ジムニー ジムニーJB23

JB23ジムニーに油温計を取り付ける方法

2019年12月3日

ブーストアップしたジムニーは油温が厳しいらしい。

もともと油温には厳しい高回転型のK6Aエンジンに、そりゃブーストアップして燃料バンバンぶっ込んだら熱量は相当なものだということは想像に難くない。

本来ならオイルクーラー増設が常套手段なのだろうが、別に競技やってるわけではないので、とりあえず油温を知ってヤバそうならクールダウン走行するという作戦をとることにする。

油温はオイル劣化にも密接に関わるので、油温高い走行が続いたのでオイルは早めに交換しようなど、エンジンメンテナンスサイクルを知る上でも重要です。

 

あと、ブースト計と一緒に踊る針の動きが大好きで、エンジンかけるたびにニヤけてしまう(動画撮りました)。

 
 
 
 
 
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JB23ジムニーのエンジンスタート時のブースト計と油温計のメーターの動きが好き #ジムニー#ジムニー男子#JB23

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エンジンの性能を適正に保つには油温管理が必要

適正油温は?

オイルの設計温度は85℃前後と言われている。

エンジンオイルは「潤滑」「密封」「冷却「洗浄」「防錆」などの役割を担っており、走行とともにコレらの機能が劣化するわけだが、油温が高くなりすぎると2次関数的に急速に劣化が進行してしまう。

特に油温が高い状態が続くと

  1. 熱によるオイルの酸化劣化が進む
  2. オイルの粘度低下→部品の消耗
  3. 高温スラッジの発生

など、エンジンにとっては非常に有害であり、そのような状態で走行を続けると、エンジンに深刻なダメージが及ぶ可能性もある。

 

ちなみにお仕事の話をちょっとすると、会社で使っているある耐久用の車両は、高回転高温というあまりにも過酷な条件で走らせて(詳しくは書けないけど)、並大抵のオイルではで交換サイクルを早めてもエンジンを壊してしまう。最終的に行き着いたのがMotul 300V FACTORY LINEというレーシングオイルを500kmごとに交換というメンテサイクル。このオイルに行き着くまで何度もエンジンを壊したのだが、このオイルと500kmという交換サイクルでエンジンの寿命は段違いに伸びた。

 

なにが言いたいかというと、熱が入るとどんなオイルも急速に劣化するし、レーシンググレードで多少延命はできるものの、それでも500kmしかもたない。

熱というのはオイルにとって天敵なのである。

 

 

油温が高くなりすぎたら

クールダウン走行に切り替えて、油温を下げてなければならない。

油温計をつけてしばらく走ってみると、油温が上昇しやすいシチュエーションが大体わかってきた。

特に低速なワインディングロードでブレーキング-加速を頻繁に繰り返したり、坂道を登り続けたり(ターンパイク)、130km/h以上で巡航したりエンジンに負荷をかけると油温が高くなる(白状すると、ソロ林道でスタックして1速とバックで吹かしまくったときも、走行風も当たらず油温高かった。。。もうソロスタックは嫌だ!)

一方、5速で60km/hで等速度巡航するような走り方だとエンジンの発熱より空冷のほうが上回って、5kmも走れば大体水温と同じくらいまで油温が低下してくる。

 

大体90~110℃ならOK範囲、120~130℃で危険信号でエンジン的にも熱ダレでトルクが無くなってくる、130℃を超えるともうオイル的には危険なので、直ちにクールダウンが必要だ。

 

高額なオイルクーラーをつけずとも、「油温を知る」ことで適切なエンジン管理ができることが、油温計の最大のメリットである。

油温が上がりすぎたら、トップギアで低い回転で巡航しよう。

 

 

購入したのはAUTO GAUGEの油温計

ブースト計と同じくAUTO GAUGEさんの油温計、SM52を購入。

AUTO GAUGEさんの油温計を購入した理由は2つある。

1つ目はAUTO GAUGEさんの製品はリーズナブルで機能性も問題なく十分に使えてお気に入りであること。

2つ目はブースト計もAUTO GAUGEさんを使用しているのだが、そこからケーブル1本で電源を引いてこれるメリットがある。電源ケーブルの工作はナビ裏から電気工作が必要で、さらに4系統も配線するので非常に手間なのだ。

 

そのほか購入したものは、油温計付属のブッシングはジムニーに合わないので「3/8PT→1/8PT」ブッシングを購入(左が付属品、右が購入品)。

このブッシングをジムニーのK6Aエンジンのサービスホールに挿入してセンサーを取り付ける。

 

シールテープも購入。

 

 

 

通常は油温計を取り付ける場合、下のようなオイルフィルターとエンジンの間に割り込ませるアダプターを使用することが多いと思う。

しかしジムニーの場合はオイルフィルターの真下にあるホーシングと突き出たオイルフィルターが干渉するという情報があったのでアダプターは採用したかった(アダプター高いし!)

