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【徹底解説】JB64/JB74ジムニーのDIY 1インチリフトアップ方法 〜ショウワガレージ1インチアップコイル装着〜

新車から初回車検までの3年間はノーマル車高で乗ってきたJB74だが(純正車高だけど、コイルとショックは社外品に交換しているけど)、今のスタイルに飽きてきてそろそろ変化が欲しくなってきたな〜ということで、今回は1インチのリフトアップをした。

作業は例によってDIYだが、車持ち上げたり大掛かりな作業が必要とはいえ、ちゃんと手順を踏んで作業すればそれほど難しくはない(手間はかかるのでDIY作業を楽しめない人はお店に出した方が良いが)。

1インチとリフトアップ量は控えめながら、今まで大きめの225/70R16サイズのタイヤを履いていたので、1インチアップで車体とタイヤのバランスがとれてより一層まとまり感のあるフォルムへ進化した(自画自賛。でも、ジムニーのリフトアップって走破性より見た目でやる人多いよね)。

今回の記事はDIYリフトアップの作業まとめです。

 

お手軽な1インチリフトアップ

購入したリフトアップキット

今回はショウワガレージさんの1インチリフトアップキットを購入。

 

キット内容は以下の3点。

  1. 1インチアップコイル
  2. リアショック延長ブラケット(車高が1インチ上がると、純正ショックだとすぐに伸び切ってしまうため)
  3. ロングブレーキホース(リアショック延長すると、伸び切り時にホース長足りなくなる)

 

加えてLEDヘッドライトのXC/JCグレードはオートレベライザーの補正ステーも必要。

 

ちなみに、ショウワガレージさんは2022/9から車重の異なるJB74用に1インチアップコイルを発売開始しているが(それ以前のコイルはJB64/JB74共用で販売されていたが、JB74用販売開始を機に現在はJB64用として販売されている)、48Rはそれ以前に購入しているので、今で言うJB64用のコイルである(随分長いこと物置で寝かせてしまった)。

今となってはJB64用コイルだが、5mmのコイルスペーサーを入れることで、エンジンの重いJB74でも車高のバランスは問題ない(JB74用1インチアップコイル販売以前は、1インチアップキットに5mmコイルスペーサーも含まれていた)

 

 

ちなみに、他社のコイルでもJB64用に作られてたものはJB74に使うと微妙に前下がりになる場合があるので、そう言うときはコイルスペーサーが有効である。

 

参考にショウワガレージさんのコイルデータも置いておく(表は横スクロールします)。

バネレート(kg/mm) 自由長
FL FR RL RR FL FR RL RR
JB64純正 1.65 1.65 2.27 2.27 365 365 295 305
JB74純正 2.1 2.1 2.33 2.33
ショウワガレージ1インチアップJB64用 1.8 1.8 2.6 2.6 388 388 315 330
ショウワガレージ1インチアップJB74用 2.3 2.3 2.5 2.5 359 362 303 324

 

 

 

ジムニーの1インチリフトアップの補正について

本来リフトアップするとキャスター角やラテラルロッドなど色々と補正が必要になるのだが、経験上1インチリフトアップ程度なら安全上に問題のある部分のみ補正する最低限の補正でもハンドリングは許容内なので、補正パーツが少なくて済む。

つまり、1インチリフトアップは2インチ以上のリフトアップに比べ、圧倒的に安価に仕上がるのだ。

 

JB23も1インチリフトアップしているが、補正はショック延長のみで問題なく走っている(こちらはもっと安価なコイルスペーサーのみでリフトアップ)

ちなみに、JB64/JB74ジムニー向けにもコイルスペーサーのキットもある。

これが一番安価かな。

 

 

と言うわけで、今回1インチアップに伴い補正する部分は以下の3点のみである。

  • ショック延長
  • ロングブレーキホース
  • オートレベライザー補正

これで十分走っているし、215/70R16のタイヤでも車体のはみ出しはない。

 

 

※2024/5/18更新※

1インチリフトアップでは補正しなくても良いのだが、ハンドリングの安定感を求めて2インチアップ分の補正リーディングアームを投入。

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純正状態よりキャスター角が安定方向になるので、直進安定性が高まって乗りやすくなります。

 

ラテラルロッドも補正は必ずしも必要ないのだが、両ピロにしたくて交換(ついでに補正)

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これはステアリングレスポンスが向上して運転が楽しくなるよ!

