JB23ジムニー ジムニー

驚きの音質改善!JB23ジムニーのスピーカー交換とツイーター追加編〜

ジムニーの純正スピーカーは最低限音さえ出れば良いだろう的な、とても貧相なモノがついている。

さらに位置も足元奥なので音もこもりがちで音楽がちっとも楽しくない。

そこで、今回は社外のフロントスピーカーの交換とツイーターの追加をしたのだが、不満点が解消され驚くほど音が良くなった。

今回はエントリーグレードのユニットに変更したのだが、それでも純正に比べると大幅に向上。チョイ乗りでも遠回りして音楽聴きたいくらい良くなりました。

ジムニーでちゃんと音楽を聴きたいならスピーカー交換は必須ですね。

 

 

ジムニーでも音楽を楽しみたい

中古で購入したジムニーの気になる点が、オーディオ環境の貧弱さ。

ヘッドユニットは純正CDラジオプレーヤー(入力端子なし)しかついてなかったし、純正スピーカーは音質、音域、音場とも酷いもので、まさに聞くに耐えないもの。実際によっぽど退屈でなければ、音楽なしで運転もしたりしていた。

しかし、長距離運転になると音楽がないのは退屈!やはりオーディオ環境なんとかすっぺ!ということで、手を打つことにした。

 

ジムニーのオーディオ環境の方向性

予算に限りはあるし、ジムニーというクルマの性質上、エンジン音ロードノイズはうるさいわ、クルマが揺れるたびにゴトンガタンと耳障り。

クルマもかなり安っぽいつくり(良く言えばシンプル)なので、デッドニングも大変だ。

あまり高級なユニットを入れても、実力を発揮できず分不相応なのは間違いない。

 

と言うわけで、コンセプトとしてはコスパが高くハズレのない最初から70点狙いの方向性でオーディオ環境を整えていく。

具体的には次の戦略で進める予定だ。ユニットの選択としては、エントリーグレードで評判の良いものを選んでいく予定。

ジムニーオーディオ改善計画

①ヘッドユニットはサウンドチューニング対応(タイムアライメント、サブウーファー出力)

②貧弱なフロントスピーカーの交換

③ツイーター追加

④デッドニング

⑤パワードサブウーファー追加

⑥リアスピーカー追加

⑦大容量バッテリー(←追加しました2021/1/20)

 

①ヘッドユニット交換

ヘッドユニットとして、先日交換した彩速ナビ。これはサウンドチューニング機能が豊富なので、安いスピーカーでも最適化チューニングでかなりの音質アップが望める(特にタイムアライメントを取ると自然な音場になるのでおススメ)

リンク

 

②③フロントスピーカー交換とツイーター追加

フロントスピーカーとチューンナップツイーターを別々に買う予定だったのだが、色々調べていくと最初からセパレート2wayにした方が良いとのこと。

確かにメーカーからセットで販売されている2way構成にした方がユニットの相性やらクロスオーバー設定も最適化されて良いのだろう。

 

今回はカロッツェリアの10cm 2way のTS-F1040Sを購入した。

ポイントはツイーターの向きを調整できるので、セッティングし易そうだからだ。

 

 

④デッドニング

デッドニングは②と同時にしても良かったのだが(作業的にはついでだし)、あえてデッドニングの効果を検証するため、後のお楽しみにした。

ハイエースはけっこうお金をかけてデッドニングをしたのだが、ジムニーはそれほどお金をかけないコンセプトなので、今回は安価なエーモンのデッドニングキットで済ませる予定だ。

 

こちらハイエース。

 

一方、こちらジムニーに取り付ける予定のエーモンデッドニングキット。

2千円程度と安価とは言え、アマゾンのレビューでは効果を感じている人も多く楽しみである。

 

のちほど、デッドニングもしたら別記事追加します(この記事はスピーカー交換について)。

 

*デッドニングしました!

