ジムニーって長距離運転疲れませんか?
48Rの場合、疲れの原因は肘の置き場がないことによる肩こり。とくに長距離ドライブでは肘掛けがないことによる肩への疲労が大きく、肘掛け取り付け以前は身体が悲鳴を上げていた。
JB23ジムニーの時もこの解決策としてアームレストを後付けしたらすこぶる快適になったので、JB74でも購入してすぐに取り付けている。
今回はロングドライブ派、肩こり持ちには非常にオススメな、ジムニー用アームレストのインプレ記事です。
JB64/JB74ジムニーには肘の置き場がない
ご覧の通り、ジムニーのシートには肘掛けがついていない。
これがけっこう不満なのですよ。
こちらエスクードのコックピット。
まあ、これはジムニーより格上の車だし普通車規格の車だから、ジムニーについていないのは諦めがつく。
だが、同じ軽自動車のスペーシアにもアームレスト(それも小物入れ付きで使いやすそう)がついているのに、ジムニーに肘掛けがないのは許せん。
せめてオプションでも良かったので、このタイプの肘掛けが欲しかった。。。
肘掛けがあると、肩の負担を減らせる
長距離ドライブって肩こりするよね。
運転中、下の画像のように腕の重さを肩と手で負担しているので、長時間この体勢を続けると、肩に疲労が溜まってしまう。
一方で肘掛けひとつあるだけで、肘掛けが腕の重さをほとんど支えてくれるので、肩の負担は非常に小さくなる。
30分以下のドライブならあまり気になる差ではないかもしれないが、長時間になるとこの違いが大きい。
48Rは白馬に滑りに行く時は東京から白馬まで3時間半ノンストップで運転することもあるし、スノーボードの帰りはただでさえ疲れているのに、さらに車の運転で疲れることになる。
快適グッズで少しでも運転の疲労を軽減したいのだ。
購入した肘掛けアームレスター2
ジムニー用の肘掛けは星の数ほど売られているが、価格帯は様々で3千円代から1万5千円程度まで様々。
JB23の時は8千円程度のものを買ってそこそこ満足していたのだが、ここはブロガーとしてJB74には1万5千円もする最高ランクのアームレストを購入してみた。
こちら届いた肘掛け「アームレスター2」。
肘掛けに1.5 万円はちょっと大きな出費だが、アマゾンのレビューでも価格以上の満足度の人が多かったので、思い切って買ってみた。
肘掛けの取り付け方
多くのジムニー用のアームレストが純正ドリンクホルダーに差し込む無加工タイプが多い中、これはビス止めだ。
プラスドライバー以外に電動ドリル、できればオートポンチもあると作業が楽だ。
手順①肘掛けの組み立て
まずは台座とアームレストを付属のビスで固定する。
手順②ドリンクホルダー部にビス止め
台座部分をドリンクホルダーに当てて、ポンチ→ドリルで下穴開け→ビスの順番で固定する(左右2箇所ずつ、合計4箇所)
ビス止めには抵抗がある人もいるかもしれないが、結構がっちり固定できるので、48Rは悪くないと思っている。
インプレッション
見た目は落ち着いたブラックで、純正って言われると信じてしまいそうなくらいの質感。安物にありがちなプラスチッキーな感じがなく、とてもジムニーのインテリアにマッチしている。
ちょっと高い買い物だったが、運転中はずっと触れるものなので、満足度の高いものを使うことは気持ちが良いものだ。
肘掛けの上部はスライドし、肘掛けを延長することができる。
肘掛けに肘を乗せながらハンドルを握るなら、このポジション。
また、高さも4段階で調整可能だ。肘掛けを跳ね上げる方向に動かすと、カチカチとノッチ音が鳴る位置で固定できる。一番上まで跳ね上げたらまた最下段まで肘掛けが降りるしくみ)
肘掛け内部は収納になっており、ナビのリモコンや筆記用具、スマートキーの予備電池などが入る。ただ、財布を入れるにはちょっと小さいのが残念。
肘掛け後部には何故か取り外せる小物入れ。取り外せる必要がないので、この小物入れポーチはいらないかな。
取り外して、蓋なしの小物入れとして使った方が使い勝手が良い。
さて、実走。
サイドブレーキはちょっと操作しにくくなる。まあこれは想定内。サイドブレーキは停車の時しか触らないのと、アームレストを避けるようにサイドブレーキレバーを取りにいくことで許容できる範囲。
トランスファーやシフトレバーは全く問題なし。
シフトチェンジする左肘が常にアームレストに乗っている状態で、楽ちん操作。
そして、もちろん長距離ドライブでは肘掛けが大いに助けてくれる。
特に高速道路は左手はハンドル握らず、ずっと肘掛けで休ませているので、ずいぶん肩が楽になった。
最後に不満点もひとつ。
アマゾンの販売ページではここまで肘掛けが持ち上がっているのだが、実際にはこの角度は無理。
今回取り付けたアームレストはこの角度で限界。これ以上アームレストを持ち上げようとすると「パキッ」って割れそうな音がしたので、これ以上は怖くて上げられなかった。
まれに走りながらサイドを引きたい時もあるので、その時は肘掛けが邪魔。
肘が当たらないように、もっと角度を持ち上げたいのだが。。
番外編:ドリンクホルダー差し込みタイプの肘掛けも試してます
実はコレはJB23ジムニーで使っていた肘掛け。最初、JB23を売却予定だったから取り外して使っていた(結局JB23愛着あり過ぎて乗り続けることにし、JB74用にアームレスター2を購入し、これはまたJB23に戻したけど)
アマゾンのページにはJB23だけでなくJB64/JB74にも対応ってなているが、JB64/JB74にそのまま取り付けるとグラグラするので、隙間埋めのスポンジ追加が必要だった。
これもマッチングは悪くない。
こいつはアームレスト内部の小物入れスペースが大きいのが特徴。
アームレスター2の2倍くらいの容積。
また、USBから電源をとると、アームレストからさらに6口のUSBに分岐することができる(配線が煩雑になるのを嫌って、使ったことないけど)。
前部のUSBはインプット1口にアウトプット2口。
後ろはなんとアウトプット4口。さすがに多過ぎでしょ(笑)
ドリンクホルダーまでついていて、後部座席の人に優しいです。
48Rの総評としては、デザイン重視なら前者のアームレスター2、肘掛けに追加して収納スペースもできるだけ大きいものが欲しいなら後者をオススメします。
まとめ
肘掛けひとつで長距離ドライブの疲労からずいぶん助けてくれます。
ちょっとした小物入れとしても活躍するので、ジムニーに取り付けて本当によかった快適グッズ。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。