マイJB74ジムニーは白黒モノトーン調のルックスを目指しているので、オレンジレンズの純正ウインカーをスモークレンズのLEDタイプに交換した。
スモークレンズで見た目は引き締まるのはもちろんのこと、LEDのオレンジ発色がとても綺麗なのとデイライト付きということで、とても気に入っている。
オレンジレンズのウインカーをスモークレンズに変更するだけで、エクステリアの印象はかなり変わりますね。
購入動機はスモークレンズ
マイジムニーは白黒のモノトーン調に色を統一したいので、メッキパーツや色が入ったパーツで変更できるものは極力変更するようにしている。
そしてフロントマスクで気になるのはオレンジのウインカーレンズ。
悪くはないのだが、自分のコンセプトからは外れるので、スモークタイプのウインカーに交換した。
さきに取り付け後の画像をお見せするとこんな感じ。
スモークレンズは渋くてかっこいい!
ちなみに、クリアレンズバージョンも売られている。
お好みでどうぞ。
LEDウインカーは発光もかっこいい
JB74ジムニーの純正ウインカーは電球タイプだが、今回はLED球となる。
LEDの発光は電球のぼんやりした点滅と異なり、ON-OFFのメリハリが効いた発光となり、夜間の視認性が良い(動画を撮ってみた)。
ちょっと爆光気味だが、視認性が良い方が安全性も高いのでオッケーとする(笑)
また、スモール連動でデイライトとして光らせることも可能。
ルックスだけでなく、発光も良い感じでお気に入りだ。
ウインカーLED化にはハイフラキャンセラー(抵抗)が必要
まずはLEDウインカー化の基礎知識から。
ポジションランプやバックランプのように、バルブ交換だけでは済まないので、ちょっとややこしい。
ちなみに、今回購入したLEDウインカーにはハイフラキャンセラー同梱でした。
よく聞くハイフラッシャー(ハイフラ)とは?
通常より早くチカチカとウインカーが光っている状態で、ウインカーの電球が切れた時に起こる現象だ。
なぜ起こるかというと、ウインカーの電球が切れたことをドライバーにいち早く伝えるため。
ウインカーが切れるとドライバー間の意思疎通ができず、重大事故にも繋がりかねない。ドライバーがウインカーの球切れに気がつけるよう、点滅速度が早くなる仕組みになったいるのだ。
LED化すると起こるハイフラ現象
電球切れ以外にも、ウインカーをLEDにしたときにもハイフラは起こる。
理由は、LEDは消費電力が非常に少ないので、電気回路的には白熱球より抵抗値が高く、電流が流れにくい。つまり、車のバッテリーからすると電球が切れた状態に限りなく近いのだ。
ちなみに、こちら48Rのハイエースで、単純にウインカーバルブだけを交換しただけの状態。
見事なハイフラ発光。
ハイフラは整備不良。車検は通らないし、整備不良でおまわりさんにキップも切られるので、絶対にこの状態で走るのはやめましょう。
ハイフラ対策として、抵抗を入れて消費電力を合わせて解決
ハイフラ対策として、抵抗をLEDと並列に接続して、消費電力を元の状態にを合わせて解決する方法が一般的だ。
よくハイフラキャンセラーやワーニングキャンセラーとして売られているのは、抵抗と配線がセットになったものである。
原理は小学生で習うオームの法則を知って入れば理解は簡単。
LEDバルブとハイフラキャンセラーの抵抗を並列にすることで、消費電力は元の電球同等になっているのだ。
ただ、48Rは抵抗を入れてのLEDバルブの使用は邪道だと思っている。
LEDは白熱球に対して消費電力が1/30というのがウリなのに、わざわざ抵抗を入れて発熱させて電力を消費しているからだ。ああ、なんというエネルギーの無駄使い。。
(とはいえ、ハイフラキャンセラーを使うしかないのだが。とほほ)
LEDウインカーの取り付け方法
ウインカーセットにはハイフラキャンセラーや割り込み用のエレクトロタップ(純正配線に割り込んで配線する)など全て同梱されていたので、一気に作業ができた。
作業時間:30分
作業難易度:★★☆☆☆
必要工具
- 2番プラスドライバー
- クリップリムーバー
- プライヤー
手順①フロントグリルの取り外し
フロントグリルの取り外しはこちらの記事を参照ください。
-
5分で外せるJB64/74ジムニーのフロントグリル外し方解説
JB64/74ジムニーにおいて、グリル交換はもちろんのこと、ヘッドライトやウインカー交換、ホーン交換でたびたび登場するグリルの脱着を解説する。 フロントグリルの取り外し方 作業時間:5分 ...
