筆者48Rはそこそこの頻度で白馬~東京間を往復しているのだが、基本車がメインの移動手段ではあるが、荷物が少ないときは気分を変えて公共交通機関で東京白馬間を往復することもしばしばある。
(とくに息子が幼児のうちは乗車券代がかからず小人の指定席券だけ済むので、スノーボードではそこそこの頻度で利用した)
今回の記事は東京~白馬間の公共交通機関の往復について何通りかルートがあるのだが、それぞれのルートのメリットデメリットを書いてみる。
東京~白馬間の交通手段
大きく分けて次の4種類の移動方法がある。
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- 新宿から白馬まで直通特急あずさ(本数少ない)
- 東京から長野まで長野新幹線⇒長野からバスで白馬
- 新宿から松本まで特急あずさ+松本から在来線で白馬
- 新宿から白馬まで高速バス
それぞれメリットデメリットがあるので、順に解説する。
1. 新宿から白馬まで直通特急あずさ(1日1本)
白馬まで直通なので、乗り換えが少なく所要時間も短いので、移動の負担が少ないルートである。
48Rの場合はあずさの停車駅の立川まで20分ほどかかるが、そこからは乗り換え不要なので、ビール飲んで昼寝したり本を読んだりしていると、いつのまにか白馬についている感じだ。
電車に乗っている時間はそこそこ長いが、景色見たり車内で読書やネットサーフィンなど時間を潰すのが苦にならないなら、乗り換えのない直通あずさが一番おススメである。
ただし、直通の特急は上り下りとも1日1本しかないので、これに合わせると時間の融通が利きにくくなるデメリットもある(土曜の午後に出発したいとか、日曜午前に早めに帰りたいときは使えない)。とはいえ、新宿発は8:00、白馬発は15:16なので、普通に観光するには使いやすい時刻設定である。また、直通特急は人気があるので繁忙期は席が取りにくく、早めの予約が必要である。
48R的には帰りによく利用する。
参考例
■新宿⇒白馬
所要時間:3時間42分(08:00→11:42)
料金:8,050円(乗車券+特急券)
■白馬⇒新宿
所要時間:3時間52分(15:16→19:08)
料金:8,050円(乗車券+特急券)
※直通特急は上り下りとも上記各1本だけです。
スノーボードの帰りはビール飲んで寝るだけなので、めちゃくちゃ楽。
また、幼稚園の息子は乗車券がいらないので、小人指定席券1,120円で乗れてしまうのでコスパが良いルート。
2. 東京から長野まで長野新幹線⇒長野からバスで白馬
一番所要時間が少なく、かつ早い時間に白馬に着けるのがメリットである。なんせ、朝9時半に白馬に到着することができるので、着いた日の10時半にはスキー場で滑ったりしている。また、新幹線はそこそこ本数あるし、乗り継ぎのバスは毎日7本運行しているので、わりと時間の融通も聞くのがこのルートのメリット。
一方で運賃が高くつくのと、長野駅で新幹線を降りてからバス停までの移動がやや面倒(5分くらい)というデメリットもある。
また、電車は幼児は無料なのに対し、バスは幼児でも小学生と同じ小人料金が適用される。幼児連れの場合はコスパ悪いので全線電車のルートを使うことが多い。
バスの時刻表や路線図はこちらから
⇒高速バス | 長野のバス・鉄道ならアルピコ交通株式会社 (alpico.co.jp)
参考例
■東京⇒長野⇒白馬
所要時間:3時間5分(06:28→09:33)
料金:10,840円(乗車券+新幹線特急券8,340円+長野駅白馬特急バス2,500円)
→料金:11,840円(乗車券+新幹線特急券8,340円+長野駅白馬特急バス3,500円)
※2024/12/14からバスの運賃が1,000円も値上がりしました。。
■白馬⇒長野⇒東京
所要時間:3時間5分(17:47→20:52)
料金:10,840円(乗車券+新幹線特急券8,340円+長野駅白馬特急バス2,500円)
→料金:11,840円(乗車券+新幹線特急券8,340円+長野駅白馬特急バス3,500円)
※上記以外にも、バス/新幹線はそこそこ本数があるので都合に合わせて乗りやすい。
長野駅を降りてバスターミナルに移動。
長野〜白馬間のバスはWi-Fi付き。
ちなみに長野駅から白馬までのタクシーの概算料金はこちら(かなり高いけど)
新宿から松本まで特急あずさ+松本から在来線で白馬
あずさは1日18本も運行しているが、白馬直通の特急あずさは上り下りとも1日1本しかなく、それに乗れない場合は松本とまりとなり、そこから在来線の大糸線(大町〜糸魚川)を乗り継ぐ必要がある。
