純正シートの保護はもちろん、車内の雰囲気をガラリと変えてくれる「シートカバー」を取り付けた。
今回はジムニー向けでは1番人気のgraceさんのシートカバーを取り付けたのだが、作業時間に関してはサンデーメカニックでも1時間程度の簡単作業。
そしてなによりシートカバーひとつで純正の安っぽい雰囲気からスポーティなインテリアになって大満足!
シートカバーはレトロなものからオシャレ系、スポーツカー系など色々な種類が販売されていて、手軽にインテリアのイメージを変えられるおすすめカスタムです。
1番人気のgraceさんのシートカバー
選んだのはスタンダードタイプ
シートカバーは様々なメーカーから販売されているが、今回購入したのはジムニー向けでは1番人気のgraceさんのものを購入した。
楽天のgraceシートカバーのレビューも150件で平均4.50点を超えており、口コミ評価も高い商品だ。
ちなみに48Rが購入したのはブラックレザーに赤ステッチバージョン。
48Rのジムニーはシックなモノトーン調のイメージでカスタムしているので、レトロ系より落ち着いたデザインのシートカバーを選んだ。そして黒レザーに情熱の赤ステッチがググッとスポーツカーのような印象を与えてくれる。か、かっこいい!(一目惚れ)
ちなみにステッチのカラーは「赤」、「白」、「黒」の3色がラインナップされている。好みに合わせて色々選べるのは嬉しいね。
grace1番人気はアンティークデザインS
graceさんは様々なデザインのシートカバーを販売されているが、そのなかでも1番人気はこちらのアンティークデザイン。
ツヤのある革に昔のソファのようなストレートステッチは、レトロカスタムのジムニーにとてもマッチしそうなデザインである。
また、カラーも豊富で怒涛の9色展開!
楽天のgraceシートカバーのレビューを見てても、他のシートカバーに比べて圧倒的なレビュー数から人気の程がうかがえる。
その他、多彩なgraceのデザインオプション
さきほど紹介したシートカバー以外にも多彩なデザインがgraceさんから販売されている。カラーも色々あるのだが、文字数も長くなってしまうので、デザインだけかけ足で紹介していく。
・アンティークデザインD。さきほどのアンティークデザインSのステッチデザイン違いだ。
・レザーとデニムの複合デザイン
・千鳥柄の昭和の国産車風デザイン
・おしゃれなデニムデザイン
いやー見てるだけで楽しくなるほど、たくさんの種類が販売されているgraceさんのシートカバー。
これだけ沢山の種類があれば、あなたにぴったりなシートカバーも見つかるはず!
開封の儀:シートカバーの質感について
純正シートは布地で、黒地と黒に黄色の糸を編み込んだ生地のツートーン仕立て。
黄色っぽい部分は拡大するとこんな感じ。
これはこれで悪くはないのだが、良いところも見当たらないし、やはりさっき紹介したようなレザー調のデザインに比べると「わくわくするようなデザインの楽しさ」が感じられない。
そしていよいよ開封したシートカバーがこちら。
黒レザーに赤ステッチのアクセントがカッコいい!(つける前から大興奮)
近くでみると、身体が触れる部分には小さなパンチングが施されていて、蒸れないような工夫がされている。
うーん、やはり買ってよかった!
