昨今の円安の影響でめっきり安い入門フルサス車がなくなってきたなか、カナダのMTBメーカー「Kona」が2025年モデルでお買い得な車種をリリースしてきました。
フルサスバイクといえばエントリーグレードでも40万円前後するなか、20万円台というのは嬉しい限り。
パーツ構成もしっかりしてて、初心者が最初に買う1台としては申し分ありません。
KonaのおすすめMTB
「Process 153 29」と「Process 134 29」
Konaのフルサス系バイクはリアのストローク別に3種類ラインナップされている。
リアストローク | 用途 | |
Process X | 162mm | ゲレンデ向け(上りはしんどい) |
Process 153 | 153mm | ゲレンデからトレイルまでオールマイティ |
Process 134 | 134mm | 軽量トレイル向け |
その中でも今回おすすめするのがProcess 153と Process 134のエントリーモデル
なんせ、両方とも税込20万円台だしパーツ構成もこれからMTBを始める人がトレイルからダウンヒルゲレンデまで走るには十分なものがついている。
その中でも48Rが一押ししたいのは「Process 153 29」!
「Process 134 29」より車体は重くなるし定価も7万円ほど高くなるが、RockshoxのYariというオールマウンテン系の良いフォークがついている上に、ブレーキもシマノDEORE(Msize)かSram DB8(Lsize)がついてくるのでストッピングパワーも十分、変速系もシマノDEOREなので申し分なし。初心者からそこそこゲレンデ走れるようになるまで使えるパーツ構成となっている。
ジオメトリーに関してもヘッドアングルが64.5度と寝てて、リーチも455mmあるので最近主流のロング&スラックで安定感重視の車体設計となっている。
また、今回紹介した2モデルは2024年からの継続モデルなのだが、なぜか去年より定価が2割以上安くなっているのだ。
下の画像は2024年サイトのスクリーンショット。同じパーツ構成なのに価格が全然違う。。
年度別の価格をまとめてみると下表の通り!
2024年モデル | 2025年モデル | 2025年モデルの割引率 | |
Process 153 29 | 376,200 | 297,000 | 21%OFF |
Process 134 29 | 286,000 | 224,400 | 22%OFF |
Processシリーズは全部で8モデルあるのだが、2025年で価格が安くなっているのは上記2モデルのみ。なぜこんなにバーゲンプライスなんでしょう(笑)
MTB始めたいけど、ハマるかわからない中いきなり40万円も出せない、という方にはベストチョイスです。
(これからMTB始める人は、浮いた10万円でシーズン券とプロテクター買ったほうが3倍上手くなります)
ちなみに、ハードテイルならもっと安くて15万円前後から手に入るが、下りを楽しみたいならフルサスバイク一択。
リアサスのおかげで安全に楽しく下れるし、身体への負担が全然違うので練習本数も伸びます。
下りでハードテイルを乗りこなすのは上級者の遊びです(ハードテイルでかっこいい走りをしている人は特殊な訓練を受けてます)。