48Rのハイエース新車注文書を大公開!
今回の記事は、実際の「乗り出し価格」、「総値引額」の公開や、「値引き交渉のポイント」をシェアします。
このブログ、「ハイエース 値引き」、「ハイエース、見積もり」のような購入に関する検索ワードが非常に多い。
皆様方、購入金額や値引き内容はとても気になるようで、検索でやってくる読者様のためちょっとはお役に立てればと、いっちょワタクシメの購入内容を例に、詳しく内容を紹介します(値引き交渉に使われるとアレなので、販売店は伏せさせて頂く)。
注文書内容
まずは注文書をドン(クリックすると、拡大表示。項目別にアルファベットをふっている)。
グレードはS-GL 4WD ディーゼル。
総支払額は
支払合計 A:3,825,809円。
内訳は
車両価格 B:3,685,371円
メーカーオプション C:169,845円(336,960円 - 91,465円 - 75,600円)
ローン金利手数料 D:5,809円
税金 & 自賠責 E:166,990円
納車費用諸々 F:47,774円
そして、気になる合計値引き G1,G2,G3計:-417,065円
総値引額は42万円弱でした。
ハイエースは車両価格が高いので、ナビなどの高額オプションや、エアロパーツ、アルミホイールなどを我慢してオプションを絞ったとはいえ、結構な支払額。ちょっと良い乗用車並みの価格だ(トヨタで言うと、マークXが買える)。
48Rにとっては、一度の出費としては過去最大額。
とはいえ、よく新車契約のハンコをつくときは緊張するとか聞くが、48Rの場合は以前もハイエースに乗っていて選択に間違いがないと120%断言できるので、特に緊張もせずにポンとハンコをつくことができた。
ちなみに、金融庁のヨメ・ハーンには「ハイエースを買う」以外の相談はなし。
グレード、カラー、オプションは全て自分の判断で選択させて頂いた。
400万円に届かんとする支払額だが、注文状態ではナビはおろか、オーディオのヘッドユニットもついていない。。オプション総額でも336,960円も払っているのに。。。(ここら辺は、ハイエースの標準装備のショボさが表れている)
ちなみに、今回取り付けたハイエースのオプションのインプレについては別記事で書いている。
-
つけて良かったオプション、つけなくて良かったオプション ~ハイエース200系おすすめまとめ~
ハイエースの新車購入お役立ち情報。2台目のハイエース購入時に選択したオプションについて、個別に感想をまとめてみました。メーカーオプションは新車購入時にしか選択できないので、選択は慎重に!
これだけ払ったのに、ナビレスでダッシュボードにぽっかり穴が空いた車が納車されたときは、ちょっと吹いてしまった。
ナビレスだと、DINスペースの蓋もない。
値引き額について
さてさて、お次は皆さまが気になる値引き額。
48Rの場合は上にも書いたが、「総値引き額417,065円」。
見積書で言うと、
車両価格で-250,000円(G1)
メーカーオプションで-91,465円(G2)
付属品で-75,600円(G3)
合計で417,065円。
ここで、今回の48Rの値引き交渉のポイント解説する。
ディーラー下取りは安いのでしない。
今回、下取り車なしでのこの値引き額は良いほうだと思う。
下取り車がある場合、ディーラーの営業マンは下取り車をある程度買い叩くことで、値引き分による損失を補てんしている。
実際には下取り車を買い叩くなど、営業マンは拷問されても言わないが、実際48Rの場合はディーラー下取りと買い取り業者では40万円以上差があった。こんだけ差があれば、ディーラーで下取り有り価格だと、実際には80万円くらいは値引きしてもらわないと、自分の支出としては損をしてしまうことになる。
ちなみに、下取りは一括査定サイトを利用した。
最初に高い見積もりを組む
総支払額が大きいほうが、当然値引き額は大きくなるからだ。
特にディーラーオプションは、値引きサービス前提の高い定価設定。
これを逆手にとって、最初は「20万のナビを組むから5万引いて」みたいな感じで値引き額を大きくしてもらう。
そして、その後不要なオプションは省いてしまおう。
序盤の見積もりではディーラーも本気は出しておらず、限界まで値引いていない。よって、オプションを後から省いて総支払額が減っても値引き額を減らされることはない。