どうしてもこの方法で取り付けたいなら背の低いオイルフィルターにすれば解決なのだが、オイルフィルターの入手性や容量を考えるとデメリットも多いので48R的には即却下。

 

また、オートバイ用だとドレンボルトにセンサーを取り付ける製品も多いが、整備性が悪くなるしドレン外すときに断線させる人も多いので、上記のサービスホールに取り付ける案が一番確実である。

 

 

 

油温計の取り付け方法

油温センサーを取り付けるサービスホールはオイル通路にあるので、通常はオイルで満たされている。オイル交換と同時に作業しよう。

JB23ジムニーのオイル交換&オイルフィルター交換 〜高性能オイルNUTEC ZZ-01に交換〜

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手順①油温センサーの準備

まずは油温計付属のセンサーに、シールテープを4巻ほど巻く。

シールテープはセンサー挿入時に剥がれないよう、ネジの回転方向に合わせて巻こう。

 

続いてブッシングにも同様にシールテープを巻く。

こちらはオイルラインにシールテープが落ちないように、先端2ピッチはシールテープがかからないようにしている。

 

 

手順②油温センサーの取り付け

油温センサーはオイルフィルター付近のサービスホールを使用する。

 

サービスホールのボルトは鬼硬かったので、ラスペネを吹いてなんとか外れた。舐めると終わりなので、慎重に作業しよう。

 

そして先ほど準備したセンサー付きブッシングを挿入。

あら、この画像だと配線コードの取り回し悪い。センサー根本で急激に配線が折れ曲がっているので断線の原因となり得る。

現在はコードが急激に折れないよう、車両前方に一度配線を逃してから取り回している(ブログ書きながら気がついた(笑))。

 

 

手順③センサーケーブルの車内引き込み

油温計センサーを車内に引き込むのは、ブースト計同様バッテリー奥のパッキンに穴を開けて通すことした。

まずはバッテリーを外す(バッテリー外すときはマイナス端子→プラス端子、バッテリーつけるときはプラス端子→マイナス端子の順番)

 

奥のパッキンに穴を開ける。

 

配線コードのコネクタをマイナスドライバー先端にセットして、さっき開けた穴に押し込めば簡単だ。

 

アクセルペダルの奥あたりから引き込む。

 

次にダッシュボードまで引回すために、ピラーカバーを外す。まずはドアのモールを引っ張って外して。

 

ピラーを手間に引っ張ると簡単に外れる。

外したあと、プラスチックパーツが車体側に残るのだが、これは取り外してピラーカバー側に戻すこと。このままピラーカバーを取り付けるとプラスチックパーツが車体の中に落ちて回収不能になってしまう。。

 

そして運転席下に潜り込んで、配線をピラー根本まで持っていけばオッケー(体勢が苦しく地味に大変)

 

 

手順④電源接続と油温計の設置

油温計には次の4系統の配線が必要で「常時電源」「ACC電源」「イルミ電源」「アース」に接続しなければならない。

が、今回はすでにAUTO GAUGEのブースト計を設置してて、そこからケーブル1本で引いてこれるのでめちゃくちゃ楽である。

 

詳しい配線方法が知りたい人は下記のブースト計の記事参照。

JB23ジムニーにブースト計を取り付ける方法 〜正しいブースト圧を知る〜

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さて、マイジムニーの作業に戻る。

 

メーターはダッシュボードの右側に設置するので、付属の両面テープでブースト計と並べて固定(綺麗に横並びにするため、ブースト計の位置も少し変更した)。

電源はブースト計と接続するだけの余裕のよっちゃん。

 

センサー線も接続して、台座に固定すれば完了。

 

 

まとめ

油温を知ることによって、ワインディングや高速道路走るときの安心感がまるで違う。

特に高速では120km/h巡航でエンジンは常に5,200rpmをキープしててエンジンに悪いなぁと冷や冷やものだったのが、実際に走ると110℃(外気温15℃くらい、夏場大丈夫か?)まで上がっていることが判明した。それからはクールダウン走行を織り交ぜて走るようになったし、まだ油温大丈夫だから速度出せるなとか、エンジンに関しての不安がなくなったのは、とても大きなメリットだ。

また、油温上げすぎたのでエンジンオイルは気持ち早めに交換しようなど、メンテナンスサイクルの参考にもなるし、「油温を知る」ことはエンジンにとって本当に役立つ情報である。

ジムニーでエンジンチューンしている人や、高速を飛ばす人、クロカンで低速でエンジンを回す人は油温計必須だと思う。

 

ところで、ジムニーの油温が上がりやすい理由に、熱量の多い高回転型ターボエンジンというのも大きな要因なのだが、そのほかに「設定水温」が高すぎるという要因も大きい。大体油温は安定しているときは水温+5℃くらいなのだが、そもそもジムニーの水温が高くてラジエーターファンが回りだすのも98℃。水温も大体90℃前後まではすぐに上昇するので、油温は必然的に95℃前後ということになる。

感覚的にはもう少しファンの設定温度下げて水温は80℃台、油温は90℃前半くらいにしても良いように思うのだが。。

これについては、メーカーの設計思想であえて高めの設定(燃費や排ガス試験のためとか)かもしれないが、オイル的にはもう少し下げたいので、のちのちファンコントローラーを導入も検討している。そのときは再度記事をアップします。

 

 

 









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48rider

MTBやスノーボードなどのアウトドアが趣味で、週末は山に出没しております。ハイエースいじりも大好きで、DIYネタを中心に更新中。

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