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4歳児を3日で滑らすスキー練習方法 〜リフト乗って初級コースのターンまで〜

娘が4歳のシーズンに、半日練習を3日で親とリフトに乗って初級コースを滑れるようになった練習方法を紹介します。

ファミリーゲレンデや林間コースだけでなく、初級コースとしてはやや斜度があるところでも親のサポートなしで滑れるようになったので、ゲレンデでの行動範囲は驚くほど広くなり、親子クルージングがとても楽しくなりました!

スキースクールなしでも、ステップを踏んで練習すれば、4歳児でもプルークボーゲンのマスターは難しくないと感じました。

 

*2022/04/30追記*

3歳児の下の子も、お姉ちゃんと同じ練習方でコース滑れるようになりました!

 

*注意

我が家の自己流練習法なので、必ず3日で滑れるとは限りません。

また、運動神経の良い子ならもっと習得は早いと思います。

3日というのは「あくまで目安」です。あしからず。

 

また、下の子にはスノーボードを4歳から教えており、様子はこちらの記事で紹介しています。

4歳児を半月で滑らすスノーボード練習方法(幼稚園児の初級コース連続ターンまで)

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4歳、102cmのおチビちゃんでも、半月ほどでスノーボードのターンが習得できました。

 

子供のやる気が重要

ある意味ここが核心。

小学生くらいになるとある程度親がコントロールしてやることも可能だが、4歳は不機嫌スイッチが入るとコントロール不能になるので、めちゃくちゃ気をつけているポイントです。

子供のやる気を高める心構えとしては

 

・とにかく褒める

・ご褒美でモチベーションアップ(ウチは練習後のジェラート)

・他の子と比べない。特にあの子はもうできるのにとか言わない。

・ヘトヘトに疲れるまで練習しない(疲れると不機嫌)

・無理にやらせない

・雪遊び、ソリなど、練習以外でもしっかりと遊ぶ(1日ゲレンデにいてもスキーは3時間以下。1日3時間も練習すれば十分です)

・親も早く滑らそうと焦らないことが肝心。子供のペースに合わせる。

・子供スキー板を運ばせない(滑ること以外に体力使わない)

 

とくに小さい子供は長い時間、親のいいなりで動くことができません。まして、まだ滑れないスキーの練習を長時間して楽しいわけがありません。

スキルなしでも楽しめる雪遊びの時間も作ってあげましょう。

 

 

練習に必要な道具

初心者の頃は足りないスキルを道具で補ったほうが簡単です。

 

スキー板

短めが良いです。

短い方がボーゲンの「ハの字」の角度を大きくとれてスピードコントロールがしやすいです(板が長いと大きな「ハの字」の左右が並行に近づくのでスピードコントロール難しい)

目安としては、身長より10~15cm 短めが良いでしょう。

 

成長する子供に短めの板を買うのはもったいないので、1.5万円程度のシーズンレンタルがおススメ。

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普通にレンタルすると、下表のように土日借りて5,800円。3回週末スキー行くなら、シーズンレンタルのほうがお得です。

(都度レンタルだと、毎回スキー場で借りたり返したりする手間もバカにならない)

 

また、スキーをワンセット買うとなると、子供用でも板金具で2万円、ブーツで1.5万円で合計3.5万円。

子供は毎年身長が伸びるので、長め買って1年は我慢するか毎年買い換えるか非常に悩ましいのだが、シーズンレンタルだとシーズンごとにぴったりの長さを選択できるうえ、シーズンオフの保管の手間もない。

 

 

ちなみにゲレンデのおみやげショップで売られているプラスチックのエッジがないスキーは相当難しいうえ、エッジコントロールが身につきません。まったくオススメしません。

雪の上で歩き回る程度で、リフトに乗ってコースを降るなんて、到底できません。滑走用具ではなく、雪遊びの道具です。

 

 

ブーツ

はっきり言って、スキーにおいてブーツフィッティングが一番重要です。それは子供でも同様です。

ブカブカだとエッジコントロールし難くなるので、ジャストサイズ推奨。普段のスニーカーの0.5~1cmアップくらいがスキーブーツのジャストサイズです。

これも購入するよりはシーズンレンタルで毎年ジャストサイズを履かせてあげてください。

 

 

