前日練習では全く手応えのないまま決勝当日。
ドライのレースならそこそこイケる感触はあったものの
レース当日は天気予報通りの悲しい雨。
レース当日の練習走行だけど、攻略法がわからないので誰かの後をストーキングする作戦に。
ちょうど同じクラスの早いライダーがスタート台にいたので、3秒後くらいにスタートしてラインを盗みます(笑)
前半のマッドではない通常ウェット区間はそんなに差がないことを確認。
さらに、中盤移行のスーパーマッドセクションでは、新たな発見も。
いままではできるだけバイクに乗って走ってて転びまくってたんだけど
前の人の走りを見たところ、難しいセクションでは、もう両足出してペダルを漕がずにストライダーのごとく進んでいる。
ちょっとかっこ悪いけど、コケたあとのリカバリーの時間を考えると、両足出してコケないように進んだほうがはるかに早い!
自転車レースなんで、なんか乗って進まないと、みたいな意識があったけど
ようはいち早くゴールをくぐれば良いので、なんでもありなのね。
(あとで見たエリートのレースでは下りで担いでる人までいた(笑))
というわけで、それ移行の練習では真似してみたところ、周りと比べてもそれほど遅くなく
ちょっと自信を取り戻して練習終了。
ちょっと落ち着いてきた。
午後になって自分の決勝レース。
全日本の前座扱いのチャレンジクラスなので、午後一のスタート。
ランキング順のスタートなんだけど、前回レースの結果がよかったから、前半1/3あたりでのスタート。
まわりは早そうな人なので、緊張する。。。
相変わらず雨は朝から降り続いている。
いざ。
前半のマッドではないセクションはまずまずで通過。
そしていよいよ中盤移行のマッドセクションへ。
ってか、午前の最後にエリートの予選があったんだけど
練習走行とは比べものにならないくらい轍が深くなっている。
これはヤバいって思った瞬間、変な角度でフロントタイヤが轍にハマってしまい
見事な前転転倒を決めてしまった。。。
そしてバイクより下に体は投げ出される。
再スタートしようにも、ぬかるみが酷くてバイクまで上がれない!!
3分近く要してやっとバイクのところまで上がって再スタートはできたけど、もう順位は期待できない。
もう集中力も切れて転がりながらの下山レース。
午前中につかんだコツもへったくれもなく、全然攻めてないのにコケまくる始末。ひどい。
ボロボロになってゴール。
はぁ、順位も完走した中では下から数人、めっちゃ凹む。。。
敗因はいっぱいあるけど、色々と経験できて勉強にはなったレースだった。
特に、劣悪なコンディションではいかに落ち着いて状況を把握するか、それに応じてライン取りやグリップ限界の見極めを判断するかが重量だと感じた。
結果は残らなかったが、貴重な経験が身体に刻みこまれたはず。
今シーズン残りのレースも頑張ります。
セッティングメモ
タイヤ
前:ダーティダン 後:ダーティーダン
空気圧 前2.0 後2,0
フォーク:2014 Float 40 Factory
エアボリューム最大の一個手前
エア圧55psi
リバウンド 5戻し
ハイスピードコンプ 2戻し
ロースピードコンプ 4戻し
リアサス:2013 FOX DHX RC4
スプリング 350 プリ1mm
リバウンド 5戻し
ハイスピードコンプ 6戻し
ロースピードコンプ 3戻し
ボトムアウト 150psi 半回転
遅すぎて、セッティングもへったくれもない。