 

リフトアップ補正だけでなく、ハンドリングのキャラクターを好みに近づけるためが目的の半分以上かな。

 

JB64/JB74ジムニーのDIYリフトアップ方法

リフトアップの作業自体はそれほど難しくはないのだが(とはいえ、色々外したりするので時間はかかる)、車を持ち上げたりするので作業は安全に十分注意して慎重に。

また、車の下回りのボルトは錆びて固着しているパターンもあるので、ボルトと格闘するハメになるとそれなりに大変だ。

そしてブレーキホースの交換など重大な事故に関わる可能性のある部分を扱うため、作業に自信がない人はお店に頼みましょう(普通の人はきっと「こんな大変ならお店に頼んだほうが良かった!」と思うので、DIYが趣味の人向けです)。

 

作業時間

  • ブレーキホース交換に1時間
  • コイル交換と補正パーツ組み込みに4時間
  • ステアリングロッドの補正に1時間

ほぼ1日コースです。

 

48Rはコイル外したタイミングで下回りの防錆塗装もしているので、二日に分けての作業だった(せっかくコイル外すので、塗装のチャンス)。

錆落としや防錆塗装のやり方は、こちらの記事で紹介してます(以前JB23で施工した記事)

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必要工具

必要な一般工具

  • レンチ類(10mm、12mm、14mm、17mm)
  • ラチェットハンドル + エクステンションバー
  • トルクレンチ(50~100N)
  • プラスチックハンマー
  • マイナスドライバー
  • プライヤー

 

タイヤを外すのに

  • クロスレンチ
  • ホイールナットソケット19mm

 

ジャッキアップに

  • フロアジャッキ(高く上げられるもの)
  • リジッドラック(ウマ)

 

ブレーキホース交換に

  • 10mmフレアナットレンチ
  • ワンウェイバルブ付きブリーダーボトル
  • ブレーキフルード(DOT3)
  • 水道とホース、柄付きスポンジ(清掃用)

 

ケミカル類

  • パーツクリーナー(清掃用)
  • ラスペネ(ボルト固着していたら吹きかけて浸透するまでしばらく放置)

 

 

手順①ロングブレーキホースへの交換

万が一に備えてなるべくジャッキアップしている時間を減らしたいので、48Rは先にブレーキホースを交換した(ジャッキアップしてからホース交換したほうが、作業は楽。順番はお好みで)

詳細な作業手順は下記リンクにて。

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手順②ジャッキアップしてウマをかける

詳細な作業手順は下記リンクにて。

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手順③コイルを交換する

詳細な作業手順は下記リンクにて(純正車高のアイバッハのコイルに交換した記事だが、作業手順は全く同じ)

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上のリンクと同じ作業で、1インチアップコイルを装着。

ショウワガレージのJB64用1インチリフトアップコイルは自由長が純正コイルより長いのだが、コイルコンプレッサーを使うことなく装着できた。

とはいえ、結構ホーシングが下げてギリギリだったので、これ以上自由長が長い場合はコイルコンプレッサーがあった方が良いだろう。

 

ちなみに、こちら外した津田レーシングのJB74用純正車高用アイバッハコイル(赤)とショウワガレージさんのJB64用1インチアップコイル(銀)の比較。

アイバッハコイルは純正コイルとほぼ同じ自由長なのだが、ショウワガレージさんのコイルは特にフロントが長くてホーシングを限界まで下げての作業だった。

 

