6つ折りマットレスは畳むと超コンパクト。
ちなみに、座椅子は最初届いた時は上画像の状態だったんだけど、一度背もたれを立てたら2度とこの状態に畳めなくなってしまった(同じ座椅子ベッド使ってて、背もたれのたたみ方知っている人がいたら教えてください→背もたれ畳むのは無理なようです。)
あ、そうそう、座椅子ベッドにはクッションがおまけでついてきた。
今までジムニー車中泊では着替え詰めた袋を枕にしてたので、何気に嬉しいです。
ジムニー車中泊寝心地レビュー
さてさて、実際に車中泊での使い勝手や寝心地についてレビューする。
6つ折りマットレスレビュー
6つ折りマットレスの収納性
コンパクトに畳めるというのが6つ折りマットレスのメリット。荷室に置くとこんな感じである。
コンパクトなので、荷室でもあまり場所を取らない。
後部座席を片側使用使用することも可能だ(子供二人連れてお出かけすることもあるので、これは助かっている)。
6つ折りマットレスの寝心地
ジムニーに設置するとこんな感じ。
幅が50cmと狭めなので、ジムニーのフルフラットモードでも難なくマットレスを設置することができる。
マットレスは薄くて(と言っても5cmはある)柔らかめで沈み込みを大きく若干の底つき感を感じるが、まあ許容範囲。寝心地良いとは思わないが、2泊程度ならそれほど苦も無く寝ることができた。
そりゃ普通のベッドや敷き布団、もしくは車中泊用の厚めのエアマットに比べたら寝心地劣って疲れが取れにくい気もするけど、全然寝られないような硬さではないし、せんべい布団に比べたら全然フカフカです。
6つ折りなので助手席の座面のところでは折れ曲がってフラットではないが、まあ足乗せるだけの部分なので気になる程ではない。
寝心地はそこそこキープしつつ、コンパクトな収納性とマットレスを広げるだけという設置の簡単さで、総じて優秀ではないでしょうか。
座椅子ベッドレビュー
座椅子の収納性
めちゃくちゃ場所とります。
座椅子の背もたれが畳めないので、後方視界を考えると背もたれを側面に向けるこの置き方しかできないし、重さもあるので積み下ろしもそこそこ大変である。
また、座椅子を積んでいると後部座席は使えなくなってしまうので、完全二人乗りという割り切りが必要だ(良い子のみんなは座椅子に人乗せないように)。
※※2024/10/27更新※※
背もたれが畳めないことや重いことを不満に思っている人が多いようで、背もたれが畳める新仕様が発売されました。
今買うならコッチかな。
座椅子ベッドの寝心地
荷室に乗せた時点では邪魔でうんざりモードだったが、ベッドにしてみると印象はガラリと変わった。
設置はベッドが大きいのと座椅子を広げるのがちょっと大変だが、インフレーターマットに比べたら全然楽で早い(6つ折りマットレスには負けるが)
ベッドは8cm厚で適度な硬さもあり、過度に体が沈み込まず体重を分散してくれて、本当に寝心地が良い!
朝まで快眠。
車中泊しないときはめちゃくちゃ邪魔で積み下ろしも大変でうんざりもするのだが、寝てみるとそんな苦労も吹っ飛ぶ快適さ。多少の苦労はあっても、持ち運ぶ価値はあると思っている。
車内でゴロゴロしたり、動画見ながら酒飲んだりする時もフカフカなマットのおかげで居心地が良い。
座椅子の大きささえ我慢できれば、寝心地はエアマット含めても一番良い!
エママット系のレビュー
以前投稿したコチラの記事参照
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JB64/JB74ジムニーの車中泊マットレビュー【インフレーターマットvsエアマットvsウレタンマット】
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エアマット系は寝心地の割にコンパクトに畳めるのが最大のメリットだが、寝床のセッティングが面倒なのよね。
ジムニー車中泊マットまとめ
各マットの特性をまとめると下表のような感じ。
寝心地 | 収納性 | セットしやすさ | |
座椅子ベッド | ◎ | X | ○ |
6つ折りマットレス | △ | ◎ | ◎ |
インフレーターマット | ○ | ◎ | △ |
K.Craftジムニー専用マット | ○ | ◎ | ◎ |
全てにおいて万能なマットはないので、自分が何を重視するかハッキリした上でマットを選ぶのが良い。
48Rの場合はもう年で若い頃のような元気はないので、夜はしっかり寝ないとHPが回復しない。ということで、色々マットレスは持っているが、睡眠の質重視で座椅子ベッドがメインになってきている。やはりしっかり寝ないと次の日の疲れやすかったり動きが鈍かったりするのよね、若い頃は5時間睡眠でも元気だったのに(ため息)
また、ここに書いてある意外にも、コンパクトな6つ折りマットレスを2つ使って寝心地のデメリットを補ったりの応用技もありだと思う。
狭いジムニーでも快適な車中泊ができると宿の制約がなくなるので、行動範囲が広くなります(車で飲みに行って、コインパーキングで寝たりとかもできるし)
ジムニーで車中泊しようと考えている人、快適に寝たいと思っている人の参考になれば幸いです。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。