以前天井のデッドニングをしてからだいぶ日数が経ってしまったが、荷室(ラゲッジ)もデッドニングした。
効果としては、タイヤノイズや雨の日の床下から聞こえる水飛沫の音が小さくなった。また、断熱シートを入れることでエアコンの効きが良くなったり、寒い日の車中泊の保温性向上も実感できた。
DIYでやれば費用は材料費の数千円程度だし、作業は時間はかかるものの難易度としては簡単。
効果もあるのでおすすめカスタムですよ。
ちなみに、天井の断熱デッドニングは別記事で紹介しています。
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使用した断熱吸音材
今回は断熱と吸音用の、アルミを蒸着した10mm厚の断熱シートを使用。
幅1m、長さ5mを購入したのだが、半分以上余ってしまった。ラゲッジだけなら長さは2mで十分だと思う。
また、今回は使用しなかったのだが、制振用として評価の高いレジェトレックスも併用するとベターだろう(下の写真は天井デッドニングで使用したもの)。
デッドニング材のなかでもコスパが高く、楽天でもレジェトレックスのレビュー評価は非常に高い。
(今回の48Rのラゲッジのデッドニングでは予算カットで使用しなかったのだが、内装を外す手間は変わらないのでレジェトレックスも施工しておけばと、後悔しております)
JB64/JB74ジムニーの荷室デッドニング方法
作業時間:90分
作業難易度:★★☆☆☆
作業時間は長いが、特に難しい作業はないので、誰にでもできる作業内容です。
必要工具
- グリップリムーバー
- 14mmソケットレンチ
- はさみ
手順①リアシートを外す
リアシートの外し方はこちらの記事を参照ください。
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手順②リアクォーターパネルを外す
リアクォーターパネルの外し方はこちらの記事を参照ください。
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リアシートも外しているので、上記リンクより簡単に外せます。
手順③断熱シートを貼る
リアシートとリアクォーターパネルを外してドンガラになった我がJB74。
剥き出しになったフロアやホイールハウス、側壁にレジェトレックスや断熱吸音シートを貼っていく。
断熱吸音シートはハサミで簡単に切れるので、大体の大きさにカットして、どんどん貼っていく(適当に合わせているので、つぎはぎだらけ。ま、見えない部分なので気にしない)
最初、貼りすぎたらリアシートが戻せなくなるかもと思いフロアの凹んでいる部分にしか断熱吸音シートを貼らなかったのだが、後で全然大丈夫ということに気がついたので、つぎはぎでフロアをほぼ覆うように施工した。
10mm厚の断熱吸音シートなら、リアシートとの干渉は気にしなくてOKです。
レジェトレックスや断熱吸音シートを貼り付けたら、あとは逆順でリアクォーターパネルとリアシートを戻して作業完了。
JB64/JB74のラゲッジの断熱&デッドニングまとめ
今回の施工で雨の日走ってタイヤが巻き上げる水音や、ロードノイズの大きめの路面でのタイヤノイズが少し小さくなった(まあ、ノイズ低下は気持ち程度です)。
また、断熱効果については冬の車中泊でもタイヤハウスや側壁からの冷えが緩和されたりヒーターを切った後でも車内の暖かさが長く持続したり、断熱性の向上も実感。
後部座席や内張りを外すのはちょっと大変だが、数千円程度でこの効果はコスパ高いと思います。
寒いシーズンも車中泊する人はおすすめのカスタムです!