20年ぶりにフルモデルチェンジをした新型ジムニーのデザインが素晴らしい。
一つ前の型のジムニーは気にはなっていたが、見た目がそれほど好きではなく購入対象になったことはないのだが、新型はめちゃくちゃカッコ良くなって、まさに一目惚れ状態。
毎日のようにウェブサイト見たりカタログ眺めたり、恋い焦がれ状態だ。
最近は丸みを帯びたデザインや、エッヂを効かせた流線型が多い中、原点回帰で無骨でスクエアなボディ。黒いグリルに丸いライト、とこれまた丸い独立ウインカーが良いアクセントになっており、レトロながらどこかモダンで可愛らしさもある。
ジムニーの真骨頂悪路走破性はさておき、このスタイルが堪らない。とにかく48Rは下の画像のような「四角い四駆」が大好きなのだ(笑)
見よ、この無骨なカクカクデザイン。これぞ漢のおもちゃ。Aピラーの立ち具合がたまらない。
すぐに買えるほど経済的物理的余裕もないのだが、いつかは購入したいので、グレード検討と見積もりと試乗をしてきた。
購入検討は上位グレードのJC
ジムニーシエラ のグレードはJCとJLの二種類。
価格差は162,000円なのだが、ついている装備を考えると上位グレードのJCがお買い得。
「スズキセーフティサポート」や「明るいLEDヘッドライト」、「アルミホイール」、「サイドミラーウインカー」、「クルーズコントロール」、「ハンドルオーディオスイッチ」がつくし、インテリアもJCのほうがいくつか質感が良いものがつく。
「スズキセーフティサポート」が42,120円するし、アルミホイールも市場価格で20,000円/本くらいなので、悪くない価格設定だと思う。
また、メインはジムニーシエラ狙いなのだが、軽自動車のジムニーならどれくらい安くなるの?ということで、ジムニーも見積もった。グレードは同じく最上級のXCにした。
ミッション形式について
ジムニーに関してはATかMTかは非常に悩ましい。
運転を楽しむならMTが欲しいところだが、ファミリーカーとして使うなら当然ATのほうが使い勝手がよい。うちのヨメ・ハーン様は5MTも問題なく運転できるのだが、メインカーとセカンドカーでAT、MT混ぜないでとのリクエスト(メインカーのハイエースはAT)。
また、JCに標準装着されるクルコンとの相性を考えてもATが良さそうだ。
他にも価格や燃費などのことも考えると、一長一短だらけで、選択は難しい。
ま、ここは国王兼財務大臣のヨメ・ハーンのご希望でATにしておく。
また、高速道路走行が多い48Rにとってはトップギアのギア比も重要。低いギアで巡航できたほうが静かで快適だからだ。
計算してみると、100km/hでのエンジン回転数はジムニーシエラで
・MTで100km/h巡航時のエンジン回転数は3131rpm
・ATで100km/h巡航時のエンジン回転数は3023rpm
ATとMTでほとんど差はないことがわかった。
ジムニーの場合は
・MTで100km/h巡航時のエンジン回転数は3896rpm
・ATで100km/h巡航時のエンジン回転数は3819rpm
シエラに比べるとだいぶ回転数高めで、高速道路ではエンジン音がうるさそうだ。
ちなみに、筆者48RがTwitterで行ったアンケートも貼っておく。
ジムニー乗りに質問。MT派?AT派?
— 48R (@48_rider) 2018年7月10日
MT率高い!
カラーについて
カタログを眺めていてもどれもカッコよくて、非常に悩ましい。
ということで、参考にディーラー営業マンに人気カラーベスト5を聞いてきた(あくまで、東京のいちディーラーの意見です)。
あまり偏りなくどの色もよく売れるそうだが、その中でも下記が人気色。
第1位 ジャングルグリーン
ジムニーシエラのカタログの表紙にもなった新型のイメージカラーである。
ハンターや森林警備隊よろしく、森での隠密性を求めたカラーはジムニーのオフロードイメージにピッタリ。
都会で乗ろうが森へ行くまいが、この雰囲気を楽しむのもジムニーの魅力と思っている(ミーハー意見)。
第2位 ピュアホワイトパール
定番の白!
一つ前の型のジムニーでもよく見かける人気色である。
荒野を走る四駆と言えば白!というくらいオフローダーに似合うカラー。
シエラの場合、黒の樹脂製オーバーフェンダーが強調されてさらにカッコ良い!
