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本当に買ってよかったアークテリクスのスコーミッシュフーディ!~手持ちの定番パタゴニア フーディニジャケットと比較してみた~

1着持っていると、様々なシーンで重宝するのがウィンドシェル。

コンパクトなので気軽に持ち運べるし、肌寒いときにサッと羽織れてとても便利だ。

去年からど定番のパタゴニアのフーディニジャケットに加え、これまたど定番のアークテリクスのスコーミッシュジャケットを買い足したので、今回は両者の比較をレポートする。

同じウィンドシェルというくくりながら、想定するユーザー像が微妙に違っており、それが製品のディティールに表れており面白い。

 

ウィンドシェルとは

この手のジャケットを持っていない人のため、簡単にご紹介。

防風性だけに特化したナイロンやポリエステル製のペラペラのジャケットで、とにかく軽量コンパクトなことが特徴。

筆者48Rも一年中使用しており、ちょっとしたフリースなどの防風性がないウェアの上に着て保温力アップしたり、もちろん街着や自転車乗る時のちょっとした風よけとしても着ている。

ひと昔前のウィンドブレーカー比べると格段に軽量で、最近の製品は200g以下は当たり前で、100g以下なんてウィンドシェルもあったりする。

 

 

使い勝手重視のアークテリクス スコーミッシュフーディ

軽量ウィンドシェルというくくりのなか、軽量性も重視しつつ、使い勝手を最大限に高めたのがスコーミッシュフーディだ。

やや厚みがある素材を使用しており、ストレッチ性もある。

防水性はないが、撥水加工されているので、少々の雨なら濡れることはない。

水道の蛇口から水をかけてみたが、全部弾いてしまった。素晴らしい撥水性。

 

フードは固めの素材が上部に入っており、型崩れしにくいようになっている。また紐で絞ることも可能。

 

袖口は、フーディ二がゴムなのに対し、スコーミッシュフーディはベルクロ留め。フーディ二の袖のゴムは緩めなので、スコーミッシュのほうがしっかりと袖を絞れる。案外、ここから風が入ってくるので、重要なポイントだ。

 

かがんだ時に腰が露出しないように、腰側が長くなった裁断。

 

いつも感じることだが、アークテリクスのウェアの着心地は素晴らしい。スコーミッシュフーディも例にもれずアークテリクスらしい立体裁断で動きを全く妨げない。着ていることを忘れそうなくらい。

 

欠点としては、Patagoniaに比べると1.6倍の重量と、やや大きい収納サイズ。フーディ二ジャケットがMサイズで実測105gに対し、スコーミッシュフーディは実測175gだった。

それでも重量はたったの175g。

その代わりとても素晴らしい使い勝手を手に入れているし、デザインもかっこ良くて毎日着たくなる。

買って本当に良かったヘビーローテションな一着。

 

 

 

超軽量、コンパクトにこだわったPatagonia

Patagoniaの社員全員が持っているというフーディニジャケット。

アークテリクスとは対照的に、軽量コンパクトにこだわったのがフーディニジャケットだ。

実測105gの超軽量性、収納サイズがコンパクトなのが特徴。

 

生地の質感も、フーディ二ジャケットは本当にペラペラ。スコーミッシュフーディはやや厚みのある生地で若干のストレッチ性もある。

フーディ二ジャケットもスコーミッシュフーディ同様、防水性はないが撥水加工されており、少々の水なら弾いてしまう。

 

フードもスコーミッシュフーディのように型崩れを防ぐような素材は入っておらず、軽量シンプル。無駄な重量は削ぎ落としている。

 

48Rも、ぜったいに着るとわかっているならアークテリクスのスコーミッシュを持ち出すが、夏山ハイキングなど、防寒着が必要になるかどうかわからないが、いざというときのために防寒着を持っておきたいときは、105gしかない超軽量なフーディニの出番になる。

そもそも、どんなウェアでも持っていかなければ使い勝手もくそもないわけで、重量だけでなく持ち出す手間、億劫さまでもそぎ落としたフーディニジャケットの軽量コンパクトさは素晴らしい。 ザックの収納ポケットだけでなく、散歩用の小さなカバンなどにも気軽に入れられる。

細かい使い勝手、着心地は置いといて、防風性だけを考えるならスコーミッシュも超軽量なフーディニも大差はないわけで、常に着る用途ではなく、携帯性を重視した用途ならフーディ二ジャケットの出番になる。

 

 

ウィンドシェルまとめ

おなじウィンドウシェルの定番商品ながら、対照的な両者。

アークテリクスのスコーミッシュは重量を削ぎ落とすことより、普段着としての使い勝手の良さを追い求めたのに対し、パタゴニアのフーディ二は軽量こそ最優先事項といった感じのものつくりだ。

筆者48Rとしては、軽量化がシビアな登山やウルトラライトハイキングはしないし、それより普段着としての使い勝手を重視しているので、今回のスコーミッシュフーディの買い足しは本当に良かった。

春秋はとても出番が多いし、夏でも朝晩にちょっと肌寒い時に大活躍している。

色違いでもう一着欲しいくらいのお気に入りなのだが、安くはないので、お財布と相談中(笑)

 

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