2/10 厳冬期杓子岳JP手前からの貸し切り長走沢 〜久しぶりのフルハイク山行〜

大量降雪後のピーカンを狙って、日帰りで杓子岳JP(ジャンクションピーク)手前からの長走沢を滑ってきた。

 

東京出発は水曜日夜22時。

いつもより遅めの出発だったけど、今回はゆうさんと相乗りなのでちょっと楽できた。

 

白馬に着いて、じゅんさんアツさんとも合流。IMG_6745今日は4人いるのでラッセル大回転が期待できる。

 

この時点ではまだ行き先は決まってなかったんだけど、大量降雪後なので急斜面は避けたいのと、比較的安全に登りながら斜面の様子を伺えるということで、杓子尾根経由のJPを目指すことになった。

 

 

出発は7時15分二股発。杓子JPを目指すには遅い時間だけど、みんな関東から来ているので、朝4時発とかだと睡眠時間0になってしまう。滑走目的ならピークこだわる必要もないので、体調優先のゆるふわ出発(ワタクシ、翌日仕事だし)。

 

大量降雪後なので、二股からラッセルIMG_6746

交代でラッセルまわして、順調に距離を詰めていく。

自分は普段は厳冬期にフルハイクはしないので、実に2年ぶりくらいの厳冬期フルハイク山行(2年前も2年ぶりくらい)。朝一から林道アクセスでフルラッセルなんて、本格的スプリットボーダーっぽくて気分が上がるよね。

 

猿倉山荘を経由して、いつものヘアピンから台地方向へ乗り上げる。

台地に着くとコレですよ。IMG_6747どーん。

JP様のおでまし。「お前らここまで届くんかい!」と言わんばかりのスケール感。実際、台地で標高1500mほどしかないので、まだまだ先は遠い。

 

大休止をとって呼吸を整えてから右の杓子尾根に取り付く。IMG_6755

無風快晴ラッセル。尾根の取り付きから体力を奪われる。雪はかなり沈降が進んでいて大規模な雪崩の危険性は少なそうだが、右の小ピークからときたま点発生でポロポロ落ちてくる。

 

IMG_6774

尾根に乗り上げてからは、風の影響で雪面が硬くなってきた。シュカブラの中を黙々と高度を上げる。

 

右手に白馬のフラッグシップを眺めながらのハイク。なまら気持ち良い。

IMG_6778

標高2200mすぎたあたりから、いよいよ雪面は硬くなりシールでは心もとない感じ。

他の3人はクトーを装着しているけど、48Rはブンリンクランポンを持ってきてないので(忘れ物ではなく、最近はクランポン持たないスタイルを試している)、シールのみで頑張る!

インエッヂのないセルフカットスプリットボードなので、キックターンは子鹿のように足元プルプル!(笑

スプリットボードなのに、よう頑張ったわい。

 

結局、JPまで150mくらいまでの地点でこれ以上は滑落の危険が増すと判断し、登行中止。IMG_6781

もうちょっとだったけど、7時過ぎ出発でJP目指すくらいなので、ピークにはそれほどこだわりはない。

 

IMG_6784

ここからでも、下の猿倉台地まではかなりの標高差。滑りを楽しむには十分だ。

 

さ、お待ちかねの滑走タイム!

杓子尾根から長走沢にトラバース。斜面を覗き込むと、とんでもなくデカい滑り台が現れた。

雪は八方系のパックパウダーだけど、むしろ雪質よりスピードを重視したいくらいのどデカい坂なので、ぜんぜんオッケー!

いつものようにジャンケンでドロップ順決めて、いざ!

 

12688174_953635481390296_719415698143539148_nRider:ゆうさん

 

12661900_953635454723632_8649895394201261966_nRider:48rider
ライダーズライトの自然が創りしビッグウェーブへの当て込みが楽しい!

 

12670179_953635471390297_8830608975468592631_nRider:じゅんさん

 

 

IMG_6801Rider:ゆうさん
うーん、マンダム。

 

IMG_6826Rider:アツさん(小さくてごめんね)
初滑りがJPとは熱い!

 

IMG_6842台地まで延々続くパウダーバーン。ほんとデカいねー。

 

IMG_6836Rider:アツさん
初滑りでこんなん滑ったら、そら、ガッツポーズもでますわいなぁ。イエイ。

 

 

IMG_6843台地まで快適ラン。そして振り返ればこの景色。貸切長走沢ご馳走様でした。

 

久しぶりの冒険系で楽しかった!

 

 

締めは白馬駅前のポテト専門店『ohana small kitchen』へ

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このジャンクフード感が、ビールと相性抜群!

 

皆様、日帰り強行軍お疲れ山でした。

 









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