松本から白馬までは在来線で約90分。しかも、松本から白馬まで直通で行ける在来線は少なく、信濃大町で乗り換えが必要なパターンも多い(なんで信濃大町で乗り換えが必要かというと、信濃大町以北は鉄道の利用客が極端に少なくなるので、電車の本数も減らされている)。
48Rの場合、金曜日に仕事終えて息子と1825立川発のあずさに乗って、松本から大糸線を乗り継いで信濃大町でさらに乗り換えて白馬入りするパターンが多いが、松本で乗り換え待ちが30分あるのと最後の90分の在来線が結構しんどいと感じている。
ちなみに、帰りは特急ではないのだが「リゾートビューふるさと」という快速電車に乗るパターンもある。
この快速は景色見るためにゆっくり走ったりするので停車駅が少ないわりに所要時間は短くならないのだが、指定席券でゆっくり座れるし信濃大町乗り換えがないので、ちょっとだけ楽することができる。
参考例
■新宿⇒松本⇒信濃大町⇒白馬
所要時間:4時間50分(11:00→15:50)
料金:8,050円(乗車券+あずさ特急券)
■白馬⇒松本⇒新宿
所要時間:4時33分(15:35→20:08)
料金:8,890円(乗車券+あずさ特急券+リゾートビューふるさと指定席権)
リゾートビューふるさとの車内はこんな感じ。
席の間隔がゆったりしてくつろげるのと、大きい窓から風景を楽しめる車両である。
また、スキーシーズンは松本駅から白馬エリア各スキー場を結ぶ直通バスの運行がある(最近始まったので、継続的に続くかは不明)。
料金はなんと無料!!
電車の運賃は松本までで済むので少し安く済むし、白馬駅からスキー場へもバスやらタクシーを乗りつぐ必要があるので、直通で行けるバスが楽ちん。
各スキー場のWebベージから予約できるので、スキーシーズンは検索してみてください。
→2024-25シーズンの無料シャトルバスの運行はないようです(残念)。
新宿から白馬まで高速バス
所要時間は一番かかるものの、新宿から直通で白馬に行けるのと、運賃も安いので悪くない交通手段。また、新宿だけでなく中央道の高速バス乗り場からも乗車可能である。
とはいえ、スキーシーズンの冬は1日6便運行しているのだが、春夏秋は1日1便しかなく利便性が悪いことが欠点(春~秋は週末とGW夏休み期間に臨時便あり)
時刻表やバス路線図はこちらから
⇒高速バス | 長野のバス・鉄道ならアルピコ交通株式会社 (alpico.co.jp)
参考例
■新宿バスタ⇒白馬
所要時間:5時間13分(7:35→12:48)
料金:4,300〜7,000円(時期によって変動)
■白馬⇒新宿バスタ
所要時間:5時13分(15:15→20:28)
料金:4,300〜7,000円(時期によって変動)
白馬駅からのタクシーについて
白馬駅のロータリーにはタクシーが数台待機しているが、時間帯によっては電車降りた人で争奪戦になり乗れないこともある。電車降りたらサッと改札出て一目散にタクシー乗り場にいくことをオススメする。
東京~白馬間の電車/バス移動まとめ
各移動手段を下表にまとめてみた(表が見切れている場合は横スクロールします)。
所要時間 | 片道料金 | メリット | デメリット | |
1.直通特急あずさ | 3時間42分 | 8,050円 | 直通で白馬まで行ける そこそこ早い |
1日1本しかない 繁忙期は席がとりにくい |
2.新幹線+バス | 3時間5分 | 11,840円 | 一番所要時間が短い 朝9時半に白馬に着ける |
料金が高め 乗り換えが面倒 |
3.特急あずさ+在来線 | 4時間50分 | 8,050円 | そこそこ本数が多い | 乗り換えが面倒 乗り継ぎが悪く待ちが長いこともある |
4.高速バス | 5時間13分 | 4,300〜7,000円(時期によって変動) | 安い 新宿から白馬まで直通 |
所要時間長い 春〜秋は本数少ない |
注意)所要時間は乗り換えのタイミングやダイヤによって多少変化します。料金は2024/07/29時点のYahoo路線の検索結果です。
それぞれのルートにはメリットデメリットあるのだが、48R的には行きは所要時間の短い新幹線+バスで行って、帰りは楽な白馬発の直通特急あずさで帰るのがベストかなと思っている。
また、バスルートは時間はかかるものの一番安く移動できるので、タイミング次第で4,300円で移動できるときは活用することもある。
以上、白馬旅行の参考になれば幸いです。
ちなみに、白馬のグルメ情報は別記事でまとめているので、こちらも白馬旅行の参考になれば幸いです。
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