ナビのUSB入力ってケーブルをグローブボックスから引き出す方式が多いが、けっこう使いにくいよね?
今回購入したエーモンの純正スイッチカバーを利用したUSB入力を使えば、まるで純正のスイッチパネルに埋め込まれたUSB入力にすることができる。
ナビのUSB入力だけでなく、普通に5V通電しているので、スマホ充電だけでなく、ポータブルWi-Fiやモバイルバッテリーの充電も可能。
スッキリするし、めちゃくちゃ便利になるよ。
おまけで、Bluetooth接続からUSB有線にしてカーオディオの音質も向上した。
購入動機
理由は二つあって、1つ目はナビのUSB入力を説明書に従ってグローブボックスから取り出しすのがめちゃくちゃ不便なのと、2つ目は充電用のUSB端子が欲しかったこと。
1つ目のグローブボックスからiPhoneを繋ぐと、とても耐えがたい状況になる。
入力端子につないだままiPhoneを操作するにはグローブボックスを常に開いた状態にしなければならなく、美観上とてもよろしくない(グローブボックス整理整頓されてないので、、、)。
一方、グローブボックスを閉じたければ、入力端子に繋いだiPhoneをグローブボックスに入れなければならなく、iPhoneを操作できないという状況なる。iPhoneを外にだしたままグローブボックス閉じるとコードが挟まり断線の原因になるのでやりたくない。
というわけで、現状は実はこの入力端子は使ってなくBluetoothで接続しているのだが、Bluetooth接続すると今度はナビからiPhoneのプレイリストを参照できないという問題になるのだ。
なので、スマートにUSB入力を使いたいわけ。
また、二つ目の理由として、充電用のUSBコンセントが欲しい。iPhoneだけでなく、色々な機器がUSB充電なので、スイッチパネルにUSBコンセントが埋め込まれていたら充電に便利になる。
というわけで、ナビのUSB入力兼USBコンセントが欲しいなと思っていたところ、純正のスイッチカバーにナビのUSB入力を持ってこれるナイスなアイテムを発見!即購入した。
開封の儀
本体とケーブルの取り回しようのタイラップが付属する。
取り付け方法
基本的に簡単なのだが、純正のスイッチカバーを外すのにちょいと力がいる。
手順①グローブボックスの取り外し
グローブボックスは左右に爪があり、それで接続されているが、柔らかい素材なので内側に押し込めながら上に引き上げると外れる。
USB入力は2本あるが、今回はiPhone用の1系統のみ使用することにした。
スイッチカバーは2つあるので、両方USB入力にすることも可能だ。
手順②純正のスイッチカバーを外す
エアコンパネルを外すのが面倒臭いので、グローブボックス側から手を突っ込んで外した。
コツはスイッチカバーの爪の形状を理解すること。
爪は上下にある。
スペースが狭く両方を同時に押すことはできないのだが、上の爪を押すだけでも取り外すことができた。上の爪を押さえながら、全力でスイッチカバーを押し出すのもコツだ。
下側のスイッチカバーも外してみたが、こちらは裏になにかの配線がきている(画像は外してから結線しなおした)。
スイッチカバーには通電していないので、白い接続プラグを取り外して、こちらのスイッチカバーもUSB化しても問題ない(今回は1つしか作業しないが)
*******2018/7/4更新**********
ブログ読者様よりこの配線についてコメント頂きました。
もしかして上のメクラ蓋に来てる配線、2列目のドームランプオンオフかと思います。スイッチだけamazon等で買えばポン付けです。ただ取り付けると基本運転席でオンオフしか不可になるので、そこまで利便性は高くないです(笑)
ちなみに4型後期(去年一部改良したもの)はこの配線来てないみたいですね。
以下部品名です。
TOYOTA (トヨタ) 純正部品 ルーム ランプ スイッチ NO.1 ハイエース/レジアスエース 品番84170-26033
二列目のルームランプを運転席からONOFFできる配線が来ているとのこと。
このメクラカバーに2本配線がきているのだが、画像の白いプラスチックパーツで通電するようにしている。おそらくこれがルームランプからアースされている配線なので、ここのスイッチを割り込ませることでONOFFしていると思われる。
適合年式: 2005/01-2013/12(1~3型)
適合年式: 2015/04-(4型~
注:ブログ読者様情報によると、5型(4.5型)はこの配線がある場合とない場合があるようです。違いはなんなんでしょう?
ブログで紹介しているように、グローブボックスを外すだけで確認できるので、現車確認してから注文が吉ですね。
手順③スイッチパネルに取り付け
ナビのUSB入力とスイッチカバーUSBを接続して取り付けるだけ。
が、ここで小さな問題発生。
スイッチカバーUSBの爪が甘く、繋いだUSBケーブルを抜こうとするとスイッチカバーUSBが抜けてしまう。。(苦笑)
でも、10秒で解決。手元にあった爪楊枝を爪の裏に挟んで不要な部分を折って、元に戻せば解決。要はなにか挟んで爪をちょいと外に広げればOK牧場でした。
まとめとインプレッション
ナビからiPhoneのプレイリストを参照できるようになったので、めちゃくちゃ便利に!
USBの入力端子も、まるで純正のようにスイッチパネルに埋め込まれており、非常にスッキリした見た目も気に入っている。
BluetoothからUSB有線になって不便では?と思われる方もいるかもしれないが、元々車では充電ケーブル繋ぎっぱなしなので、そこは変化なし。
また、有線接続になったことで、あきらかに音質が向上した。音の解像度があがり、1枚ベールを脱いだような感じになった。
これはナビのデジタルアナログコンバーターを使うようになったからか?Bluetoothの圧縮データを使わなくなったからか?
データの流れはこのような変化のはず。
【From】
iPhoneのデジタル音源ソース→iPhone内でデジタル音源ソースをアナログ音源に変換→Bluetoothでナビへ(圧縮データ)→アンプ→スピーカー
【To】
iPhoneのデジタル音源ソース→USBでデジタル出力(有線)→ナビ内でデジタル音源ソースをアナログ音源に変換→アンプ→スピーカー
ネットで情報を集めると、iPhoneのDAC(デジタルアナログコンバーター)の性能は良くなく、オーディオマニアはDAC付きのポータブルアンプを持ち歩くようだ。また、Bluetoothもデータ圧縮がかかるので、優先接続が望ましいとのこと。
スイッチカバーUSB購入時点では音質のことを考えてなかっただけに、嬉しい誤算。
ちなみに、音質に関してはここのサイトを参考にしました。
Bluetoothより有線接続のほうが音質が有利とのこと。
注:音質向上はカーオディオ環境(プレイヤー、アンプ、スピーカー)の違い、主観の違いで誰もが感じれるとは限りません。
購入してほんとうによかった!
価格も高くないし、取り付けも簡単だし、USB入力があるナビなら絶対買ったほうが良いよ。
同様の方法でHDMI端子を取り付けたいならコチラ。