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⑤パワードサブウーファー

パワードサブウーファーはハイエースでもすこぶる良く鳴っているし、1万円台とそれほど高くないので、是非導入したい。

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10cmユニットでは出せない低音をカバーできるし、ナビのサウンドチューニングでフロントスピーカーの超低音もカットできるので、フロントスピーカー周辺のボディの共振も低減も期待できる。

 

 

⑥リアスピーカー

リアスピーカーを最後にしたのは、作業性の悪さにある。

ジムニーには純正ではリアスピーカーの設定はないものの、リアスピーカー用の穴はあるのと、スピーカーケーブルは来ている。

しかし、リアスピーカー交換には後部座席の取り外しとリアの内張りを外すという重労働があるので、優先順位は最後にした。

ナンバー移動キット取り付けの時、後部の内張り外しをしたので、その時に作業すれば良かったぜよ。。。

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ま、ジムニーみたいな小さな車にリアスピーカーは要らないとも思っているので、リアの作業はしないかもです。

 

⑦大容量バッテリー(パナソニック CAOS)

これはオーディオのカスタムのためではなく、バッテリ上がりからの交換だったのだが、純正の1.5倍の容量のパナソニックのカオスバッテリに交換したところ、明らかに音の張りや低音の瞬発力が良くなった。

バッテリー交換をするときは、ぜひとも大容量バッテリーをお勧めする。

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以上、前置きが非常に長くなったが、今回は②③の作業、フロントスピーカーとツイーター取り付け作業について紹介します。

 

 

開封の儀

 

カロッツェリアのツイーターは単品でもレビューが高い。角度の調整もできるので、セッティングしやすいのもポイント。

 

ネットワークとスピーカーケーブルは分かりやすくタグ付けされているので、とても作業がスムーズだった。接続端子も色々用意されているので、配線工作は一切なしでポン付けなのも有難い。

 

 

 

取り付け方法

前回でフロントスピーカーの交換、後半でツイーター取り付けについて解説する。

基本は全てポン付け作業。ツイーターのみ本来なら穴あけが必要だが、クルマに穴開けるの嫌なので今回は両面テープ止めとした。

 

 

手順①サイドスカッフプレートの取り外し

ここは樹脂製のピン3本で固定されており、上に引っ張れば簡単に外せる。

手で引っ張っても外せるが、無理に力を入れると簡単に割れるので注意されたし!(48Rは割った(涙))

 

手順②フロントスピーカーカバーの取り外し

まずは発煙筒とそのブラケットを外す。ブラケットはちょっと強く引っ張るだけで外れる。

 

スピーカーカバーの固定はピン1本。プラスドライバーで反時計回りに回すとピンが解除される。

こんな感じのピン。

ちなみに、右側は通常の真ん中を押して解除するピンだった。なぜか左右で異なる(中古車だから?)

 

 

手順③純正スピーカーユニットの取り外し

純正スピーカーは10mmボルト2本で固定されている。

 

純正ユニットとカロッツェリアのユニットを比較してみた。

裏側のマグネットの大きさが段違い!

純正は貧相なマグネットで、これじゃ貧相な音になるのは仕方がない。

 

 

手順④セパレートスピーカーの配線

付属の配線セットを接続する。

タグ通りに接続するだけで、純正配線のフロントスピーカー配線をウーファーとツイーターに分岐できる。

もちろんネットワークも最初から配線に付いているので、ウーハーのローパス、ツイーターのハイパスも配線接続するだけだ。

純正配線と付属配線はコネクター形状が異なるのだが、変換ケーブルがついてるので大丈夫。

付属配線の「カーステレオ、アンプ」タグのついた端子を変換ケーブルを経由して純正スピーカー配線に繋ぐ。

これでウーファーとツイーターの分岐配線完了だ。

 

 

手順⑤フロントスピーカー(ウーファー)の取り付け

ウーファーユニットに付属の隙間埋めのスポンジを貼る。

 

付属配線の「ウーファー」タグがついた端子を接続。

 

純正スピーカーユニットと同様の位置に取り付けて完成!

