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PR MTB MTBレースレポート

2016/9/18 ダウンヒルレース CJ1ウィングヒルズ決勝編 〜大雨マッドコンディション~

いよいよ決勝当日。

 

天候は、、、、予報通りの大雨。つか、土砂降り。

ただでさえハードなコース設定が、さらにハードに。マッドパーリィデイ!(前日にiPhone壊したので、写真なし)

 

 

タイヤは昨日雨が降らず不発だったマキシスのウェットスクリーム。

硬い土や、岩の上ではあいかわらず結構滑るが、問題の激急斜面では高いノブが路面をとらえ、十分なグリップで安心感がある。

朝からの土砂降りで、コースはドロドロというよりは川になっている笑えるコンディションだけど、ウェットタイヤのおかげで転倒することもなく楽しく試走することが出来た。

 

あ、そうそう、今回はarsw兄のアドバイスでワークマンで購入したカッパを導入。

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5000円弱の安物だけど、自転車に対応したサイクル裁断(自転車の前かがみ姿勢に対応するように、ジャケットの後の丈が長い)とフィット感の良い細めのデザインで自転車レースに最高。

もちろん、防水性能もバッチリ。この価格帯の欠点として、防水性能高いと透湿性がイマイチなのはお決まりパターンだけど、ダウンヒルのようにそれほど持久的な運動をしない競技だと、それほど問題もない(そもそも5000円のカッパにゴアテックス同等の性能は求めていないし)。

 

 

 

3本ほど試走をして、車に戻って栄養補給。

糖質多めの食事で決勝に備える。

 

今回の作戦はこうだ。

雨のレースなので、こけずにまとめきれば、そこそこの順位になると予想。

ポイントランキングも微妙なので、表彰台を狙うよりかは、トップ10フィニッシュを目標に、なるべくセーフティなラインを通ることにする。

エリートの試走の後なので、コースが荒れている可能性もある。ラインは選びは慎重にと自分に言い聞かせた。

 

 

午後一のチャレンジクラスの決勝の時間がやってきた。

ゴーグルは濡れると曇りの原因になるので、決勝用のゴーグルは練習で一度も使っていない全く濡れていないもの。それをビニール袋に入れてスタート台まで持ち込んだ。

ダウンヒルレースも2年目なので、こういう細かいところまで気が回るようになってきた(去年はゴーグル曇りで苦しんだので!)。

 

 

スタート台に上がり、ゴーグルが蒸れないようにギリギリで装着。

5秒前ブザー直後、気持ち早めに飛び出した。

 

最初のゲレンデ区間はややオフキャンバーのマッド区間。ルーズな路面なので、ちょっと抑え気味に、無難にこなす。

 

続く林の難しい区間。

最初の急な斜面。試走と同じくウェットタイヤがルーズな路面でもしっかり捉えてくれる感触で、スピードコントロールしながら下っていく。そしてロックセクションの迂回ラインへとフロントを向けていく。

 

そしてロック迂回ラインへ。

深い轍だ!試走より掘れているので、轍にハマるとバランスを崩しそう。

とっさに轍が小さいが練習で一度しか通ってない一つ右のラインへフロントタイヤを落としていく。

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その直後!

マッドな路面に埋まった小さな石にフロントを引っかけた!

身体が前方に飛ばされる。

そして、耐え切れずクラッシュ!

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無難に行くつもりで選んだラインなのに、状況把握不足でやられてしまうとは。。

小さな石なので、路面状況が分かっていれば、ほんのちょっとの抜重で、なにごともなく通過できたはず。

試走では自分のライン以外も、さまざまな可能性を考えて走りの組み立てをすべきことを、高い代償で学んだ。

 

 

そのあとはヨロヨロと再スタート。へんなコケ方で復帰に大きくタイムロスをしてしまった。

急斜面で転ぶと、初級者にありがちのすぐにライドポジションを取れずに、キックバイク気味に少し下ってからバイクに飛び乗った。

身体はノーダメージなので、気を取り直して、これ以上のクラッシュは許されないぞ!と、気持ちを落ち着けて走りだす。

 

残りの林のシングル区間は、抑え気味に、気持ちと体力キープで無難に走りきる。

 

レストラン下周辺は、バームジャンプ区間は路面が硬く、試走とコンディションが変わらないため、ちょっと攻めて、少しでもタイムを取り戻す。

 

そしてゲレンデジャンプ!

 

前の人も転倒したのか、ここで追いついてしまった。

自分の悪い癖で前に人がいるとミスを連発するし、もう追い越すほどの距離もないので、やや距離をとって追走。

 

そしてゴール。

 

 

前のほうのスタートだったので、この時点で2位だったけど、そのあとズルズルと落ちて、結局は7位。

劣悪コンディションでコケた人が多いので思ったほど順位は落ちなく、目標のトップ10にはとどまれたしポイントは稼ぐことはできたが、セーフティに走りきる作戦だったわりに、転倒ありのぐだぐたのレース展開で、悔いの残るレースになってしまった。

 

とはいえ、レースで安定した順位を取り続けるには経験が重要。

レースでのとっさのライン変更は慎重に!これも、いい経験値となった。次に活かそう。うんうん。

 

 

今回もおつかれ山でした!

 

↓レース当日の様子です。

劣悪コンディションがご理解頂けるかと。

 

 

帰りは翌日の白馬の友人とMTBトレイルに備えて白馬方面へ移動。

安房峠周りで白馬へ行くので、途中、ナガセで飛騨牛ホルモンとビールを食べて車中泊。

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翌日は雨だったので、トレイルは中止となりそのまま東京へ。

 

 

大変だけど、普段とは違う経験のできるレーストリップは実に楽しい。

 

今回も送り出してくれた家族に感謝感謝。

 

 

 

セッティングメモ
タイヤ
前:マジックマリー(チューブレス) 後:マジックマリー(チューブド)
空気圧 前1.6 後1,8

フォーク:2017 Float 40 Factory
エアボリュームスペーサー2個
エア53psi(サグ30mm)
リバウンド 18クリック戻し
ハイスピードコンプ 18クリック戻し
ロースピードコンプ 14クリック戻し

リアサス:2017 FOX FLOAT X2
エア圧140psi(サグ18mm)
ハイスピードリバウンド 17クリック戻し
ロースピードリバウンド 20クリック戻し
ハイスピードコンプ 22クリック戻し
ロースピードコンプ 20クリック戻し

*減衰は全て全閉(右回り一杯に回した状態)から、何クリック戻しで表記

 

前日から変更なし。ウェットなので、エア圧下げてもよかったかな(後の祭)。

 

 

 

 

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