どうも、色々な板に乗るのが大好きな48Rです。
今回はオガサカスノーボードの試乗会に潜入して気になるモデルを乗ってきたので、自分の感想メモも兼ねてブログをアップする。
比較する人
ブログ筆者48Rが比較テストした。
一応ざっくり足前を書いておくと、スノーボード歴は15年のサンデーボーダー(年間滑走日数20日〜30日くらい)
ホームゲレンデは白馬の八方尾根で、パウダーや地形で遊ぶフリーランがメイン。
カービングは2020年シーズンの2月末から足試しとしてJSBAの検定を受けて、2級→1級→Tech1までトントン拍子で合格。Tech2は3点足りずに不合格。
まあ、Tech1は持っているので、ちょっとカービングはできると言えそうです(ちなみに、ガチカービング勢ではないので、F15 R-12の横乗りダックスタンス、ツインチップで検定やってます)
レギュラースタンスだけど、グーフィーでSAJ1級も取得。
ラントリは180系やリバースターン(ヒール、トゥー両方向)、ビッテリーを組み合わせて楽しんでいるレベル。高回転系は苦手です(今シーズン練習中)。
トリックはヘタッぴなので、今回はカービングよりの目線での評価です。
オガサカスノーボードレビュー
今回はさのさかの試乗会に参加して3機種乗りました。
各機種リフト3本で緩斜面から急斜面まで乗った感想です。
CT-IZ 156
軽くて張りのある板。
ミドルフレックスで板を撓ませやすく、どんなバーンでもカービングしやすい。それほど硬くはないが午後の荒れたバーンでも板がバタつかない安定感もあり。
そして何より「たわみ」と「反発」のバランスが絶妙。ターンの抜けで板が走るし、反発もらってジャンプターンやラントリにも繋げやすい。テールがタメからパンっと弾けるので、オーリーの高さも出しやすい。
ただ、板のウエストが細いので48Rのようなダックスタンスだとドラグしやすい。ワイドモデルが欲しい。
CT-S 158
手に取った瞬間、ズシリとくる重さ。板厚もあって、ボードが硬い!
硬くてパワーのある板なので、さのさかのセンターハウス正面の急斜面でも、不安なくぶっ込んでカービングできる。スピード出してもボコボコ気にならず、なんたる安定感!
板のウエストはCT-IZ同様細いのだが、CT-Sだとドラグしても減速しない不思議な感覚。フォールライン向けてどんどん加速していく。
一方で、硬い板なので緩斜面低速では取り回し悪く、板が回ってこない。スピードレンジがだいぶ高速寄りである。
また、板をしならせるのが大変なので、低速で打つトリックはパワーが必要でめちゃ大変。
ハマれば楽しい板だけど、私レベルだと持て余し気味(でも、板のポテンシャルは凄いよ)。
FC 160W
セミハンマー形状のカービングボード。
カービングボードって硬いイメージだったけど、こいつはCT-Sよりだいぶ柔らかく、CT-IZより気持ち硬いくらいのフレックス。
カービングボードらしく、切り替えからのノーズの捉えが早く、比較的容易に谷周りからバチバチのフルカーブができる。ワイドボードなので、ダックでもドラグせず板も立てやすいし、カービング中の安定もあり。
ノーズ、テールも適度にしなるのでトリック性能も高かった。
カービングで滑る分には素晴らしくて特に弱点はないのだが、やはりコブや壁遊びでは取り回しが悪い(板の用途外)
カービング性能高過ぎて、カービングが下手になりそう(普通のボードでカービングする技術が身につかない)。
オガサカスノーボードレビューまとめ
それぞれ特徴あって、楽しい試乗会でした。
簡潔にまとめると、
オガサカ試乗会まとめ
- メインボードとして乗るならオールマイティなCT-IZ。
- 急斜面でハイスピードカービングならCT-S。
- 中斜面で深回しのフルカーブを楽しむならFC-W
でしょうか。
それぞれ特徴的なボードで非常に楽しかったです(ORCAも乗りたかったけど、時間切れ。さのさかのオガサカ試乗会は毎年やってるので、来年リベンジします)