ジムニーの新車購入で悩ましいのが、どのオプションをつけるか。
カタログを眺めながら禿げそうなくらい悩む人も多いと思うが、ジムニーのオプションは内容を紐解くと、実はほとんど悩む必要はない。
今回の記事は、「オプション選びの考え方」について解説する。
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「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」
オプションにはメーカーオプションとディーラーオプションの2つがあるのはご存知だろうか?
ジムニーのオプション選びはこれを理解してると話しが早い。
メーカーオプション
メーカーオプションとは、主に車を組み立てる生産ラインで組み付けられるものである。
一般的なものでいうと、「サンルーフ」や「寒冷地仕様」、「自動ブレーキ」、最近では「大画面の車種専用ナビ」など。基本的に生産ラインでの組み付けになるので、後から付けようと思っても付けられなかったり、工賃がとてつもなく高く新車オプションの価格では付けられない。
メーカーオプションは「新車カタログ」に載っている。
ディーラーオプション
ディーラーオプションとは、新車がディーラーに届いてから、ディーラーの工場で組み付けられるものである。
具体的には「ナビ」や「ETC」、「外装ドレスアップパーツ」、「イルミネーション」などなど。
こちらは後からいつでも付けられるので、「悩んだら、取り敢えず取り付けない」という選択が可能である。
ディーラーオプションは「アクセサリーカタログ」として、別冊子になっている。
ジムニーのオプション選び方
メーカーオプションの選択肢はオプションカラーのみ
JB64/74デビュー当時は自動ブレーキなどの安全装備は下位グレードはメーカーオプション設定だったのだが、今は全グレード標準装備になってしまったので、2型以降はメーカーオプションで選択できるのはカラーのみである。
白を買うなら絶対「ピュアホワイトパール」を選ぶ!
ピュアホワイトパールは22,000円のオプション設定カラー。
3コートパールの「ピュアホワイトパール」は、白を買うなら絶対にお勧め。
普通の「ホワイト」はソリッド塗装だが、「ピュアホワイトパール」は「白」「パールコート」「クリア」の三層塗装なっている。
光を複雑に反射するパールコート層があるので、真珠のような深みのある発色が魅力的だ。
20mも離れたらパールホワイトもホワイトも見分けがつかないと思う人もいるかもしれないが、パールホワイトはクリア層が厚いので、ツヤの維持が簡単だし、厚いクリアー層が塗装の劣化も防いでくれる。
絶対に22,000円の価値はあるので、白買うならピュアホワイトパールは絶対に選ぶこと。また、リセールもパールホワイトは高く評価されるので、購入時の22,000円は売却時に返ってくる。
まあ、白が好きで、山やクロカンで手荒くつかうなら、板金塗装代が高いパールホワイトを避けて、「ホワイト」を選ぶのもありだが。
ツートンカラー系はお好みで
44,000円アップの設定のツートンカラー。
ブラックルーフにすると車高が低く見えてカッコ良い。
新車時に注文しないとブラックルーフにできないと思われる方もいるかもしれないが、ほとんどの板金屋さんでブラックルーフ塗装してもらえるので、最初はイエローで注文して、後からブラックルーフにすることも可能。ジムニーの屋根は小さいので、だいたい3~4万円程度で塗装可能だ。
(板金屋さんにお願いする場合、「ピュアホワイトパール+ブラックルーフ」など、純正設定のないカラーでもブラックルーフ化できるのが魅力的)
また、査定に影響するパールホワイトと違い、ブラックルーフは査定額に影響しないので、ほんと個人の好みで選べば良いと言う感じだ。
ディーラーオプションについて
ディーラーオプションはアクセサリーカタログに掲載されているオプションである。
ディーラーオプションの選び方はとっても簡単。
結論は「迷ったら付けない」
理由はディーラーオプションは新車注文時以外でもいつでも付けられるし(点検や車検のときでも)、いつ取り付けても値段が変わらないからだ。
ジムニーの乗り方使い方、乗り手の好みでオプションの正解なんてない。なにが必要/不必要かは実際に試してみないと分からなかったりする。よって最初は必要最小限のディーラーオプションで、必要に応じて買い足すスタイルでも良いと思う。
ナビなどもディーラーオプションのものは割高だったり機能性で市販の最新ナビに見劣りする。ETCを含め、DIYできるならナビETCあたりは自分で取り付けるとコスパが高い。
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また、ディーラーオプションにあるものは基本的に社外品でも売ってたりする。
たとえばドアバイザーは純正だと11,220円もする。
ところが、社外品だったら半額程度で販売されている。
プライバシーサンシェードもべらぼうに高いが、社外品で安くて高品質なものが販売されている。
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カータープも汎用品なので、「SUZUKI」のロゴが絶対欲しい人以外は汎用品で良いだろう。
これ、45,100円もするけど、「SUZUKI」のロゴが入っていないものは実売2万円台前半で売られているのよね。。
ちなみに、48Rの使っているロゴスのカーサイドオーニングは実売3万円弱。
メーカーオプションのカーサイドタープより安くて広くてフルクローズも可能で車中泊キャンプで大活躍である。
グリルやスペアタイヤカバーは、スズキオリジナルデザインなので、気に入ったら注文してみるのも良いかもしれない。
以上より、ディーラーオプションはいつでも同じ金額でつけられるので「迷ったら付けない」が結論。
どうしても欲しいディーラーオプションは、必要が生じてから買い足しでも、なんら問題ない。
また、類似品が安く売られているパターンもあるので、購入前に通販サイトを覗いてみるのを強くオススメする。
ジムニーのオプション選びまとめ
まとめると、
ジムニーのオプションの選び方
・白を買うならピュアホワイトパールは必須
・ディーラーオプションはいつでも同じ金額でつけられるので、迷ったらつけない
・ディーラーオプションは類似品を通販サイトで探してみる
新車注文時のオプション選びの参考になれば幸いです。
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ブログ筆者48Rのハイエース売却時では、ディーラーより40万円も高い査定額でした。
ディーラーの査定だけだと、絶対損します。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。