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楽ちん巡航 ハイエース200系 後付けクルーズコントロール ~pivot 3-drive α~

クルコンを使ったことない人にとって、高いお金を出してまで後付けクルコンを装着するメリットって想像しにくいですよね?

結論から言うと、もう、クルコンなしの車はありえん!っと言い切りたいくらい、運転が楽になります。

高速道路で一定速で走行するって、何気に精神力をすり減らしているんですよ。

脳が元気な状態だと、体感速度の変化を感じ取って、あまり意識をせずアクセル調整をしてます。

ところが、脳が疲れてくると、体感速度の変化に対して脳が鈍くなり、速度調整ができなくなります。登り坂で想像以上に速度が落ちてきたり、下り坂で速度超過気味になったり、疲れてくるとスピードメーターの数字を見てハッとすることが多いです。

クルコンがあれば、何気に疲れる速度調整をクルコン任せにできるので、ドライブの疲労が大幅に減ります。

長距離の疲労度が全く違いますよ。

 

 

クルコンが標準装備でないハイエースでも、後付けのクルコンキットを装着できます(ハイエース用だけでなく、いろんな車種用も売ってます)。

一部簡単な電気工作がありますが、ナビの取り付けができるレベルなら問題ない作業です。

 

 

クルコン取り付け経緯

買い替えた4型のハイエースには、後付けのクルコンを取り付けてみた。

選んだのはネットでも評判の良いpivot 3-drive α。

後付けクルーズコントロールの定番商品で、車種別専用ハーネスで簡単に取り付けが可能。

楽天でハイエース用ハーネス込みで25000円くらいだった。

 

 

 

取り付けた理由は二つあって、運転をにしたいということと、燃費向上

クルコンは運転が楽!

クルコンを使ったことがない人はにはわかりにくかもしれないが、とにかく運転が楽になる。

「一定速度をキープする」、簡単そうに見えて、じつは人間結構気をつかっているのだ。上り坂ではアクセルを踏み込むし、下りではついついスピードが出すぎるし、意外とアクセルコントロールのために脳みそのセンサーと右足は仕事をしている。

それがクルコンがあれば「速度を設定すれば右足(アクセル)操作は一切不要」となるのだ。

人間様が気を使うのはハンドル操作のみとなる。

気を使うポイントが減ると、精神的な疲労度が驚くほど軽減されるのだ。

 

また、社外品のクルコンのメリットとして、クルコン速度は140km/hまで設定できること(純正クルコンはたいてい105km/h)。さすがに140km/hは使わないが、125km/h設定あたりは急ぎたいときに重宝している。

 

意外なメリットしては、スピードの出し過ぎも抑止できること。クルコンを設定しておけば、ついついオーバースピードになることも防げるので、安全運転にも一役かっている。

 

実際に使ってみた感想だが、ほんとに楽チンで疲労度軽減。

運転が退屈で眠くならないかと心配してたけど、むしろ疲労度が減って眠くならなくなった。

また、機械任せの速度コントロールは気持ち悪いが、慣れの問題ですぐに気にならなくなる。

 

前のハイエースはクルコンをつけていなかったのだが、もっと早くつけたかったと後悔するほどの便利グッズでした。

 

 

クルコンは燃費が向上!

もう一つの動機の燃費向上。

Pivotさんのデータによるとクルコンのほうが燃費向上するとのこと。

15万キロくらいは乗るつもりなので、初期投資の25000円はチリツモで元が取れるんじゃないかと。

普段はこんなにゆっくり走ることはないけど、南諏訪から談合坂SAまで85km/h設定で移動したら19.4km/lという好記録もでた。
(下り区間なので、参考記録ね)

 

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2017/01/07追記

2年以上使ったみた感想。

高速道路ではクルコンで巡航したほうが5~10%ほど燃費が良くなる。

無駄な加減速が減るためと思われる。

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ちなみにスロットルコントロールもできて、エコモードにすると町乗りでも燃費向上ができる。

これはアクセルを踏んでも実際のスロットル開度を下げているだけなので、普段からあまり踏みこまない人にはそんなに違いはないかもしれない。

 

