JB64/74ジムニーのサイドブレーキ後ろの穴って最早ドリンクホルダーではないよね。
運転しながらドリンク取れないし、運良く取れてもノールックでドリンク戻せない!
JB23ジムニーの頃から悪評が高かったのに、新型でも同じ位置とは、けしからんわ!
というわけで、JB74ジムニーでも最適なドリンクホルダーを求めるべく、色々試してみた。
今回はそのファイナルアンサーの記事です。
*2022/11/10更新:セイワ WA98のレビュー追加
JB64/74ジムニーの純正ドリンクホルダーは使いにくい!(激おこ)
JB64/74ジムニーのドリンクホルダーは運転席と助手席の間のサイドブレーキ後ろあたりにある。
コレがとにかく使いにくい!
運転中にドリンクに手を伸ばすにはハンドルから遠いうえ、思った以上に手を後ろに伸ばさないと届かない(腕だけじゃなく、肩から動かさないと届かない)。
また、運転中は視界を切りたくないので前を向いたままドリンクを取ったり置いたりしたいのだが、位置が悪いため、とくにドリンクホルダーに置くのが難しく、いちいち視線を落としてドリンクホルダー位置を確認することもある。
うーん、JB23でも評判良くなかったのに、新型で改善してないとは、そりゃないぜスズキさん!(JB64/74ジムニーの設計者はJB23乗ってないの?)。
というわけで、JB74ジムニーでは早速社外ドリンクホルダー探しに旅立つことになってしまった。
ちなみに、純正ドリンクホルダーは使わず、ドリンクホルダーを利用して取り付ける肘掛けを取り付けたほうが幸せ度上がります。
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試したドリンクホルダー達
ベスト! ハンドル右エアコン吹き出し口にドリンクホルダー
位置的には文句なしにここが1番使いやすい!
テストで色々な位置にドリンクホルダーを取り付けたが、使用頻度はダントツの一等地である。
とにかく、ハンドルからの距離が短く、少ない手の移動で、さっとドリンクを取れるのが良いのだ。
次にテストしたドリンクホルダーを解説する。
セイワ WA98 ウィンカー操作に干渉しない
ドリンクホルダー沼にハマっている48Rがいま1番気に入ってるのがコチラ、セイワのWA98。
エアコン吹き出し口の前にセットされるドリンクホルダーが多い中、これは右にオフセットされており、ウィンカーレバーとホルダーのクリアランスが大きく操作を妨げない(他のドリンクホルダーも手が干渉することは滅多にないが、慌てて雑にウインカーレバーに手を伸ばしたときは、当たることもある)。
また、エアコン前にドリンクホルダーがあると、クーラー時は保冷ヒーター時は保温効果も期待できるが、逆に夏にホットコーヒー飲む時はすぐ冷めるし、冬に冷たいドリンクは温くなるデメリットもあるので、エアコンから干渉しないホルダーを試してみたくなったのが購入動機。
結果、使い勝手も良くて大満足!
ちなみに、ドリンクホルダー部はかなり右側にオフセットされており、サイドドアぎりぎりまで攻め込んでだ設計だ。
ど定番のカーメイトNZ588(=NZ810)
カーメイトさんから発売されているジムニー専用のドリンクホルダーNZ588(NZ810は見た目がゴージャス版)の完成度使い勝手は非の打ち所がない。
取り付けは、ジムニーのインパネのボルト穴を利用する。
がっちりボルトで固定できて安定しているうえ、メーターパネルのブラックと同調したデザインで、純正品と言われても疑わないくらいジムニーにマッチしている。
ここまで自然にジムニーのインテリアにマッチするデザインで開発したカーメイトさんには感服。
48Rが勧めるまでもなくジムニー乗りの間では定番商品で、実にドリンクホルダーの販売数はジムニーの販売数の3割にも達するそうな(凄っ!)