grace シートカバーの取り付け方法
必要工具
必要なのはシートカバーに付属してくるヘラのみ。
特に自前で工具を用意する必要はなく、DIY初心者どころか、なにも工具もってなくても心配なし。
取り付け動画
いつものようにブログ記事にするより、graceさん公式の動画を見たほうが作業のイメージがしやすい(て、手抜きじゃないもん)
手順①フロント座席の座面カバーを取り付ける
公式動画だけでは失敗するポイントもあるので、記事でも解説する。
全部座席は運転席も助手席も作業内容は同様なので、助手席で解説する。
まずはシートカバー座面裏側のストラップを解いておく。
シートカバー右側のマジックテープ付きのストラップから固定していく。
助手席の右側の純正シートをめくると穴が見えるので(黄色丸部分)、そこにストラップを通していく。
純正シート生地をめくると見える黄丸で囲った穴。
この穴にストラップを通す。
ストラップのマジックテープは純正シート座面の底に貼り付くので、テンションかけて仮固定する。
シートベルトバックルはシートカバーの穴に通しておく。
シートの座面と背面の隙間にシートカバーを通す。この時シート背面を前傾させると隙間が大きくなり作業しやすい。
裏からシートカバーが見えたら、引っ張って座面のシワを伸ばすようにする。
次に後ろに引き抜いたベルトと、シートカバー前部のバックルを固定する。
この時、シート座面の下にはシートヒーターやシートベルトアラームの配線が通っているので、それらをベルトで挟み込まないように注意しよう。
ちなみに、このベルトは思いっきりテンションかけようと引っ張ると、根本から千切れてしまった。。(自分で縫い付けてリカバリー)
ワタクシメを反面教師に、あまり力いっぱい作業はしないこと。
シートカバー右前部分のS字フックはシート下の穴に引っ掛ける。
助手席左部分は、純正シート生地と樹脂部分の隙間に付属のヘラを使って押し込んでいく。
少々隙間が狭いが、シートの方を凹ますようにしてヘラで押し込んでいく。
これにて座面の固定は完了。
手順②フロント座席背面カバーを取り付ける
まずはカバー後ろ側のファスナーを開く。
次にシート背面にかぶせて、ヘッドレストの根本部品をシートカバーの穴に通す。
シートカバーを下まできっちりかぶせ、背面と座面の間にシートカバーを通していく。
これで一通りシートカバーをかぶせ終わったので、ファスナーを締める。このときファスナーを下ろしにくいようなら、シートカバーをファスナー方向に手繰り寄せるようにする。無理にファスナーを下ろそうとすると破れそうな雰囲気なので、気を付けること。
最後にシートカバー前面と後面をマジックテープで固定する。
手順③前部座席ヘッドレストカバーの取り付け
ヘッドレストカバーを前後方向に注意して被せる。
左右の耳の部分を引っ張って中に織り込む。このとき、左右の耳を引っ張りすぎると根本から縫製が切れるので注意。
最後に前後方向のマジックテープで固定する。
運転席も同様に作業して、前部座席の作業は完了。
手順④後部座席の背面カバーの取り付け
背もたれの裏側のプラスチックパネルを取り外す。
クリップで止まっているだけなので、引っ張って外すだけだ。
ちなみに、クリップがシート側に残ることもあるので、その場合はクリップリムーバーで取り外そう。
シートカバーをかぶせて、ヘッドレストのベース部分をカバーの穴に通す。
続いてシートカバーの上部のマジックテープを固定する。
次にシートの前に回り込んで、シートカバー下部をシート座面と背面の隙間に押し込んでいく。
ある程度シートカバーを押し込んだら、後ろに回ってシートカバーを引き出して、マジックテープで固定する。
次にシートカバー左右も内側に織り込んで、マジックテープで固定する。
最後にプラスチックのパネルを戻して背もたれは完成!
手順⑤後部座席座面シートカバーの取り付け
後部座席の座面は取り外してシートカバーを取り付ける。
シートカバーは上に持ち上げるように力を入れると、簡単に外すことができる。
ちなみに、座面はシート下部に取り付けられたU字型の鉄パーツ2箇所がフレーム側の受けに刺さっているだけなので、取り外しに工具は不要だ。
座面を外すとシートベルトアラームのセンサー配線が見えるので、カプラーを抜いておく。
シートカバー裏面のベルトは、最初は閉じているので外しておく。
座面シートにカバーをかぶせて、まずは左右のベルトを固定する。
次にシートをひっくり返して、シートベルトバックルが収まる凹みにシートカバーを合わせていく。
また裏返しにして、次に前後方向のベルトを固定する。
そして紐を引っ張り上げて、シートカバーにテンションがかかった状態にする。
ある程度テンションをかけた状態で、紐を結んで固定。
一通り固定ができたので、座面を車体に取り付ける。
車体の後ろに移動して、背もたれを倒すとシートカバーが弛んでいる状態で見える。この部分をシートの下に付属のヘラで押し込んでいく。
綺麗に押し込めたら、座面は完了。
手順⑥後部座席ヘッドレストの取り付け
ヘッドレストはかぶせてマジックテープで固定するだけだ。
シートカバーのインプレとまとめ
じゃじゃじゃじゃーん!
かっこよ!!
外観カスタムも良いのだが、インテイリアカスタムは運転しているときずっと視界に入るし肌が触れる部分。お気に入りのシートカバーに包まれての運転はすこぶる気分が盛り上がり、ドライブの幸福度を高めてくれる。
また、機能的にもレザーのほうが汚れてもウェットティッシュひと拭きで綺麗にすることができるし、シートカバーにポッケがついているので運転席/助手席のポケットは引き続き使用することができる。
シートカバーはお手軽にジムニーのインテリアのイメージをガラリと変えてくれる。
インテリアをお気に入りのデザインにすることで、ジムニーを運転する楽しさ3倍ですよ。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。