オフシーズンにフォークをOHしなかったので、6月にやっとOH。
料金はこんな感じ。オーバーホールの基本工賃+消耗品+税金+送料でシメテ18954円。
年2回でOHするとフロントフォークだけで4万円やね。。。
マムアンドポップス様でSTAGE1のチューニングがサービスなようで
以下の内容を実施してもらえた。
STAGE 1
・ボトムケース内のブッシングとインナーチューブとのクリアランスの適正化。
・FIT CTD カートリッジの点検とエア抜き
・20wt GOLDのフォークフルードの使用。
動きがスムーズになるようでワクテカ。
さらに、今回はネガティブスプリングをソフトなものへ変更。
ちなみに、ネガティブスプリングAssyは3万円。。。。
とても3万円する部品には見えないけど、背に腹はかえられない(^^;;
背に腹で変更した理由は、自分の体重(61kg)ではセッティングをうまく出せず
フロントに安心感が不足して、ペースを上げると怖いしライディングを楽しめないから。
自分の体重でサグを推奨値の40mmに設定すると
エア圧が53psiほどでフォークの肩下が短くなってしまい
前荷重になり過ぎたり、それにより切れ込んだりすることが多かったり
イマイチフロントに信頼感がなかった。
ヘッド角が立ち気味で下りも怖いし。
さらに、付きだし0mmにしても、肩下寸法(ステム下からボトムケースまでの距離)も180mmしかなく
200mmストロークのサスなのに、180mmしか使う余地がない状態だった。
一方で、Float40はエア圧を上げると肩下寸法が伸びるので
肩下寸法優先でエア圧を60psiにすると、今度は硬さが出てしまい
ジープロードではつらいし、ストロークも奥でつっぱり感があって
ブレーキングしながらギャップで車体が弾かれ気味。
ストロークも160mmほどしかせず、残ストロークも余りまくり。
せっかくの200mストロークのフォークなのにねぇ。
セッティングでエアボリュームを大きくすることで肩下寸法を伸ばすことはできるけど
数ミリ変わるだけで根本的な解決にはならなかった。
そこで、ネガティブ側のスプリングをソフトに交換。
インナーチューブが縮む方向へのアシストが弱くなり
同じサグ40mmでも肩下寸法が25mmほど長くすることができた。
乗った感じも、激変!
まだ十分にセッティングを詰めてないにも関わらず
サグを十分とった状態で、ストロークに余裕ができたので
下りのブレーキングギャップに乗りながらのブレーキでも車体が安定するし
また、車体姿勢の前下がりも解消したので、急に切れ込むこともないし
フロントに安心感がでたおかげで、積極的にフロントを使えるようになった。
ライディングが、もっと、もっと、楽しくなった!!
あまりの違いに、今までのネガティブスプリングで乗ってた時間を損した気分(笑)
やっと、FOXが目指すところの性能を感じられた気がします。
ちなみに、他にも体重が軽い人は同様の問題を抱えてるいるようで
マムアンドポップス様のブログのコメント欄でも同様の問題について議論されてます。
セッティングはこれを参考にしました。
DH2年目だけど、初級者でも乗り易いバイクって大事ね。
乗りにくいバイクって、上達妨げるわー