JB23ジムニーのウォッシャー液の補充方法について解説します。
ウォッシャー液は残量が見えないので、頻繁に使っていると不意に切れたりして、汚れたフロントウインドウを綺麗にできずイライラしたりする。
そうならないためにも、定期的な残量点検&補充をオススメします。
ウォッシャー液について
ウォッシャー液の種類
ウォッシャー液の成分は汚れ落としのための界面活性剤(洗剤と同じ洗浄成分)と、速乾性や凍結しにくい効果のあるエタノールなどのアルコール成分、防錆剤が主成分だ。
さらに商品によっては撥水効果などを付与したものがある。
市販されているウォッシャー液は、次の3タイプに大別できる。
主なウォッシャー液の種類
①洗浄成分のみタイプ
②油膜とりタイプ
③撥水タイプ
それぞれ特徴について解説していく。
①洗浄成分のみタイプ
洗浄成分のみ配合したタイプであり、1番オーソドックスなタイプ。
コンビニやガソリンスタンドなどで売られているタイプは大体このタイプで、安価なのが特徴。
油膜除去タイプ
フロントガラスについたギラギラとした油膜を効果的に落とすことができる油膜除去タイプ。デメリットとしては、拭き跡が残りやすい傾向がある。
撥水タイプ
洗浄成分としてフッ素系界面活性剤を含んでおり、洗浄と同時に撥水効果を付与してくるウォッシャー液。
フロントガラスを撥水しておくと、ジムニーの場合は80km/hくらいからワイパー不要なくらい雨粒が飛んでいってくれる。
撥水タイプのウォッシャー液の欠点としては、ボディに付着すると白シミになって落ちにくいので、撥水効果が欲しければ普通にガラコを施工して、ワイパーをガラコワイパーにしたほうが効果的で撥水も長持ちします(経験済み)。
今回購入したウォッシャー液
今回購入したのはガラコのウォッシャー液 。
撥水効果は良いものの、先に書いた通り飛び散ったときに白シミになるのが難点(冬場の凍結を考えてストレートで使用)。ワタクシメのジムニー、茶色だから白シミが目立つのよね。
JB74ジムニーやハイエースで使用している洗浄成分のみのシェアラスターのゼロウォッシャーのほうが無難かと思います。
ウォッシャー液の凍結温度
ウォッシャー液は原液のまま使用するストレートタイプと、水で希釈して凍結温度を調節するタイプがある。
希釈割合によって凍結温度を調整することができ、大抵パッケージ裏側に記載があるはずだ。
薄く希釈することでウォッシャー液を増やすことができるが、凍結して使えないと元も子もないので、使用環境に合わせてください。
JB23ジムニーのウォッシャー液補充方法
作業時間:5分
作業難易度:★☆☆☆☆
JB23ジムニーのウォッシャー液タンクの容量
ウォッシャー液タンクの容量は1.5L。
市販のウォッシャー液は2.0Lくらいで売られていることが多いので、だいたい2回くらい補充することができる。
手順①ボンネットを開ける
ボンネットの開閉レバーはアクセルペダルの上あたり。
このレバーを引くと、ガゴッっという音とともに、ボンネットが少しだけ開く。
少しだけ開いたボンネット中央あたりに、さらにボンネットを開くレバーが見えるので、上方向に動かすとボンネットを開くことができる。
ボンネットを手で開いて、右側に見えるつっかえ棒でボンネットを開いた状態で固定する。
手順②ウォッシャー液を補充する
ウォッシャー液タンクはボンネットを開いて左側あたり。
あとは蓋を上に開いて、ウォッシャー液を補充するだけだ。
蓋は閉じようとして補充のじゃまになるので、ボンネットの隙間から入った雨水を逃す雨樋に引っ掛けておくと作業しやすい。
注意点としては、撥水タイプや油膜取りタイプなどは他のウォッシャ液と混ぜることができないので、タンクのウォッシャー液が無くなるまで噴射して、さらに水道水を0.5Lくらい入れてさらになくなるまで噴射してから補充しよう。(詳細はそれぞれのウォッシャー液の説明に従って下さい)
また、ディーラーなどで間違って他のウォッシャー液を混ぜられないよう、注意喚起のステッカーを必ず貼っておく。
ガラコウォッシャーのパッケージには「ウォッシャー液混ぜるな」のステッカーが付属しているので、ウォッシャー液タンクに貼っておいた。
ウォッシャー液補充まとめ
ウォッシャー液は残量が見えないので皆さん気にせずバンバン使っているものと思うが、不意に切れるとかなり不便を感じるものだ。ちょっとした埃汚れも落とすことができずイライラすることになるので、定期的な残量点検&補充をオススメします。
他にも「JB23ジムニーカテゴリ(☜クリック)」で色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。