JB74ジムニーシエラ ジムニー

JB74ジムニーシエラのスパークプラグ交換方法まとめ

JB74ジムニーシエラのスパークプラグ交換方法のご紹介です。

JB74のプラグ交換は簡単なメンテナンスなので、プラグソケットさえあればDIY初心者でも簡単にトライできる内容です。

スパークプラグは消耗品で、摩耗するとエンジン回転が不安定になり馬力や燃費に影響するので、定期的に交換しましょう。

また、今回は性能アップを求めてNGKのプレミアムRXプラグに交換しました。

 

 

JB74ジムニーシエラの適合プラグ

純正プラグとその寿命

純正で装着されているのは、DENSOのイリジウムプラグ品番:ZXU20PR11だ。

これは長寿命タイプのイリジウムプラグで、DENSOの公式サイトで寿命10万kmと謳っている高性能プラグ(ケチなスズキなのに、最初から良いモノがついている)。

 

但し、同じ品番のプラグは量販店には流通してないので、アフターパーツで購入するとするとVXU20が適合となる(これも寿命10万kmの高性能プラグ)。

 

もちろん純正プラグもスズキディーラーやモノタロウで注文もできるが(純正部品品番:09482-00602)、価格も1,800円(税別)とVXU20より高価なので、あまり純正品にこだわる必要もないと思う。

 

 

高性能なNGK プレミアムRXプラグ

今回は走行距離2万キロ程度で交換の必要はないのだが、加速や燃費がよくなるというNGKの高性能プラグ「プレミアムRXプラグ」に交換する。

詳しい解説は公式サイトを見てもらうとして、ざっくり説明すると着火性や燃焼効率の良さを追求したプラグで馬力や燃費を向上させ、さらに新素材の採用で寿命12万キロの超高性能プラグなのだ。

NGKプレミアムRXの公式サイト

 

 

 

JB74ジムニーシエラのプラグ交換方法

20~30分程度の簡単作業です。

とはいえ、エンジンの重要部品なので、プラグを落としたり(電極のギャップが狂います)、エンジン燃焼室にゴミを落とさないよう、慎重に作業しましょう。

 

必要工具

・ラチェットハンドル

・エクステンションバー

・プラグソケット

コーケンのトップブランドZEALのプラグソケットはよくあるマグネット式ではなく、クリップ固定式。

工具箱の中で磁力で余計なゴミを拾わないので、すっかり気に入ってしまった。

 

 

手順①ダイレクトイグニッションコイルを外す

まずはボンネットを開ける。

余談だが、ボンネットダンパーを取り付けるとボンネットを半自動開閉できるし、つっかえ棒も不要なので、非常に便利。

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ボンネットを開けるとシリンダーヘッドに見えるのがダイレクトイグニッション。

イグナイターを固定している10mmのボルトを外す。

 

手前3つのダイレクトイグニッションは上に引っ張るだけで簡単に外れる。

 

一番奥のダイレクトイグニッションはコードが短くそのままでは抜くことができない。

ダイレクトイグニッションに刺さっているカプラーを抜いて取り外す。

 

 

 

手順②プラグの取り外し

エンジン燃焼室にゴミを落とさないため、念の為エアダスターで埃を飛ばす(ガレージとコンプレッサーが欲しいところだが)。

 

プラグソケットをしっかりと差し込んで、純正プラグを取り外す。

こういうときはラチェットハンドルより、T型ハンドルを弾いてくるくる〜と回すと作業が早い。

 

取り外した純正プラグ。

 

純正プラグとプレミアムRXプラグを比較してみた。

プレミアムRXプラグの飛び出した外側電極は、みるからに着火性が良さそう。

 

プラグを外したついでに、ピストンヘッドの確認。

2万キロ弱だが、それなりにデポジットが体積しているようなので、後日フューエルワンをドーピングしといた。

JB23ジムニーでも使っているけど、結構効果あるのよね。

 

 

手順③新しいプラグの取り付け

JB74ジムニーシエラのプラグサイズ(ネジ径12mm)の締め付けトルクは15Nm~20Nmだ。

但し、新品時に限り、トルクレンチがなくても、手で締め付けてから1/2回転の増し締めでも適正締め付けトルクになる。

(ガスケットが潰れてない新品時限定。一度締め付けるとガスケットが潰れて、適正回転角が変わります。プラグ再使用時はトルクレンチ推奨)

 

新品プラグをプラグソケットにしっかりと挿入する。

 

手で回るところまで締め付ける。

 

仕上げに1/2回転。

 

プラグを4気筒分取り付けて、逆手順でダイレクトイグニッションコイルを組み付けて作業終了です。

 

 

プレミアムRXプラグのインプレッションとまとめ

公式サイトでは高性能なデータが揃っているプレミアムRXプラグ、はたして実走行で体感できるのか?!

結論から言うと、フラシーボなのか効果あるのか明確には体感できなかった。まあ、データでは確実に良くなっているので、体感できないだけで、性能向上は間違いはないかと思います。

ほんのちょっとアクセルのツキが良くなったのと、低回転でも粘るようになった気はします。

 

プラグ交換は簡単なメンテナンスなので、高性能化以外にも、適正なタイミングで交換しましょう。

 

 

 

他にも「JB74ジムニーシエラ」タグで色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。









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