皆さんは自転車整備はお好き?
自分はあまり好きではないと周りでは思われてるけど、実は実は自転車整備は好きなほう。昔オートバイレースをしていたころは、学校サボって一日中バイクを弄っていたくらい(最近は子守が忙しくて整備できんのです!と、皆には声を大にして言いたい!!)
整備が楽しくなるアイテムとして、良い工具はもちろん重要なんだけど、メンテナンススタンドがあるかどうかも大事なのよね。
自転車がガッチリ固定されて、高い位置にあると整備が驚くほどしやすくなるので、長時間の整備も苦にならないし、スタンドにかけてるほうが、なんだかメカニック雰囲気が出てきて気分も上がるってもんです。(余談だけど、オートバイレースやってた頃は、フロントスタンド、リアスタンド、フレームスタンド、天井からタイダウンで吊り下げなど、色々と整備しやすいように使い分けてた。作業効率が上がるほど、整備は楽しい)
というわけで、今回は自分がMTBをはじめた頃から愛用しているスタンドのご紹介。
アルミ製のミノウラのワークスタンド RS-5000
Amazonでも評価の高いこいつを使っている。
もう少し安いスチールモデルもあるが、富士見などに持ち運びの煩わしさも考慮して(と言っても車の積み下ろしくらいだけど)、ちょっとお高いアルミモデルにした。
インプレッション
収納性
コンパクトに折りたたみ可能。
軽いアルミモデルと言っても、5.5kgもあるのでそこそこずっしり。ちなみに、スチールモデルは8.0kgだ。
これくらいのサイズなら、ハイエースのベッド下に容易に収納することができ合格点。
組み立ては工具レス。
高さ調整も自転車のサドル調整同様、クイックリリースで工具レスだし、クランプヘッドの角度調整もワンタッチでスンパらしい。
使用感
バイクをスタンドにかける前に、ディテールチェック。
フレームを掴むヘッドは、あらかじめフレームサイズに合わせて掴み幅をプリセットし、掴み手を閉じてオレンジのノブをちょっと回すとロックされる(わかりやすいように、ノブを上側に撮影。本来はノブが下にくるように使う)
また、スタンドに工具皿つき。これが便利すぎる!
自転車整備中って、いちいち使用する度に工具を工具箱に戻すのもめんどうだし、地面に置くのも工具が傷つくし失くす原因にもなるのであまりやりたくないが、この工具皿のおかげで問題解決!
外したネジもすぐに工具皿に置いておけばすぐに使えるので、とっても作業が捗る。この工具皿のためにスタンドを使いたくなるくらいだ。
さて、次に自転車をかけてみよう。
通常、富士見パノラマなんかで走行後にちょっと自転車を固定したり、チェーンの給油程度だと、フレームクランプがめんどうなので、ヘッドにサドルをポン載せである。
これでも意外と安定するので、簡易スタンドとしても悪くない。
チェーン給油やディレーラー調整には十分。
そして、がっつりとメンテをするときはフレームクランプに。
けっこうガッチリ。
スタンドの足場形状が二本のフレームで三角形を形成しており、若干内側に倒れたスタンドのメインパイプのおかげで、重心が足場の三角形の中心にくるので、とっても安定している。
多分、震度5くらいの地震でも倒れないであろうほどの安定感でスバラシイ。
これくらいがっつり掴めると、フォークの脱着や、リア三角の分解給油もやりやすい(贅沢を言うと、外したフォークやスイングアームやリンクを並べるワークデスクも欲しくなる(笑))。
BBやディレーラーが胸の 高さなので、各種整備がとてもやりやすい。
欠点は、ダウンヒルバイクはフレーム形状が複雑なので掴みにくこと。
davinci wilsonも例に漏れず、フレームが掴める場所が一箇所しかなく、クリアランスも狭いので載せるがけっこう手間。
対策としては、クランプの角度調整かんたんなので、シートポストを掴むのも手です。
ま、通常の前三角のフレーム形状ならば、問題にはなりますまいて。
まとめ
オススメですか?と言われたらとっとと買ってまえ!と言えるほど使いやすい。
・コンパクトな収納性
・工具レスでの折りたたみ、高さ調整角度調整
・重い自転車でも安定感抜群
・便利な工具皿
と、整備が捗ること間違いなし!