先日、自転車をメンテしている時にSRAMのパッドピンクリップを紛失してしまった!すぐに注文しようとしたのだが、SRAMはクリップ単体で販売してくれないことが判明。
そこで単品販売してくれるシマノのクリップで代用できないか試してみたのだが、見事解決することができた。
小さなクリップで飛ばして紛失しやすいので、お困りの方は是非参考にしてみてください。
SRAMのパッドピンクリップ
SRAMのパッドピンクリップは上の画像の黄色丸のパーツである。パッドピンが緩んでもピンが抜けないようにする安全装置的な部品である(ピン自体はネジになっておりキャリパーに固定されている)。
とても小さくて紛失しやすいパーツで48Rも出先のメンテで無くしてしまったのだが、注文しようとパーツリストを確認すると、なんと単品販売がない!
上の画像の「No.3」で注文するとクリップとピンのセットだし、「No.5」だとさらにブレーキパッドとリターンスプリングまでついてくる。
いやー、クリップだけ買いたいんだけどね。
↓パーツリスト3のセット
↓パーツリスト5のセット
こんな小さなクリップ買うだけに3のセットで千円ちょっとだすのも勿体無いので、代用品を探すことに。
(パッド交換時期なら、No.5のセットで買うのもあり。ちなみにサードパーティのパッドだとピントクリップはついてこないので、クリップが欲しいならSRAM純正パッドを買う必要がある)
シマノのスナップリテーナーで代用可能
シマノのスナップリテーナー
シマノのブレーキも同様にパッドピンの安全装置にクリップ(シマノではスナップリテーナーという名称)を使用する構造である。
形はSRAMと異なるものの、役割としては同じなのでこれは使えそう。
お値段は99円。取り付けできなくても大してダメージのない金額なので、とりあえず試しに購入。
それにしてもシマノのパーツリストをみるとネジ1本でも単品販売してくれてて、その供給体制に頭が下がります。
SRAMにシマノのパッドピンクリップを取り付けてみる
こちらSRAMとシマノのパッドピンクリップの形状の違い。
SRAMは平板を打ち抜きと曲げ加工、シマノはステンレスワイヤーを曲げて作られている。
形は全然異なるが、機能としては同じ部品である。
そしてSRAMのパッドピンにシマノのクリップを取り付けてみる。
おお、めっちゃカッチリ取り付いた!
パッドピンの溝にしっかりハマっているし、簡単には外れない。また、ダウンヒルゲレンデを1日走っても脱落しなかったのでこれで十分!
まとめ
SRAMのパッドピンクリップは単品販売してくれないが、シマノのパッドピンクリップ(スナップリテーナー)で代用可能だった。
シマノのパッドピンクリップなら99円(2024/10/10現在の価格)で購入可能なので、それほど財布を傷めず復旧可能である。
また、メンテする時はパーツ無くさないようにステンレストレーなど使うべき。今回は出先でのメンテでトレー持っていなかったのだが、100円200円で買えるものなので、自宅だけでなく出先メンテ用に車にも常備しておくことにした。
参考になれば幸いです。