 

 

手順⑥ツイーターのスピーカー配線取り回し

配線を引くために、Aピラーカバーとグローブボックスを取り外す。

ピラーカバーはドアのゴムモールを外してカバーは手で引っ張れば外れる。

ピラーにプラスチックパーツが残るが回収を忘れずに。ピラーに残ったままカバーを取り付けると、プラスチックパーツが車体内部に落ちて回収不能になる。。。

ピラー側につけるのが正解。

 

グローブボックスは爪が黄色矢印の位置にあるので、内側に押して爪を解除する。

爪を解除したら、ボックスがひっくり返るくらい下まで開くとヒンジも解除できる。

 

左から側はAピラー根元から引き回した。

右は身体を運転席の足元に潜り込ませ、頑張って左手をダッシュボード裏に突っ込んでピラー根元まで引き回した。

結構大変(笑)

 

 

手順⑦ツイーターの位置決め

まずツイーターの取り付け位置を検討した。

ツイーターの形状も選択できて、向きを12度調整できる台座付きか、ユニットのみの取り付け。

今回はセッティングの幅を広げるため、台座も取り付けることにした。

位置はダッシュボードの上かピラーで検討した。

48Rの場合、ダッシュボードは今後ブースト計と油温計を取り付ける予定なので、スペースの都合上ピラーに取り付けることにした。

ツイーターは耳と同じ高さにセッティングするので、その意味でも悪くない位置である。

 

ちなみに付属取説によるとツイーターの取り付けはダッシュボードに穴開けるが必要。

付属の穴あけの型紙。

しかし48Rは穴開けに抵抗ありまくりなので、今回は両面テープで固定することにした(ピラーならまだしも、交換できないダッシュボードに穴開けるなんて、普通は嫌よねぇ)

両面テープ固定にすることで、ツイーターの位置変更も気軽だしね。

 

 

手順⑦ツイーターの配線処理と取り付け

ピラーに設置する場合、配線はピラー内を通すと目立たなくて良い。

配線をピラーカバー内でテープ固定。

 

ツイーター台座に両面テープをセット。画像では付属のスポンジ両面テープを使用しているが、粘着力が弱く夏場の高温で外れてしまったので、のちに強力な両面テープに貼り替えた。

 

ピラーに貼り付けて完成!

お疲れ様でした。

 

*2019/11/04更新*

両面テープでの取り付けはお手軽なのだが、炎天下では両面テープが剥がれてしまうトラブルが頻発。強力両面テープでも不安が残るので、結局ピラーに穴開けてボルドナット止めにした(ほんとは穴開けいやなんだけど)。

ピラーに5mmの穴を開けてM5のボルトナットで固定。

 

 

 

インプレッションとまとめ

まず。ツイーターが耳の高さの位置にあるのでボーカルの存在感、音場が劇的に良くなり、立体的に聞こえて音楽鑑賞が楽しい!

ユニットの性格か、鋭いくらいクリアというわけではないが、逆にドライブでBGMとして聞くなら聴き疲れなくちょうど良い感じ(よくありがちなサ行が刺さる感じもない)。

ウーファーのほうは、やはり10cmユニットなので、低音の厚みは足りないが、純正のスカスカな低音からはかなり改善できた。そこそこの低音なら比較的良い音質で聴けるので、ロックも楽しくなった。

だいたい90Hzまではそこそこ出ている。とはいえ、やはり重低音が入りまくりの音源だと物足りないので、今後パワードサブウーファー導入でもっと改善したい部分だ。

また、デッドニングもしていないので、ちょっと低音にしまりがなくボヤけた部分もある。こちらも今後の改善の楽しみということで。

 

ちなみに音域の確認はiPhoneの「標準信号発生器」というアプリを利用するのが便利。

任意の周波数の音を出せるので、リファレンスの曲で確認するより簡単に周波数特性を理解できるし、イコライザーセッティングの参考にもなる。

 

今回のスピーカー交換は、セパレートで1万円ちょっとという価格を考えると十分に満足できる内容。ガサゴソうるさいジムニーにはこれくらいが相応というものだし、それでいて純正のショボいスピーカーとは比べものにならないくらい気持ち良く鳴ってくれる。

1万円ちょっとの投資で驚くほど音が良くなりました。おすすめです。

 

 

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他にも「JB23ジムニーカテゴリ」で色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。









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