子供とスキースノーボードをするとき、ウェアより手袋のほうが選ぶの難しくないですか?
小さい子供の手に手袋がうまくはまってくれなかったり手が冷えたり雪が入ったり濡れたり、、、子供とのスキースノーボードを思い出してみると子供の手袋は大人以上にトラブルだらけ(手が冷えて、もっと滑りたいのにすぐに休憩したり。。)
48Rも子供手袋問題で悩みまくった1人なのだが、子供2人で合わせて15双くらい購入してやっとこれかな〜という手袋に辿り着いた。
今回は48R流の子供用スキースノーボード手袋の最適解について書いてみる。
なお、ウェア選びについては別記事で書いてます。
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スキースノーボードの手袋の形状について
まずは基本的な手袋の種類についてのおさらい。
ミトン or 5本指
まずグローブの形状について、5本指かミトンがある(中間的なトリガーフィンガータイプは子供用手袋ではほとんど見ないので割愛)。
画像引用:モンベル
5本指タイプは指が独立しているので細かい作業がしやすく、ヘルメットの顎紐を締めたりジャケットのジッパーを開閉するなどの作業がしやすい。しかし、5本指それぞれに指を入れないといけないので、我が家の場合4歳児までは親が補助してもなかなか指が入らず、子供はうまく手袋がはめられなくて怒って泣き出す始末。。。大人ではなんでもない作業でも、子供にとっては難しいんです。
一方、ミトンタイプは指がくっついているので作業性は悪いものの、グローブの表面積が小さく中で指がまとまっているため暖かさに優れるのが特徴だ。また、作業性が悪いと言っても、スキーストックを持ったりスノーボードのバインディングを締めたりする程度の作業ではなんら問題ない。
48R的にどちらが良いかと言えば、小学校低学年くらいまでは親が装備の脱着を手伝ったりするのでミトンの作業性の悪さはそれほど問題なく、暖かさに優れるミトンが良いと思っている(ミトンだと中にカイロを入れると指先まで暖められる裏技もあり。直接カイロが肌に触れると低温火傷するので、インナーグローブは必須)。
カフ(袖口)はオーバーかアンダーか?
次の選ぶポイントはカフ(袖口)の形状。
ジャケットの上に被せるオーバーカフと、ジャケットの袖口に入れるアンダーカフの2つのタイプがある。
オーバーカフタイプは装着が簡単だしジャケットの袖口を覆ってくれるので雪が侵入しにくいのが特徴。また、オーバーカフのおかげで手首あたりの保温性が高い。とはいえ、オーバーカフでもカフの長さが短かったりカフの袖口に絞りがないとジャケットとの隙間から雪が入ってくるので、選択には注意が必要だ。
アンダーカフタイプはすっきりした見た目とジャケットの袖口をしっかり締めると雪が入りづらい。とはいえ、雪で遊んでいたり転倒するとジャケット袖口が捲り上がって、手首が雪に触れたりすることもしばしば。このタイプはなにかと子供が使うには不具合を感じることが多いと感じている。
48R的には、オーバーカフがおすすめ。さらにカフ部が長く取ってあって、雪の侵入を防ぐためカフ部の袖口がしっかり絞れるものがオススメだ。
インナーグローブは必要?
インナーグローブは絶対あったほうが良いです。
手汗でグローブの中が濡れるのを防止できるし、保温性アップにもなる。また、極寒コンディションではミトングローブの中にカイロを仕込んだりするのだが、直接カイロが長時間肌に触れると低温火傷するので、カイロ併用にもインナーグローブは必須である。
子供用グローブのインナーは100均の手袋で十分。濡れたりするし安いものなので、予備を含めて何双か用意しておくと良いだろう(インナー手袋は子供がなくしやすいというのもあるので)
テムレス風ゴム手袋は使えるのか?
一部のバックカントリースキーヤースノーボーダーで濡れない染みないで人気の防寒ゴム手袋のテムレス。
子供にもテムレス欲しいなーとおもっているのだが、テムレスからは子供サイズは販売されていない。
そこで購入可能な似たようなゴム手袋を2種ほど購入してみた。
■SPRINGEN トリガーミトン SSサイズ
子供用というわけではないのだが、SSサイズは子供に対応。
■SPRINGEN 子供用ミトン防寒手袋
こちらは子供専用のゴム手袋。
が、どちらもオーバーカフにしては袖口が短かかったり脱着がしにくかったり、子供の手を引っ張ると簡単に手袋が脱げてきたり、ほとんど良いところがなかった。
これらのゴム手袋は2,3回使ってお蔵入りです。。(がっつり雪遊びするなら、絶対に染みないので良いかもしれない。スキーグローブで雪遊びしていると、どんな手袋でも絶対に染みるので)
なお、小学校高学年になるとテムレスの一番小さい大人用Mサイズも使えるようになってくるので、友人パパからは「テムレス最高!」と聞いてます。
これが子供用スキースノーボード手袋の最適解
実際に15種類くらい使ってきて、一番良かったグローブを紹介します。
Burton キッズ ベントミトンが素晴らしい
さまざまな手袋を買ってきて行きついたのが「Burton キッズ ベントミトン」
子供用の手袋としては理想的な形状なうえ、細かいところまで工夫が行き届いているグローブである。
まずミトン形状なので、暖かさは十分だし装着も簡単。このミトンとインナー手袋で、寒波襲来以外のコンディションはだいたい快適に過ごせている。
オーバーカフデザインでカフの長さは十分に取られているし、袖口には片手で絞れるコード付き。
また、手首にもアジャストベルトがついていて、これを閉めておくと手袋が脱げるのを防いでくれる。
手袋を脱いだ時、手袋を落とさないようリストリーシュもついている。
そしてとてもありがたい手の甲部分のポケット。
寒い日はカイロを仕込めるし、暑い時はここのポケットを開けておくと蒸れを防ぐことができるのだ。
(ちなみに、カイロはこのポケットに入れるより手袋の中に入れて手のひらから指を温めたほうが暖かいが、スノーボードは良いとしてスキーのときはストック持ちにくいと娘が申してました)
いや〜素晴らしい。
今は娘も息子もこのキッズ ベントミトンがメインである。
バートン製品は定期的にセールをしているので、バートン公式オンラインショップも定期的にチェックすると良いですよ。
極寒コンディションの場合は?
子供用手袋で困るのが大寒波が来た時の極寒コンディション。
なぜなら、大人用なら極寒向けグローブがラインナップされているが、子供向けの極寒向けグローブは販売されてないからだ(マイナス10℃近いと子供用グローブは辛い)。
もうそんな時は大人向け極寒向けグローブ(ダウンミトン等)のXSサイズである。
手袋デカ過ぎてカッコ悪いけど、寒くて風が強くても手は快適です。
子供用手袋選びまとめ
スキースノーボードって、ゲレンデの快適さが楽しさや集中力に直結します。手が冷えると辛くて滑るどころではないので、装着が簡単で暖かい手袋で快適に過ごすことで、1日長く楽しく遊べます(ウェアも含めて快適な装備でまとめると、朝の8時からスキー場クローズの4時まで、子供たちは滑ってくれます)。
手袋選びの参考になれば幸いです。
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