トライスキー

プルークボーゲンをあっという間に習得できる神グッズ。

絶対にあったほうがプルークボーゲンのマスターが早いです。周りの親も同意見。

自然に「ハの字」楽にプルークボーゲンの姿勢を維持できるので、ボーゲンの習得が早くなるうえ、疲れにくいので子供が滑れる本数も増えます(上達してトライスキーを外した日は、足がすぐに疲れると言ってました)

たかがプラスチックの留め具に3千円ちょっとは高く感じる人もいるかと思いますが、スキーのトップが重なって上達しない子供と土日を過ごすより、トライスキーをつけてさっさと上達してゲレンデいっぱい滑りまくる経験を考えたら、トライスキー代金なんて勿体無いと思ってる場合じゃないです。

アマゾンのレビューでも、ものすごく高評価ですよ。

トライスキーのレビュー

 

 

ハーネス

最初はハーネスでスピードコントロールしてやると、子供が斜面を怖がりません。

ボーゲンを習得した3日目には不要になりましたが、初日は最初の一歩に大活躍。あると上達が早いです。

 

 

 

ストック

最初の3日は必要ないです。

ボーゲンの時はストック持たないほうがエッジ荷重に集中できます。

ストックがないと平地移動がしんどいですが、平地の移動時は親が背中を押してやります(子供の体力温存にもなる)。

 

 

ウエア

子供用のウエアはツナギよりセパレートがオススメ。

こちらに詳しく書いている。

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手袋選びについてはこちらで紹介してます。

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3日間でリフト一本分滑れる練習方法

あくまで48R家の自己流ですが、こんな方法で練習しました。

 

練習メニュー概略はこんな感じです。

・初日はスキーに慣れることと、確保しながらプルーク姿勢でのスピードコントロール。リフトに乗る、

・2日目は確保なしでプルーク姿勢でスピードコントロール

・ターンの練習。リフト一本分の距離を自分でターンして滑る。

 

では、順を追って解説します。

 

初日の練習メニューは「ハの字」でスピードコントロール

ステップ1:最初の10分は平地で板にならす

初めてのスキー板、自分の思い通り動けないので子供は戸惑います。

まずは平地で前後方向には滑って進まないこと、カニ歩きをするとエッジがグリップして進めることを教えまます。

とはいえ、平地で移動できなくてもスキーは滑れるので、平地の移動に体力を使うこともないです。ちょっと板に慣らすだけで十分。

 

 

ステップ2:超緩斜面をハーネスで確保して滑る

いきなりリフトに乗ります(笑)

リフト乗ったほうがハイクアップやムービングベルトに比べて遥かに距離を滑れるので、上達が早いです。

斜面は超緩斜面を選んで下さい(コレ重要)。

ハーネスがあれば超のつく緩斜面でなくても確保して滑れてしまうのですが、スピードが出てしまい「ハの字」でのスピードコントロールが覚えられません。

 

最初の練習は、大きな「ハの字」を作ると減速、停止できること。

子供にとってスキーが怖くなる原因は、自分でスピードコントロールできないことです。

その恐怖心を取り除くため反復練習して「ハの字」の大きさでスピードコントロールできること、大きな「ハの字」で止まれることを身体に染み込ませます。

超緩斜面なら、4歳児で脚力でも大きな「ハの字」で停止することができます(逆に止まれない斜度なら、子供の恐怖心は取れません)

 

ちなみに「ハの字!」といっても子供は理解しにくいので、「スキーでおにぎりつくって」や「大きなおにぎりにして〜」「三角つくって〜」と教えると子供でも直感的に理解できます。

 

ここでトライスキーが本当に活躍しました。

トライスキーを装着しなかったら1m滑り出すだけでスキーのトップが重なって思うように動けなくなります。ところがトライスキーを使うと簡単に「ハの字」の姿勢をとれるので、一気にスキーのスピードコントロールができるようになりました。

 

初日の練習メニューは以上です。

 

 

2日目の練習メニューは1人でリフト1本分滑る

ステップ3:ハーネス確保の割合を減らす

2日目になると、だいぶ自分でスピードコントロールができるようになってきます。

ハーネスのテンション緩めて、子供にスピードコントロールさせてみましょう。

なんども繰り返していると、ハーネスのテンションをほとんど張らなくても、自分でスピードコントロールして滑れるでようになってきます。

(上の動画では走ってますが、親もスキーでプルークボーゲンまたはスノーボードでサイドスリップしたほうが楽です。スノーボードブーツで走るのしんどかった〜)

 

