JB64/JB74ジムニーの運転席/助手席の外し方解説。
シート交換や運転席下にサブウーファーを設置したり、フロア下のデッドニングに運転席の取り外しが必要です。
運転席/助手席の外し方
助手席も外し方は同じなので、運転席を例にして解説する。
必要工具
- ラチェットハンドル
- 10mmソケット
- T40トルクスソケット
メーカーはユーザーにあまり触ってほしくない部分にトルクスボルトを使ったりする。
運転席もトルクス固定であまり使わないT40というサイズなので、事前に工具は準備しておこう。
手順⓪バッテリーのマイナス端子の取り外し
運転席/助手席に内蔵されたSRSサイドエアバッグの誤爆を防ぐため、バッテリーのマイナス端子は外しておく。
ジムニーのバッテリはボンネットを開けて左側(車体右側)にある。 10mmソケットでマイナス端子のターミナルを緩めて外す。
バッテリーを外すと時計がリセットされたりカーナビのメモリに影響がでるかもしれないので、48Rはカーメイトのメモリーキーパーで保護している。
OBD2アダプタから、メモリ保護に必要な電力を供給するパーツ。
手順①シートレールの固定ボルト(T40)を外す
シートレール端のT40トルクスボルトを取り外す。
手順②シートのカプラーを2つ外す
シートヒーターやサイドエアバッグ兼着座センサーのカプラーを取り外す。
カプラーを外せば、あとはシートを持ち上げて取り外すだけだ。
手順③取り付けについて
取り付けについては取り外しと逆手順に進めるだけなので、とくに難しくない。
T40ボルトの指定トルクは23N·mとなっている。
まとめ
シート交換や運転席下にサブウーファーなどの配線を通し、フロア下のデッドニングなどにシートの取り外しが必要になります。
簡単な作業だが、T40のトルクスソケットというあまり使わない工具が必要になるので、作業するときに工具がない!ってならないよう事前準備は怠りなく。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。