本当に必要なオプションはあえて最初の見積もりに入れない
これはどういうことかというと、終盤の価格交渉で「これつけてくれたら決断するよ」という最後の武器のためだ。
実際、48Rは100V電源はつけるつもりだったけど、あえて見積もりにはいれず、最後の最後のお願いで無料で追加することに成功。
最後に+1万円の値引きを引き出すことができた!(1~2万円くらいならこの手段有効だと思う)
ローンを組んだほうが、値引きは有利
ローンを組むと、ローン会社からディーラーにある程度のバックがあるのだろう。
当初、にこにこ現金払いの予定だったが、最後の値引き交渉で、既に値引き額は40万近くかったが、ローンを組むことでさらに2万円引いてもらった。
ローンは金利を最小にするため、最少額、最小支払回数の設定で60万円を3回払い、頭金は320万円というへんてこローン設定。
金利は5,809円なので、実質1.5万円の値引きを最後に引き出せた。
NV350キャラバンとの競合は効果なかった
大大名のトヨタ様、ハイエースに比べ安めのキャラバンの見積もりと競合させてもビクともしない。動かざること山の如し。
ま、こちらもほぼハイエース一択の心づもり。NV350の見積もりは一発飛び道具を撃ってみようくらい作戦。
トヨタ系ディーラー同士の競合
どちらで買うか決めずに何度もトヨタ系のディーラーに複数箇所回るのは時間がもったいない。タイムイズマニー。この作戦は不採用。
まとめ
42万円まで値引きしてもらうのに、価格交渉2回でした。(初回は車検ついでに新車の見積もり作ってもらっただけで、その後2回来店)。
印象としては、トヨタさん強気。キャラバン競合や、下取り車の査定アップなどのお願いはほとんど効果なし。「オプションつけるから」的な、総支払額を上げるような交渉が一番効果的だった(あとでオプションは外してしまうのだが)。
とくに終盤になってくると、1万程度のオプションを、「これをタダでつけてくれたら決めるよ」みたいな感じでジリジリ詰め寄る神経戦。ま、実際に1万円の100Vコンセントはこの作戦で終盤に無料で追加してもらった。最初からつけるつもりだったけど、終盤の交渉用に残しといてラッキー!
値引き自慢するような金額でもないし、あくまで一例として参考にしていただけると幸いです。
また、ハイエース新車購入で気になる「維持費」は、の記事でまとめてます。
-
【ハイエース維持費まとめ】結局どれが安いの?4ナンバー1ナンバー3ナンバー【税金保険まとめ】
ハイエースの購入で悩むのが、「購入後の維持費」である。 税金が安い4・1ナンバーか、毎年車検の必要がない3ナンバー、結局どちらがどのくらい安いのだろうか? その疑問を解決するため、48Rは2014年の ...
ガソリン、ディーゼル、4ナンバー、1ナンバー、3ナンバーなど、種類ごとに維持費を詳しく分析しています。
また、ハイエースの購入前に知っておきたい衝突安全性についてはこちらの記事から。
-
ハイエースの衝突安全性について徹底的に調べてわかったこと
ボディ形状から「1BOXカー = 走る棺桶」と思ってませんか? 筆者48Rもハイエースを運転しててよく思うのが、「こんなボンネットのない車に乗ってて、事故ったとき衝突安全性は大丈夫か?」ということ。 ...
新車を買う上で気になるのがダークプライム特別仕様車。
オプションや特別な内外装がついて来るのだが、どれくらいお得なのか、こちらの記事でまとめている。
-
特別仕様のダークプライム2(DARK PRIME2)はお得なのか?オプション設定から考察してみた結果とは
ハイエースの新車購入を検討する際、特別仕様車ダークプライム2もご検討でしょうか? 実はダークプライム2はメーカーが設定している特別仕様車なので、スーパーGLから価格アップはするものの、内容を考えると非 ...
続きを見る
他にも「ハイエース」タグで色々と記事書いてます。よろしければ、そちらもどうぞ。
ハイエースへの買い替えを検討しているなら、愛車の売却方法はお決まりですか?
高く売却したいなら、「30秒の簡単入力」で「無料査定」の一括査定サイトの利用がオススメです。
ブログ筆者48Rの場合、トヨタディーラーより40万円も高い査定額でした。
ディーラーの査定だけだと、絶対損します。