こんにちは、液体ワックスのおかげで、一切ホットワックスをしなくたった48riderです。
スキースノーボードのワックスがけって面倒臭いよね。
アイロンでワックスを伸ばして、冷めてからワックスを削って、ブレッシングして、さらに削りカスを掃除して。。。あー面倒くさい。
48Rも以前はホットワックスをしていたのだが、ハヤシワックスのリキッドワックスを使い出してからは、その滑りの良さとお手軽さに、もうホットワックスには戻れない。
液体ワックスをソールに伸ばしてブラッシングするという簡単作業なのだが、林間コースでゲンテンスティックに乗る友人(ソールは乙女の黒髪のようにツヤツヤ)に全く遅れを取らないどころか、むしろ毎回液体ワックスを入れる48Rのほうが若干速いくらい。
ホットワックスが趣味だったり、0.1秒を争うレーサー以外は、液体ワックスで十分ではないだろうか。
ホットワックスはとにかく面倒くさい(やってられるか!)
時間のない共働き子育て世帯の48R家にとって、毎週毎週ホットワックスをかけるのは、とにかく大変。
アイロン準備して、ワックスを塗り込んで、ワックス削って、ブラッシングして、掃除して、、なんてやってたら1時間くらい経ってしまう。
もうね、子供ができてからやってらんないので、ホットワックスはたまにショップで依頼する程度。当然ワックスの頻度が下がるのでソールは走らず林道コースで遅れをとったり、地形へのアプローチでスピードが足りなかったり、ソールの状態が悪くストレスが溜まる日も増えてきた。
うーむ、これはなんとかせねば!と思った矢先、数シーズン前から流行り出している液体ワックスに手を出すことにした。
リキッドワックスを導入
購入したのはハヤシのリキッドワックス
購入したのはハヤシワックスさんの液体ワックスシリーズ。
たくさんの種類があるが、わかりやすいチャートがあるので、自分のよくフィールドの気温や雪質がわかっていたら、特に悩まずに購入できるはずだ。
上2行のワックスがトップワックス(SHFシリーズとLFシリーズ)、下2行がベースワックス(NFシリーズとRMU)になる。
ちなみに、SHFがスーパーハイフッ素、LFがローフッ素、NFがノーフッ素と覚えておくと、どのワックスを使えば良いか判断しやすい(水分の多い雪ほど、撥水効果のあるフッ素系ワックスと相性が良い)
48Rが購入したのはホームの白馬で幅広く使えそうな-2℃〜-8℃対応の液体ワックス(SHFとNF)と、ワックスをかけるためのブラシとフェルト。
・ベースワックスとしてNF-02LQD(ハイシーズンはNFだけで結構走る)。
1容器でスノーボード40回分ワックスかけられるので、コスパも悪くない。
・トップワックスにSHF-02LQD(ハイフッ素は日射があって水分が多くなった雪に最適)
・フェルト付きブラシ
・フェルト
フェルトは液体ワックスの塗布用や磨き用に何枚か必要だ(ワックスが混じるのでフェルトは使い回せない、ワックスの種類分フェルトが必要)
必要なものはこんなところです。
リキッドワックスのかけかた
10分もかからないし、ホットワックスのような削りカスもでないので、とっても簡単。
最初のリキッドワックスを入れる前だけはホットワックスでベースを作った方が、リキッドワックスの保ちが良いような気がしている。
とはいえ、もはや自分でホットワックスする気も起きないので、チューンナップでワックス入れてもらった板でリキッドワックスを入れていく。
手順①ナイロンブラシをかける
最初はナイロンブラシで滑走面に残ったワックスや汚れをかきだしていく。
手順②リキッドワックを入れる
リキッドワックスの入れ物をよく降って、フェルトに染み込ませて滑走面に擦り込むように塗っていく。
滑走面全体に液体ワックスが行き渡れば、2分ほど液体ワックスの硬化を待つ。
手順③ナイロンブラシとフェルトで仕上げる
リキッドワックスが硬化したら、ナイロンブラシでブラッシング。
仕上げにフェルトをトップからテールに向けて磨き上げる。
ハイ完成!
簡単でしょ。
トップワックスのSHFを入れる場合も、上記作業を繰り返すだけだ。ワックス2回入れても15分程度。
電源が必要なアイロン作業もないので、その気になればスキー場の駐車場でもできてしまう作業内容だ。
インプレッションとまとめ
白馬界隈なら11月から4月まで、液体ワックスで十分走る!
ハイシーズンはNF-02のみ。気温が上がる日や3月からはフッ素入りのSHFシリーズを使って、周りに遅れを取ることもなく、むしろホットワックスを毎回入れない人より液体ワックスを毎回入れる48Rのほうが走るのは間違いない。
たまに液体ワックスすら入れるのが面倒な日もあるのだが、普段から液体ワックスを入れ続けているとベースもできてきて持続性もでくるのか、二日目もほぼ問題なかった。
うーん、液体ワックスでここまで走るなら、もうアイロンなんて投げ捨てても良いかなというレベル。
アイロンでワックスを塗り込んだり、スクレーパーかけるのが趣味の人以外、レジャースキーヤー/ボーダーは液体ワックスで十分です。
ぜひお試しあれ。