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【超便利】JB64/JB74ジムニーのクラッチスタートをキャンセルする【車中泊などにクラッチスタートキャンセラー】

ジムニーのMT車って、エンジンスタートのたびにクラッチを踏まないとセルが回らないの、面倒くさいよね?

48Rも車中泊やスノーボードブーツを履いてる時に、スタートボタンだけでエンジンかけられたらなぁと思っていたので、この際クラッチスタートをキャンセルすることに。

今回はスイッチも取り付けて、クラッチスタートキャンセルのON OFFも切り替えられるようにした。

下の動画のように、スイッチONの状態だけ、クラッチスタートキャンセルが効くようになっている。

 

取り付けは市販の配線キットと汎用スイッチを使ってお茶の子さいさい。

ぜひお試しあれ。

 

※2024/07/16更新※

以前の改造ではクラッチスタートキャンセルスイッチの戻し忘れのリスクがあったので、スイッチをモーメンタリ動作(押している間だけON)に改造した。

キャンセラースイッチを戻し忘れるとバッテリー上がりのリスクがあるので、こちらの方がベターである(キャンセラーを押しながらエンジンスタートスイッチを押す必要あるが)。

 

 

クラッチスタートキャンセル方法

クラッチスタートキャンセル配線について

配線方法は至って簡単。

クラッチペダル上部に2つセンサーがあって、それぞれのコネクタ配線(紫-黒と緑-黒)を短絡されるか、プラス配線をアースに落とせば良い。

ただ、かなりアクセスの悪い場所なので、配線作業は大変。。

 

スイッチ取付について

上記の配線方法が1番シンプルだが、それだと常時クラッチスタートキャンセル状態。クラッチスタートは一応急発進を防ぐための安全装備なので、万が一人に車を運転してもらう時、MTに慣れてなくて1速に入ってる状態でセル回されて急発進するのも怖い。

というわけで、今回は安全策としてクラッチスタートキャンセルの作動をONOFFできるスイッチも追加することにする。

 

また、クラッチスタートキャンセル状態だと、ECU的にはクラッチ踏んでいる状態。走り出してもずっとその状態が続くのも、ECUにとってどんなことが起こるか見当もつかないので、スイッチ化は念のための措置でもある。

(実際はクラッチスタートキャンセルを切らずに走っても特に問題起きないし、エンジンチェックランプもつかない。ECUについてはホント念には念という感じ)

 

ちなみに、クラッチスタートキャンセルのOFFは度々忘れてます。何のためのスイッチ化だったのか(遠い目)

 

2021/06/19追記

クラッチキャンセルを切り忘れて、バッテリー上がりました(涙)

理由はクラッチスタートキャンセルすると(クラッチ踏むと)、OFF状態でも「スタートスイッチを押して下さい」と表示され通電状態になるからだ。

今回はずっとこの状態で放置してしまい、バッテリー上がりの憂き目。。

なので、クラッチセンサー短絡のみのキャンセルはJB64/JB74だと厳禁!

 

※2024/07/16更新※

人間というものは過ちを繰り返す生き物なので、システム的にスイッチ戻し忘れがないように、プッシュのたびにON-OFF切り替えから、押している間だけONにスイッチ改造した。

 

スイッチの改造はこちらの記事で。

エーモン プッシュスイッチ(トヨタ車用) のモーメンタリ化(押している間だけON)

JB74ジムニーはクラッチスタートキャンセルのスイッチをつけているのだが、キャンセルスイッチがONの間は通電しているので、キャンセルスイッチ戻し忘れによるバッテリー上がりが発生! 今回はその対策として ...

続きを見る

 

 

配線キットを利用

JB64/JB74ジムニーのクラッチセンサーはかなり奥まったところにあって、作業性はすこぶる悪い。

最初はエレクトロタップで「紫」と「緑」から分岐配線を取って「スイッチ」「アース」と配線するつもりだったが、プライヤー使うのも大変な場所だったので、市販の配線キットを使うことにした。

 

また、スイッチはインパネのメクラカバーに取り付けられるタイプを購入。

スズキ車だがなぜかジムニーはトヨタ用プッシュスイッチが適合。

スイッチは押している間だけONのモーメンタリスイッチに改造しておくと良い。

 

 

 

クラッチスタートキャンセルの取り付け方法

手順①スイッチ配線準備

コチラ、クラッチスタートキャンセル配線。分岐配線側は平型端子になっている。

 

というわけで、エーモンのスイッチ側にも平型端子を電工ペンチで取り付ける。

 

一旦繋いでみるとこんな感じ。

 

 

手順②配線キットの取り付け

配線キットは割り込み配線になっているので、クラッチセンサーのカプラーを抜いて、一方を「センサー側」もう一方を「車体ハーネス側」のカプラーに取り付ける。

 

間違い防止のため、カプラー形状に工夫あり。

カプラーに凸部が付いていて、間違ったカプラーには嵌まらないようになっている。スズキのクセにやるじゃない。

 

クラッチ上部のセンサーに割り込ませて完成。

 

 

手順③パネル、カバーの取り外し

まずはスイッチ取付のためにハンドル右側のパネル外し。

手で手前に引っ張ると簡単に外すことができる。

 

パネルを外すとコネクターが2つ見えるので、これらも外す。

 

ちなみにパネルの裏側はこんな感じ。差し込み式の爪6本で固定されている。

 

配線作業のため、ステアリングコラムカバーも取り外す。

ハンドル位置調整のレバーを下げて、カバーを止めているプラスネジを外す。

 

あとはカバーの爪を解除する。手で押し込むように力を加えると爪が解除されて、カバーを外すことができる。

 

 

手順④スイッチの取り付け

メクラカバーは裏から爪を押すと外すことができる。

 

クラッチスタートキャンセルの配線をスイッチパネルまで引き回す。

 

あとはエーモン のスイッチの平型端子と結線して、スイッチ本体をパネルに設置する。

はい、完成!

 

まとめ

クラッチスタートキャンセルがあると、車中泊の朝のエンジンスタートがめちゃ楽!

↑の状態でクラッチペダル踏むの、かなり大変なんすよ。。

それが今やスイッチパツイチでエンジンが目覚めるので、朝の暖機でかなり助かっている(朝はエアコンつけて結露を飛ばしたい)。

 

また、スノーボードの後も、ブーツ脱ぐ前にエンジン暖機したりエアコンつけたりしたいので、車に乗り込まなくてもエンジンかけられるクラッチスタートキャンセルはかなりのお役立ち機能である。

 

欠点としては、ギアを入れた状態でスタートボタンを押すと車が動いてしまうので、特に車外からエンジンをかけるときは注意をされたし。

まあ、昔の教習本(今はどうか知らないが)に書いてある踏切でエンストしてエンジンがかからない時に、セルで車を動かして脱出する方法は使えるのだが、これは超レアケースよね。

 

クラッチスタートに煩わしさを感じてる人には、超おすすめカスタムです!

 

 

他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。

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