自転車のペダルって右と左でネジの方向が違うので、「外す時どちらがどっち!」と分からなくなる人も多いのではないでしょうか?
MTB3台+子供用MTB2台持っていて自分でメンテしている筆者48riderでさえペダルのネジの方向なんて覚えてられなくて苦労していのだが、「レンチをかける型」で覚えておくとネジの方向で困ることが全くなくなった。
今回はその「レンチをかける型」の紹介です。
ペダルのネジの方向
自転車のペダルを外す時なぜ混乱するかというと、ペダルは左右でネジの方向が逆になっていてほとんど人が覚えていないからだろう。
自転車のペダルのネジは、下表のようになっている。
| 外す | 取り付け | |
| 右ペダル(正ネジ) | 左回し | 右回し |
| 左ペダル(逆ネジ) | 右回し | 左回し |
逆ネジの理由としては、自転車を漕いだ時にペダルが緩まないように、ペダルを漕ぐとネジが締まる方向にねじ切りがされているからだ(BBも同じ理由で片側が逆ネジだが、BBはペダルと逆で右側が逆ネジなので頭が混乱する)。
「左ペダルは逆ネジ」と覚えておこう。
とはいえ、疲れていると「あれ?逆ネジってどっちのペダルだっけ」となりがちなので、緩めているつもりが増し締めしている経験をした人も多いのでは?!
超簡単なペダルの外し方
最初にも買いたが、ネジの方向で覚えるのではなく、「レンチをかける型」で覚えると混乱しない。
必要工具
- 8mm六角レンチ or ペダルレンチ
昔はペダルを外すにはペダルレンチ(15mmのスパナ)を使うことが多かったが、最近のスポーツバイクのペダルは8mmの六角レンチで回せるので、ペダルにしか使えないペダルレンチをわざわざ持つ手間もなくなり助かっている。
ペダルネジは固着して硬いことも多いので、8mmの六角レンチは携帯工具レベルのものではなく、ロングタイプがあると外しやすい(固着ペダルと対戦するには、スピンナーハンドルに8mm六角ソケットでも良いくらいだ)。
左ペダルの外し方
左ペダルを外すには、まず左ペダルを前にして少し下がった位置にセットする(8時の位置)。
次に六角レンチを「く」の字になる位置でセットする。
そして「く」の字を開く方向に力をかけて緩める。この形で力をかけると、ペダルも回らず効率よくペダル軸にトルクをかけることが可能だ。
少し緩んだら六角レンチの長い方を刺して早回しでペダルを取り外す。
右ペダルの外し方
右ペダルも同様に、右ペダルを前にして少し下げた位置にセットする(4時の位置)。
同じく「く」の字をつくる(右は逆くの字だが、外したいペダルを前にして、折れ曲がるように六角レンチを刺すと覚えておく)
左ペダルと同様に、「く」を開く方向に回すとペダルを緩めることができる。
ペダルの外し方まとめ
ペダルの外し方は、どっちが逆ネジかで覚えるより、上画像のように「ペダルにレンチをかける型」で覚えると混乱しない。
外したいほうのペダルを前に出して、折れ曲がるようにレンチをセットして、折れ曲がりを開く方向に力を入れる。
これさえ覚えおけば、もう間違って増し締めすることはないはずです。