第3位 シフォンアイボリーメタリック
ミリタリー系っぽい砂漠カラー。
筆者48Rはジオン公国が砂漠地域に配備したデザートザクを連想した。
軍モノとジムニーの無骨なスクエアスタイルは親和性が高い。
砂泥汚れを落とさなくても、むしろ雰囲気でてカッコよくなるカラーだろう(イエローやブルーは洗車でピカピカにしてカッコ良いのとは対象的)
また、見方によってはアイボリーはクラシカルなカラーにも見え、若者がルーフキャリアをつけてキャンプ場でスローライフ、みたいなオサレも良いかもしれない(アラフォーは遠い目)。
ブラックルーフの2トーンもアイボリーは似合う。
第4位 キネティックイエロー
これもジムニーのカタログや発表会で登場した新型のイメージカラー。
ジムニーより、ジムニーシエラで映えるカラーと思っていて、これは黒のオーバーフェンダーがついてこそ、発色の良いイエローに締まりで出て一段と黄色が映える。
第5位 ブルーイッシュブラックパール
定番の黒系。
長く乗るならこういう渋いカラーが飽きがこなくて良いだろう。
48R的に1番ビビっときたカラーはミディアムグレー
無機質な雰囲気の色だが、無骨なスクエアボディにダークグレー系カラーは軍モノっぽくてカッコいい。
渋めカラーはリフトアップしてもやんちゃ感が少なく、渋い仕上がりになりそう(イエローや白でリフトアップしていると、俺オフロード走るぜ!ドヤっ!感が出て嫌。偏見かもしれないが)。
リアル軍用車がルーツのベンツGクラスにもダークグレー系カラーがあって、やはりスクエアボディとのマッチング良い。信号待ちでは並びたくないところだが(価格差10倍)。
オプションについて
新型ジムニー/ジムニーシエラに関しては工場で組み付けられるメーカーオプションはない。
ほとんどが後からでもつけられるディーラーオプションなので、それほど選択に神経質になる必要はない。
48RはナビもETCも自分で付ける派なので、なにもオプションは選択しなかった。
試乗について
記事が長くなったので、別記事で。
乗り出し価格は200万余裕越え。。
出ました!
上の画像の見積もりには値引き金額書いてないが、見積書から7万円引いてくれるとのこと。
・ジムニーシエラ 2,134,520円
・ジムニー 1,897,000円
213万円!た、高いっ!
シエラはエンジンは1.5Lなものの、ボディは軽のジムニーと共通。ほぼ軽自動車規格なのにこの値段である。
さらにジムニーはエコカー減税が全くない。新開発のエコ技術より、長年磨かれた信頼性の高さを優先しているからだ(アイドルストップやハイブリッドなど、部品か増えるから信頼性下がる!)。
さすが漢の車ジムニー。エコよりロマンを優先という感じである。
軽のジムニーでかろうじて190万円切り、、
値引きはジムニー/ジムニーシエラともに7万円が限度とのこと。ま、バックオーダー1年分くらいはいっているので、営業マンも強気。まだまだ本気で購入段階まで至っていないのでこれ以上の交渉はしなかったが、大幅値引きは厳しそうな印象だった。
また、乗り出し価格を抑えるため、点検費用やオイル交換費用がパックになったメンテナンスパックの申し込みもなし。お得な価格設定とはいえ、メンテナンスパック38,800円はちょっと高いし整備がディーラーに限定されてしまうのがデメリットと感じたからだ。
諸費用をまとめると、こんな感じ。
ジムニーシエラ | ジムニー | |
両本体価格(メーカー希望小売価格) | ¥ 2,019,600 | ¥ 1,841,400 |
自動車税(8月) | ¥ 17,200 | ¥ 0 |
自動車取得税 | ¥ 50,400 | ¥ 30,600 |
自動車重量税 | ¥ 36,900 | ¥ 9,900 |
自賠責保険料 | ¥ 36,780 | ¥ 35,610 |
リサイクル料金 | ¥ 8,940 | ¥ 8,650 |
登録(届出)諸費用 | ¥ 43,640 | ¥ 49,490 |
オプション合計金額 | ¥ 0 | ¥ 0 |
メンテナンスパック | ¥ 0 | ¥ 0 |
値引き | ¥ -70,000 | ¥ -70,000 |
見積り合計金額 | ¥ 2,134,520 | ¥ 1,897,000 |
ま、結構な乗り出し金額になってしまったが、世界的ベストセラーな超本格的な小型四駆がこの値段で手に入るし、シエラの軽規格のボディもむしろ「軽のボディに1.5Lのエンジンを詰め込んだ」と書くと急にスペシャル感がわく。
直ぐには買えないが、どんな車を買おうかアレやコレや考えてる期間も楽しいので、しばらくジムニーシエラで楽しませてもらいます。
ジムニー/ジムニーシエラの10年間の維持費については別記事でまとめている。
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ブログ筆者48Rのハイエース売却時では、ディーラーより40万円も高い査定額でした。
ディーラーの査定だけだと、絶対損します。