車での長距離移動や車中泊が多い48R。
昔は車内ではiPhoneのBluetooth接続で音楽を聴くことが多かったのだが、ここ4年くらいはもっぱらAmazonのfire TV stickをカーナビ接続で音楽や動画を楽しんでいる。
移動中はAmazon Musicの「unlimitedプラン」で楽曲はCD音源を超える最高24bit/192khz再生になるし、車中泊時はYouTubeやPrime Video、Huluなどが視聴でき、車の中で最高のエンタメアイテムである!
また、Alexaによる音声操作が可能なので、運転中に「Alexa、流行りの洋楽かけて」や「Alexa、ユーチューブでベビーメタルのライブ映像みせて」など、指で操作する必要なく音声操作で選曲や動画選択ができる。
HDMI接続するだけで簡単に環境を整えられるので、ナビにHDMI入力があるならfire TV stickの車内導入おすすめ。
というか、HDMI端子があるならfire TV stickを導入しないのはもったいないくらい、車にぴったりなガジェットですよー(取り外して家のTVでも使えるし)
注意:運転中の動画視聴はやめましょう。
fire TV stickを車内に導入してできること
Alexaで快適動画(youtubeやprime video)視聴
48RのサイバーナビはYouTubeアプリも内蔵してあるのだが、それでもfire TV stickのほうが快適に動画を視聴できる。
■サイバーナビ9インチでYouTube視聴
■prime video視聴
車内で高画質でガンダムが観れて嬉しい!
車でfire TV stickを使うメリットとして、まずAlexaによる音声コントロールが秀逸。
サイバーナビのYouTubeアプリだと検索画面の文字入力もタッチパネルで大変なのだが、Alexaなら「YouTubeでレッチリのライブ動画」や「prime videoでガンダムを検索して」でOKである。
そしてfire TV stickだと常に高画質。ナビのYouTubeアプリは通信量抑えるためデフォルトで480p再生だが(面倒なことに1080pに設定してもエンジン切るとまた480pに戻る)、fire TV stickなら常に1080pの高画質で設定できる。
現状サイバーナビのYouTubeアプリ、fire TV stickどちらでも見れる動画を見られる環境だが、ほぼfire TV stick一択になってしまった。
amazon music unlimitedでCDを超えるハイレゾ音源の再生
CD音源が44.1kHz/16bitのデータ量のところ、ハイレゾ音源である44.1kHz/24bitで再生可能である(「端末の性能:24bit /48kHz」なので、96kHz/24bit/96kHzや24bit/192kHzでの再生は無理だろうが)。
車内環境での音楽視聴とはいえ、44.1kHz/24bitでもCD音源より音が豊かに感じるし、ましてBluetooth転送に比べると雲泥の差を感じている。
ちなみに、Amazon Musicでハイレゾ音源を聴くには「Amazon Music Unlimited」プランへの加入が必要で、金額は下表の通り(表は横にスクロールします。一番右に「Amazon Music Unlimited」の料金記載)。
項目 | Amazon Music Free | Amazon Music Prime | Amazon Music Unlimited |
料金 | 無料 | Prime会員:無料 (Prime会員入会費用:月額600円(年間契約5,900円)) |
Prime会員;月額980円(年間契約9,800円) 非Prime会員:月額1,080円 |
楽曲数 | 非公開 (数百万曲らしい) |
1億曲以上 | 1億曲以上 |
ダウンロード オフライン再生 |
不可 | 一部プレイリストのみ可能 | 可能 |
広告 | あり | なし | なし |
再生方法 | シャッフル再生のみ | シャッフル再生 一部プレイリストは曲の選択可 |
好きな曲を選べる |
音質 | 標準 | 標準 | 標準 ハイレゾ(HD/Ultra HD) |
月額980円だが、音楽好きだと価値ありです。
定期的に初回数ヶ月無料キャンペーンをしているので、詳細は下記リンクからご確認ください。
→Amazon Music Unlimitedの詳細はコチラから
その他にもかなり多機能
その他、様々な動画アプリにも対応しているし、簡単なゲームも可能である。
48RはAmazon musicとYouTube、Prime Videoくらいしか活用していないので、詳しくは説明できないが、詳細はアマゾン fire TV stickページで確認してください(自分が使ってないもののレビューは書けないので、匙を投げる)。
↓動画アプリだけでもたくさんあるんですよ。
必要な機材
車内導入にあたって特別な機材は必要なく、下記のものがあれば大丈夫。
fire TV stick車内導入に必要な機材
- HDMI入力端子付きのカーナビ
- fire TV stick本体
- USB端子(fire TV stick給電用)
- Wi-Fi環境
必要機材の詳しい解説を順を追って説明する。
1. HDMI入力端子付きのカーナビ
映すモニターがないので始まらんです。
廉価版のナビだとHDMI入力端子がついてない場合があるので、まずはお使いの車のナビにHDMI入力端子があるか、確認しましょう。
48RはJB74ジムニーシエラにはHDMI入力端子のあるサイバーナビ9インチを使用。
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さらにナビのHDMI入力端子をインパネに移設しているので、fire TV stickもスマートに設置できている。
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2. fire TV stick本体
もちろんこれも必要。
fire TV stickは数種類販売されているが、カーナビだと4Kに対応する必要もないので、一番安いモデルで十分。
3. USB端子(fire TV stick給電用)
HDMI端子から給電はできないので、fire TV stickには別途USBケーブルで給電してやる必要がある。
JB64/JB74ジムニーならカーメイトの電源増設ユニットを使えば、まるで純正かのようなUSBポートを増設可能である。
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その他の車種でも最近の車は標準でUSBポートが付いていることが多いし、アクセサリーソケットにUSBポートを設置するこもと可能だ。
4. Wi-Fi環境
fire TV stickで音楽や動画を視聴するにはWi-Fiが必要。
48Rが使用しているサイバーナビはUSB端子にネットワークスティックを挿すだけで簡単に容量無制限のWi-Fi環境を整えることが可能(fire TV stcikだけでなく、スマホやPCもナビのWi-Fiに接続可能)。
便利だけど、通信量は必要。
まあ、年間契約だとひと月千円ちょいなので許容範囲かな。
また、スマホのテザリングでも問題なく動作するが、ハイレゾ音源もYouTubeの1080p再生もめちゃくちゃデータ量が多いので、データ無制限プランは必須である。
5GBくらいのプランだと、すぐにパケ死します。
週末土日で4時間+4時間ドライブしたら、10GBくらい使っていると思う。
車内fire TV stickまとめ
車内でWi-Fiが使える環境構築は必要なものの(それも大容量データ通信環境)、それさえクリアできれば車内でのfire TV stickは快適そのもの。
48Rの場合は運転中の音楽はamazon music unlimitedで再生、子供が同乗するときは長距離ドライブで子供が飽きないようにprime videoでドラえもんや鬼滅の刃等のアニメ再生、そして車中泊の時は寝る前に1時間ほど酒を飲みながらYouTubeを楽しむなど、もう手放せないアイテムとなっている。
ナビでfire TV stickは本来はホームユーザー向けの商品ではあるのだが、子供連れでの長時間ドライブや車中泊するなら、イチオシのカーアイテムと言っても差し支えありません。
また、stick本体とリモコンを家に持ち替えれば、もちろん家の大画面でもネット動画楽しめるので(むしろ本来の用途)、買って損なしのおすすめアイテム。
車内エンタメの充実度アップ間違いなしです。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。