日本スキー場開発からグループスキー場で時間単位でリフトを利用できるお得な共通時間券が発売されました。
朝のパウダーを1、2時間や、昼に現地着して2時間だけ滑りたいなど、時間単位で使えるお得な券ですが、このブログ読者に多いバックカントリーユーザーにもお得なので共有します。
共通時間券について
時間券のルール
時間券のルールは下記の通り。
ゲートを通過したタイミングから、リフト券時間の減算がスタート!
減算されたタイミングから1時間は、減算されずに何度でもリフト乗車が可能!例えば…
9:00にゲートを通過した場合、その時点で1時間減算され、9:59まで減算されることなく何度でもゲート通過が可能となります。
(10:00のタイミングでリフト乗車中、滑走中、休憩中の場合は減算されることはありません)さらに、9スキーリゾートで利用可能なので、1日目はAスキー場、2日目はBスキー場のように、その日の気分やコンディションによって、利用するスキー場を選ぶことができます!
リフト券を無駄にすることなく、より自由に、よりお得に滑ることができるリフト券です。引用:栂池高原スキー場HP
大事なポイントは、「最初のリフトゲート通過して1時間減算後は1時間リフト乗り放題かつ1時間経過後に再度ゲートを通らなければ追加の減算されないこと」。
なので、例えば
- 最初のゲート通過後から59分後にリフト乗って、そこからボトムまで降ってトータル90分滑っても減算は1時間
- 休憩中は時間券の減算なし(逆に最初のゲート通過から1時間は減算なしなので、乗り放題中に休憩はもったいない)
という感じで、15時間券だからってスキー場で遊べるのは15時間ではなく、実際にはリフトゲート通過を起点に1時間ごとの減算なので、スキー場で遊べる時間としては15時間以上です。
時間券が使えるスキー場
時間券が使えるスキー場は下記の通り。
▼長野県
つがいけマウンテンリゾート
白馬岩岳マウンテンリゾート
鹿島槍スキー場ファミリーパーク
竜王スキーパーク
菅平高原スノーリゾート
▼岐阜県
めいほうスキー場
▼群馬県
川場スキー場
オグナほたかスキー場
▼宮城県
みやぎ蔵王えぼしリゾート
白馬エリアだと日本スキー場開発系列の八方尾根が入ってないのが残念だが、そこそこ使えるスキー場が多いのではないでしょうか。
時間券の価格
■販売価格
25時間券:30,000円(限定20,000枚)→1,200円/時間
15時間券:22,500円(限定10,000枚)→1,500円/時間
■販売期間
2024年10月1日~2025年3月31日
※売り切れ次第終了
時間券の使い方
ちょっとだけ滑る時にコスパが良い
こういう使い方に適してます。
- 朝イチのパウダーとグルーミング滑れば十分
- 用事があって2時間だけ滑りたい(半日券も必要ない)
- 小さな子供と滑る時(1日券を買っても休憩や雪遊びが多くてあまりリフト乗らない)
こういう時は2,3時間ずつ使えば、一日券や半日券を買うよりずっとお得に滑れます。
実は栂池バックカントリーに最適
白馬バックカントリーで人気の栂池エリア。
実はバックカントリーにも時間券はめちゃくちゃお得です。
例えば、栂池のゲレンデトップの林道入口まで回数券(ポイント券)で行く場合を考えてみると
回数券 vs. 時間券の費用
■回数券の場合
栂池のポイント券:5200円(40ポイント)→1ポイント=130円
ゲレンデトップまでの必要ポイント:ゴンドラ17ポイント、栂池第2ペアリフト3ポイント=20ポイント
20ポイント = 130 x 20 = 2,600円
■時間券の場合
25時間券:1時間利用 = 1,200円
15時間券:1時間利用 = 1,500円
25時間だと、回数券の半額以下!
時間券の場合はさらにお得な使い方もできて、ゲート通過から1時間は減算なしで乗り放題なので、例えば栂池のゲレンデトップ栂池第2ペアリフト沿いのパウダーを1本滑ってからバックカントリーに行くこともできます(ゴンドラ+リフトx2本でも1時間かからない)
日本スキー場開発の共通時間券まとめ
ちょこちょこ時間単位で滑りたい人にお得な共通時間券。
さらに栂池バックカントリーに行く人にとっては大幅にコストカットできるなかなか魅力的な券ではないでしょうか?
48Rがこの券を買ったとしたら、例えば栂池の朝イチパウダーをDBDエリア中心に110分楽しんで、その後栂池第2ペア乗ってバックカントリーゲートに向かいます。それなら25時間券なら2時間分の2,400円でパウダーとバックカントリー両方楽しめちゃいます。
昨今はどこもリフト券大幅値上げなので、工夫して乗り切りましょう。