 

手順④オートレベライザー補正ステーの取り付け(手順③と並行作業)

↓は純正のオートレベライザーのセンサーとステー。

車体とホーシングの間に「くの字」にステーを組んでいて、黒いステーの角度で車高を検知している。

リフトアップすると、車体とホーシングの距離が長くなるので、オートレベライザーのセンサーが狂ってしまうのだ(純正の状態の角度に補正したいので、純正ステーの位置をマーカーで印をつけておく)。

 

そこでホーシングに繋がるステーを延長して、狂った車高センサーを補正してやる。

黒いステーの角度もバッチリ元通り。

 

手順⑤ショック延長ブラケットの取り付け

ショックもコイルで車高が上がった分、伸び側のストロークが不足してしまい、ちょっとの段差でショック伸び切り乗り心地が悪くなる。

そこで純正ショックを延長するため、35mm延長できるブラケットを装着する。

延長ブラケットに70Nmで取り付け。

 

そして延長ブラケットをホーシング側のマウントに70Nmで取り付け。

 

 

手順⑥ステアリングセンターの補正

詳細な作業手順は下記リンクにて。

JB64/JB74ジムニー ステアリングセンター調整(ステアリングロッド補正)

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以上で作業は完了です。

お疲れ様でした(難しくはないものの、時間はかかるので半日作業)。

 

JB74ジムニー1インチリフトアップまとめ

リフトアップ後の見た目の変化

ビフォー

 

アフター

リフトアップ前でも十分かっこよかったけど(あいかわらずの自画自賛)、1インチ上げるとホイールハウスの空間と225/70R16の大径タイヤとのバランスが良くなりさらに映えるジムニーになりました。

 

正味のリフトアップ量はこんな感じ。

フロントは地面からフェンダー上端までの距離が808mm→832mmで24mmアップ。

 

リアは同じく地面からフェンダー上端の距離が809mm→835mmの26mmアップ。

ほぼほぼ1インチアップかつ前後の高さも揃っていて、満足の仕上がり(今はフロントが3mm低くて目視ではほぼ水平だけど、フロントに5mmのコイルスペーサーいれなければ、やや前下がり感出てたかも)

 

車を正面から見た時も、ボンネットが高くなったことで車が大きく見えより迫力が増した感じで、車に乗り込むたびにニンマリしている。

林道なんてフラットダートを年間2,3回走るだけでリフトアップの必要性なんてないのだが、見た目「四駆らしさ」がアップするだけで十分リフトアップの価値はある!

 

リフトアップ後のハンドリング

ハンドリングのほうは若干ロールが大きくなるのはすぐに分かった。

48RはMTBを乗りに行くときは峠道区間を結構走るのだが、ロールが大きく踏ん張りが下がったし、S字の切り返しなんかは大きく揺さぶられるのでペースを落とさざるを得ない。

また、キャスター角を補正していないのでハンドルの復元力が低下はしているが、交差点を曲がる際にハンドル握った手を緩めると普通にハンドルは直進には戻ろうとするので、問題のない範囲の復元力は保持している。

一方で、乗り心地(吸収性)に関してはほとんど変化は感じない(元々ビルシュタインB6スポーツのショックで硬めの乗り味なのだが)。街乗りやギャップでも大きく跳ねることなく、ストンと段差などは吸収してくれる。

 

ま、ロールが大きくなるのはコイルのバネレートもあるが、重心が上がるのでどうしても避けられない部分もあり覚悟していたので許容内。ドライ路面のハンドリング優先ならむしろローダウンが定石のところ、分かっててリフトアップしているので、これくらいの変化は問題なし。むしろ思ってたよりロールがドイヒー!となるのを心配していたが、想定範囲のロールだったのでほっとしているくらいである。

 

以上、DIYリフトアップの作業でした。

1インチアップでもかなり時間かかるので、DIYリフトアップに挑戦する人は覚悟して挑んでください。

 

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