ハイエースの燃費ネタは別記事で書いてます。

200系ハイエース燃費メモ ~4型S-GL ディーゼルターボ(1KD)の場合~

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クルコンの注意点

LEDテールランプに変更している場合、クルコンが作動しない場合があるとのこと。

すでにLEDテールに変更している人は注意が必要。

ちなみに、48Rが使っているピカキュウさんのLEDテールはクルコンと併用しても問題なし。

10分作業でブレーキ/テールランプのLED化 〜ハイエース200系DIYカスタム〜 

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DIY取り付け

例によって取り付けはセルフで。

運転席の足元で作業するので、おっさんには姿勢がしんどいが、特に難しい作業はない。

専用ハーネスがあるからほぼボルトオンだが、車速パルスとリバース信号をとる所だけ簡単な電気工作が必要だった。

4型ハイエースの場合、アクセル側のハーネスはTH-1A、ブレーキ側のハーネスはBR-2を使用。

画像上から
ブレーキハーネス
コントローラー
クルコン本体

 

 

0.配線図

最初に配線図を頭に入れておくと作業しやすい。

 

 

では、実作業編へ。

1.スロットル(アクセル)の配線に専用ハーネスを割り込ませる

まずはアクセルのセンサーから。

10mmのソケットレンチでアクセルを取り外す。

 

アクセルには車側からハーネスが接続されているが、そこにPivotの専用ハーネスを割り込ませる。

画像上に伸びた分岐配線はクルコン本体へ接続する。

クルコン本体がスロットル配線にストットル信号を送り、速度調整できるようになるのだ。

 

 

2.ブレーキハーネスの取り付け

次はブレーキの配線。クルコンの解除はブレーキを踏んで行うので、その信号を送るためだ。

 

ブレーキペダルの上あたりにカプラーが見える。ここに配線を取り付ける。

こちらも専用ハーネスを割り込ませるだけ。

分岐配線からは青、黄、白、黒の4本の配線が取り出せる。

分岐配線の青をクルコン側配線の赤に、分岐配線の黄をクルコン側配線の灰に接続。

クルコン側配線の赤と灰の配線は、予めギボシ端子を工作してると作業がスムーズだ。

 

3.クルコン本体の設置

ハイエースの場合、クルコン本体は足元奥のスペースに固定が良い。

タイラップでしっかり固定しよう。

 

4.車側から、車速パルスとリバース信号の取り出し

車速パルスとリバース信号はナビの裏から取る。

インパネを工具で剥がして配線をする。

 

内装を剥がす工具を使うと、簡単にインパネを取り外せる。

こんな感じで分岐を作る。

分岐は付属のカットギボシで圧着した。

 

取説によると、エレクトロタップは使えない。

 

また、48Rは接続したが、リバース信号は取らなくても良い。要はリバースの時にクルコンやスロコンをキャンセルするだけ。リバースでクルコンセットすることは普通ないでしょ。

 

5.アースの接続

適当な車体のボルトと共締めしてボディアースをとった(画像取り忘れ)。

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2017/01/07更新。

ブログ読者様からコメント頂きました。ブレーキハーネスの余っている黒線でアースを取ると電源が入らないそうです(アースが取れてない?)

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6.コントローラーの設置

コントローラーはシフトレバーの上に設置した。

任意の速度でクルコンコントローラーのボタンを押してオートクルーズに入るので手を伸ばしやすい位置が良い。オートクルーズ中の速度調整もリモコンでやるので、けっこう触る頻度が高いのだ(ただし、この位置だと手の短い人には辛いかもしれない)。

そして最後にリモコンのハーネスをクルコン本体に接続すれば完成!

 

 

インプレッションとまとめ

使ってみて3年、もうクルコンなしの車はありえない。

疲労度低減に効果大だし、さらには疲労度低減による居眠り運転対策にもなる。

すっかり手放せないアイテムとなった。

 

反面、車の多い時間帯ではクルコンで巡行できず、けっこうストレスもある。

あと、登り区間でまわりの車が減速するなか、こちらは速度一定なので、急に車間距離が詰まる!一定速度巡行をすると、なんとまわりの車がいい加減な速度調整か、よく分かる。

みんな、もっとクルコン付けようよー!

 

ま、それでも深夜の高速道路みたいな、一定速度巡航できる環境のある人は、絶対疲労軽減に効果的、付けて損なしのオススメアイテム。

 

ワタクシメの場合、もうこれがないと、高速道路運転できません!

人間、一度楽を覚えると、それが基準になってしまう生き物なのね(笑

 

悩んでいるくらいなら、はやくクルコンつけて楽になったほうが良いですよ。

 

他にも「ハイエース」タグで色々書いてるので、そちらもどうぞ。

 

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