ハーネスの確保を離すのは、子供との信頼関係も重要です。

気がついたらヒモなかった!となると子供が怒るので、十分にスピードコントロールを練習して、ちゃんとヒモ離すよ〜と言ってから離しましょう。

 

 

ステップ4:確保なしで滑る

自分でスピードコントールできるレベルになったら、思い切ってハーネスのヒモを離します。

もちろん、親はすぐ後ろを滑っていつでも子供を確保できる状態で、暴走しないように気をつけるのは、言うまでもありません。

スピードコントロールができることと、暴走しない緩斜面なら、案外滑れてしまいます。

 

2日目はリフト1本分の距離を、一人で滑れるようになりました。

 

 

 

3日目の練習メニューはターンの練習

ステップ5:最初のターンの教え方

いよいよターンです。

ターンを覚えると行きたい方向へ滑れるので、狭い林間コースや人が多いゲレンデもへっちゃら。一気に行動範囲が広がります。

 

スキーは外足荷重でターンするのが基本ですが、4歳児だと「外足踏んで!」と教えてもうまくターンできませんでした。

そこで作戦を変えて、外足荷重になる姿勢を教えました。

 

外足荷重の姿勢のつくりかた

・行きたい方向とは逆のスネを倒して

・行きたい方向を向いて(目線)

 

我が家ではこう教えました。

やってみるとわかりますが、左にターンしたい場合、プルークボーゲンの姿勢で右足のスネを前に倒すと、勝手に外足荷重になります。

また、人間は目線を送った方向に進めるように、勝手に身体を補正するものです(例えば木にぶつかりそうなときに木をみるとそっちに吸い寄せられますよね)。

 

我が家の場合、この二点を意識させるだけで、すぐにターンができるようになりました!

合わせてターンで斜面を斜めに滑るとスピードが出ないこと、ターンで減速できることも教えます。

 

3日目にはスピードコントールも上達して、斜度のあるコースでも大きな「ハの字」でコントロール。安心して見てられるようになりました。

 

3日目はみっちりリフトに乗って、なんども初級コースを滑りました。

 

ここまで滑れると行動範囲が劇的に広がるので、親としても一緒に滑って楽しいですよね。

 

 

下の子は3歳でも滑れたよ!

お姉ちゃんで調子の良かった練習方法、3歳の息子(身長92cmの小柄)でも試してみたところ、4日目で補助なしでコース滑れました!

ちびっこ三歳児は筋力がないので、ターンも不安定だし緩斜面限定。とはいえ、一緒にゲレンデ滑れるのは楽し〜!

 

トライスキーで変なクセつかないか?

たまに聞かれるのが「トライスキーで変な癖つかないか」という質問。

安心してください、全く問題ないです。

 

トライスキーでターンができるようになって、その後2~4日ほどで、すぐトライスキーも卒業できます。

上の画像はトライスキーで4日滑った後、思い切って外してみた初日の滑り。

外した一本目から普通にターンして滑っていきました。

ただし、トライスキーがないと足の筋肉に負担がかかるので、初回はかなり疲れたようでした。とはいえ、さらに4,5日ほどトライスキーなしで滑らすと、足も出来てきて全然疲れなくなり、5歳の今はスピード出したりゲレンデ脇のギャップでジャンプもします。

 

我が家の場合はトライスキーで早くターンを覚えて、慣れたらすぐにトライスキーを外してあげるのが上達の早道でした。

すぐにトライスキーは不要になりましたが、早く上達できたことを考えたらお値段以上の価値は十分あります。

 

 

まとめ

我が家の場合、4歳児の娘が半日の練習三日間で初級コースなら自分でスピードコントールし、ターンで行きたい方向に滑れるようになりました。

距離もリフト1本分ならノンストップで滑れるので、何度もリフトに乗ることができました。

 

使った道具の中でも、トライスキーは楽にプルーク姿勢が維持できるので1日で滑れる距離が増えますし、ハーネスもすぐに要らなくなるとはいえ、子供に安心して最初の一歩を踏み出してもらう上で重要なアイテムでした。

難しいと子供がスキー嫌いになっちゃうので、効果的な練習グッズを利用して子供の上達を促すことで、子供も親もとても楽しいスキーデビューとなりました。

 

4歳児といっても体力や運動神経に個人差があります。もっと早く滑れるようになる子もいれば、その逆も然りです。そんな中でも、この記事が少しでも読者様の楽しいファミリースキーの参考になれば幸いです。

 







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