NZ810はNZ588の上位バージョン。ジムニー/ジムニーシエラの上位グレードのエアコン吹き出し口にマッチするデザインになっている。
48Rのジムニーも買い足した助手席側はNZ810を使用しているが、NZ588と見た目が異なるだけで機能的な差は全くない。
(48R的にはメーターパネルに合わせたデザインのNZ588のほうが好みかな。安いし)
余談だが、スノーボーダースキーヤーなら移動中にゴーグルを乾かしたいときも多いかと思う。
はい、ドリンクホルダーにゴーゴルかけるとすぐに乾きます(笑)
星光産業 ドリンクホルダーEXEA EE-224もテスト
さらに、Amazonで人気の星光産業のドリンクホルダーも試してみた。
固定方法はカーメイトと同じくインパネのボルト穴を利用する。
こちらはデザイン的には野暮ったく、見た目勝負ではカーメイトさんに分があるように思う。
ドリンクホルダーとしての使い勝手は同等。
コイツのカーメイトに対してのメリットは、スマホを置けること。
スマホの通知をすぐに確認できるし、取り出しやすい。
48Rはドライブ中はAmazon musicで音楽を聴くことが多いのだが、固定しながら人差し指ひとつで操作出来るのも良い。
また、ナビのUSB入力をハンドル右のスイッチパネルに移設しておくとスマホとの接続がスマートである。
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APIOのフリップアップドリンクホルダーはイマイチ
折り畳んだときの見た目はピカイチ。
まるで純正インテリアかのようなデザインは素晴らしいが、肝心のドリンクホルダーとしての使い勝手は良くない。
詳しいインプレは別記事で書いてます。
汎用ドリンクホルダーはどうなの?
ちなみに、最初はカーメイトさんの汎用ドリンクホルダーDZ374を同じ位置につけていた。
丸型エアコンにも対応の製品。
これはこれで悪くはないのだが、専用品のがっちりした安定感を知ってしまうと、安い汎用品より多少お金を出してでもジムニー専用ドリンクホルダーを買うべきかと思う。
特にドリンクホルダーは使用頻度が高く手が触れる部分なので、クオリティは拘りたい。
次点 トランスファーとサイドブレーキの間
サイドブレーキとトランスファーレバーの間のデッドスペースに設置するドリンクホルダー兼小物入れ。
元々デッドスペースだった部分を有効活用できる点が素晴らしい。
小物も置けるので、駐車券や駐車場のゲートリモコン置きに重宝している。
肝心のドリンクホルダーとしての使い勝手だが、コレくらいの位置だとちょっと手の移動量は大きいものの、純正ドリンクホルダーより取り出しやすい位置である(とはいえ、ハンドル右のエアコン吹き出し口前のほうが取り出しやすいが)
ただ、こいつにも欠点があって、背の高い500mlのペットボトルだとシフトレバーとドリンクが干渉するのだ。
気持ちよくドライブしてて、4速→3速→2速にヒールアンドトーでシフトダウン決めているのに、最後にペットボトルにコツン。。。気分台無しである。
運転に集中したい人は、この位置にペットボトル置くことはおすすめしない。ATなら問題ないかと思う。
ドリンクホルダーも「MT」「AT」で別設定なので注意されたし。
エアコン操作の邪魔になるセンターのエアコン吹き出し口
センターのエアコンの吹き出し口はドリンクホルダーの定番設置場所だが、JB64/74ジムニーの場合は具合がよろしくない。
エアコンの操作ボタンが隠れてしまって、エアコン操作の邪魔!
さらにドリンクホルダーをセンター右の吹き出し口にセットすると、ワイパーレバーに手を伸ばす時、ドリンクに当たってしまってイライラすることしきり。
この位置は、まったくオススメしません。
(普通車だったらセンターのエアコン吹き出し口はナビの左右だったりするのだが、ダッシュボードの狭いジムニーでは仕方のないところ)
運転席側はお勧めしないサイドドアのドリンクホルダー(助手席側はアリ)
カーメイトのNZ588(=NZ811)はサイドドアにも取り付け可能だが、この位置は非常に使い勝手が悪い。
ペットボトルを置くと、ドアノブに手を伸ばすのに邪魔である。
また、運転中右腕がペットボトルに触れるのも鬱陶しい。
運転席側は全くオススメ出来ない。
一方で、助手席側ならドリンクを取り出しやすい位置なので、そこそこアリではある。
特に手の短い子供達にとっては使いやすいとのこと。
まとめ
ベストは左右のエアコン吹き出し口前でファイナルアンサー!
見た目が良いカーメイトがオススメだが、スマホ置きたい人は星光産業さんという選択肢もあり。
シフトレバー手前も悪くないが、ハンドル右のエアコン吹き出し口前よりちょっと手の移動が大きくなるので、ベスト位置とは言い難い。
とはいえ、シフトレバー出前のデッドスペースを小物置きにもできるので、買っておいて損はないだろう。
それ以外のドリンクホルダー設置場所は、使い勝手が良くなく、あまりオススメしない。
今回の記事では、身銭と時間を切って色々と試してみたが、この経験がジムニー乗りのお役に立てれば幸いです。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。