続きを見る
手順②純正ウインカーの取り外し
純正ウインカーはプラスネジ2本を外せば取り外せる。
取り外した純正ウインカーとLEDウインカーを並べてみた。
手順③LEDウインカーの取り付け
純正ウインカーからソケット部を取り外し、電球を引っこ抜いてLED電極を接続する。
このLEDバルブには極性があるので、組み付ける前に動作テスト。
これをサボって組み付けると、最後に泣くかもよ。
グリルにプラスネジで組み付ける。
手順④ハイフラキャンセラーのとりつけ
ハイフラキャンセラーをウインカーの配線カプラー手前に取り付ける。
純正状態ではコルゲートチューブで保護されているので、少しカットして配線しやすいように。
付属のエレクトロタップでウインカー配線にキャンセラーと取り付ける。
キャンセラーは熱を持つので、樹脂パーツに触れないよう金属部分に固定する。
コルゲートチューブをカットしたところは、ブチルゴムテープで防水処理。
デイライト機能を使わないなら、あとは逆手順で組み付けて完了。
デイライトを使用するなら、手順⑤へ。
手順⑤デイライト配線
デイライトはスモールライトと連動するように、スモールライトのプラス線に割り込み接続する。
ただ、マニュアル通りエレクトロタップで取り付けると、グリルを外したくてもデイライト線がつながった状態になってしまうので、途中にギボシ端子を追加。これでグリルを外すときは簡単に配線を外せるようになる。
まずは車体左側から作業。
ヘッドライト裏に刺さっているカプラーの「赤色」の配線にエレクトロタップを接続する。
この状態だと、LEDウインカーと配線が繋がってしまうので、グリルを外しても配線が外れない!
というわけで、ギボシ端子を追加。
ここを外せばグリルを取り外すことをできる。
お次は車体右側。こちらは「紫」の配線に接続する。
あとのギボシ端子の接続は、車体左側と同様の作業だ。
あとは逆の手順で組み付けて完成。
JB64/JB74ジムニーLEDウインカー化まとめ
ウインカーのレンズの色ひとつで大きく変わる車の印象。
自己満足といえば自己満足なのだが、車を自分好みに仕上げていく作業はとても楽しい。
また、LED化で視認性の良さ向上やデイライト付きなど、機能的でも満足できる製品でした!
スモークレンズ
クリアレンズバージョンはこちら
その他、テールランプやサイドマーカー、フォグランプ、ハイマウントストップランプなど、光りものもLED化すると見た目が締まってカッコよくなります。
-
JB64/JB74ジムニーのサイドマーカーLED化【工藤自動車スモークLEDサイドウインカー】LEDバルブテストもあり
JB74ジムニーのサイドマーカーを工藤自動車さんのスモークタイプに変更した。 48Rのジムニーは白黒系モノトーンなエクステリアを目指しているので、浮いたオレンジのサイドマーカーは納車された瞬間から交換 ...
続きを見る
-
JB74ジムニーのLEDテールランプ化 〜エムブロ流れるウインカー シーケンシャルウインカー〜
今回、リアビューのドレスアップでテールランプをLED化した。 選んだのはJB23ジムニーの頃から人気のあるエムブロさんのフルLEDテールランプ。 フルLEDかつ流れるウインカーも組み込まれており、見た ...
続きを見る
-
純正スイッチで色切替!JB64/JB74ジムニーLEDフォグランプ化 〜IPF LEDデュアルカラーフォグランプバルブ Fシリーズ〜
ジムニーの純正フォグランプは暗いのでLEDの明るいモノを探していたのだが、IPFから発売されている純正フォグランプスイッチで色切替できるデュアルカラーバルブが面白そうなので、さっそくポチってみた。 取 ...
続きを見る
-
JB64/JB74ジムニーのハイマウントストップランプのスモークLED化
JB74ジムニーのエクステリアはモノトーン調に揃えたいということで色々といじってきたが(ウインカーやサイドマーカー、メッキパーツのカーボン化)、今回は最後に残っていたハイマウントストップランプをスモー ...
続きを見る
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。