最近は自転車を積むといえばヒッチキャリアばかりなのだが、以前チャリを荷室に積んでた頃の積載方法のご紹介。
ハイエースは荷室が広すぎて逆に自転車を固定しにくいのだが、ハイエースの荷室の「謎の棒」を使うことでかなりしっかりと固定することができる。
がっちり固定すると、自転車がぶつかり合ったり荷物に傷が付くこともないので、かなり快適ですよ。
ハイエースの荷室にはこうやって自転車を積み込め
ハイエースの荷室は広大なのだが、床にポン積みだと場所とるし壁に立てかけても安定しないので、48Rの場合は次の方法で固定している。
ハイエースバンオーナーならご存知、車検の時しか使わない、謎の仕切り棒。
固定方法は超簡単。
仕切り棒に、適当なストラップで、ハンドルを固定するだけ。前輪は外さなければならないが、ほとんどの自転車はフロントにクイックがついているので、フロントタイヤの脱着は1分程度だろう。
前輪の脱着も含め2分ほどで固定完了。簡単簡単。
これで自転車は超安定するし、壁や自転車も傷つかない。
もちろん、スキーストラップである必要はなく、ホームセンターで売ってる安価なマジックテープの固定バンドでもOK。
48Rの場合は、一番身近な固定バンドがスキーストラップだったのでそれを使ったまで。
スキー用のストラップは一本1000円くらいするが、、マジックテープの結束バンドなら1000円以下で20本セットが買えてしまう。
荷室で固定するサイクルキャリアの売られているが、ハイエースなら仕切り棒方式が簡単で安価。
余談、仕切り棒とは一体
あなたは商用車になぜ仕切り棒がついていて、これがないと車検が通らない理由をご存知だろうか?
仕切り棒は保安部品
仕切り棒がついている理由は、ズバリ急ブレーキのときに荷物が運転席に飛び出してこないようにするため。
つまり、運転手の命を守るためについている、ちゃんとした保安部品なのである。
というわけで、仕切り棒がないと法律違反、車検は通らない。
とはいえ、こんな棒一本で荷物が前に飛び出すことを完全に防げるはずもなく、命を守るためというより、法律を守るためについていると言っても過言ではない。
ちなみに不要と思って間違って廃棄しようものなら、ヤフオクの中古相場でも5000~10000円くらい。痛い出費をはたいて買い戻さなければならない。
棒がついていればなんでも良い。保安基準とはなんなのか。
しかし、実は車検は棒がついていれば何でも良いので、極端な話、ホームセンターの突っ張り棒でも車検通ってしまう(ググればけっこう体験談あり)。
ますますこの棒の意味がわからないが、自転車固定で仕切り棒を使わないなら、むしろヤフオクで仕切り棒を売却して(平均8000円くらい)お小遣いゲットして、車検はつっぱり棒で対応、ってのもありかもしれない。
ああ、命を守る名目でつけなければいけない保安部品が、突っ張り棒でも車検通るなんて(ズコー)。
まとめ
今回は自転車の簡単固定方法について書いてみた。
固定バンドを購入するだけのコストで簡単強固に自転車を固定できるので、室内積み派には有用だと思う。
参考になれば幸いです。
他にも「ハイエース」タグでいろいろ書いてます。よろしければそちらもどうぞ。