SNSに愛車の写真を投稿するとき、ナンバープレートは隠しますか?
ナンバーだけでは所有者や住所を調べるのは困難ですが、制度上は不可能ではありませんし、ナンバープレートから「あ、〇〇さんのジムニーだ」と個人とクルマが結びついてしまします。
ナンバープレートはiPhone標準アプリの「写真」を使えば1分できれいにナンバーを消すことができきるので、不要なリスクを負わないためにも「ナンバーを隠してアップロード」がネットエチケットと言えるでしょう。
今回は、ナンバープレートを写真画像の色味に合わせてキレイに消す方法を紹介します。
※2023/09/07追記※
アプリで消すのが面倒な人は、ナンバーカバーがオススメです。
詳細は記事後半にて。
車のナンバーで住所がバレる?
ナンバーをSNSで晒す時、一番気になるのが住所などの個人情報の特定ではないでしょうか?
住所がバレると車にイタズラされるかもしれないし、最悪盗難のリスクもあります。
実際のところ、個人情報がバレるのでしょうか?
さて、結論から言うと、現在は車のナンバーから住所はバレることはありません。
2007年まではナンバーだけど車の所有者情報が書かれた『登録事項等証明書』が申請できましたが、2007年11月以降は申請方法の変更でSNS上で晒されているナンバーだけでは『登録事項等証明書』が請求できなくなったからです。
とはいえ、以下を揃えることで『登録事項等証明書』を請求することは可能です。
『登録事項等証明書』請求に必要なもの
①ナンバー
②車体番号
③本人確認ができる身分証明書(免許証や保険証など)
④正当な理由が書かれた申請書
⑤印紙代
SNS上で確認できる車のナンバー以外にも②車体番号や③本人確認の身分証明書が必要ですし、④の申請理由も適当に書いては申請が通りません。普通に考えて他人が申請することは困難ですが、車体番号は車のフレームを覗き込めば確認できる車種もありますし、身分証明書ごと盗難のリスクがないとは言えません。
制度上申請できるので、ナンバーは隠して置くことにこしたことはない、と言えるでしょう。
また、SNSでナンバーを晒していると、ナンバーの「品川」などからおおよその登録地が分かってしまいますし、駐車場で「あ、○○さんのクルマだ」など、行動がバレてしまうリスクもあります(ジムニーの場合、ノーマルで乗る人が少ないので、外観カスタムで所有者がバレるんですけどね)。
ナンバーを晒すことは、リスクしかないのです。
iPhoneでナンバーをきれいに消す方法
慣れると1分ほどで、どんなナンバーでも色味に合わせてキレイに消去することが可能です(細かいですが、ナンバーを止めるボルトは消さずに残してます)。
手順①右上の「編集」をタップ
手順②右上の「マークアップ(ペンの絵)」をタップ
手順③ペンを選択する
ペンは一番左のペンを選ぶ。
次に「太さ」と「透明度」を選べるので、一番太いペンと透明度は一番右(透けない)を選択する。
手順④色を選択する
ナンバーをピンチアウト(拡大)して、右下の「色選択」のマークをタップ。
色は左上の「スポイト」を選択する。
スポイトでナンバーの色を選ぶ。この機能のおかげで、どんな色味でも簡単に合わせられるのだ。
手順⑤ペンでナンバーを塗る
あとは指先でペンを操作して、ナンバーを塗りつぶしていく。
塗りつぶし作業は細かく区切ったほうが良い。はみ出しても上の「←」で戻ることができるが、作業を区切ってないと「←」で振り出しに戻ってしまうからだ。
塗りつぶし完了。
最後は右下の「✔︎」で作業完了だ。
慣れると1分かからないくらいの作業です。
ナンバープレートカバーでナンバーを隠す
アプリだと写真の枚数が増えるとナンバー消去が面倒。
そんな時はナンバープレートカバーがオススメ。
こんな感じの白のプラスチックプレート。
せっかくのプレートなのに無地だと味気ないので、48Rはブログタイトルのカッティングも楽天で注文。
任意の文字を複数のフォントの中から選んで文字列を作成してくれる。
撮影するとこんな感じ。
実は固定方法はクリップ(笑)
固定に磁石も試したのだが、ナンバープレート本体は磁石くっつかないし、ナンバープレートを止めるネジもステンレス製なのでこれまたくっつかない。
というわけで、見栄えは無視して(遠くから見たらわからんし)、10秒で固定できるクリップを利用してます。
他に見栄えが良くて簡単な固定方法があったら、こっそりブログのコメント欄で教えてください。
まとめ
ナンバーから住所が割り出されるリスクは小さいが、不可能ではないし、車両と個人を結びつける情報を晒してしまうので、ネットではナンバーを消すのがエチケットかと思います。
ナンバーを晒すメリットは、ナンバー消去の手間がかからないくらいですが、今回紹介した方法ならiPhoneの標準アプリの機能で1分でキレイに消去できます。
この記事がSNSに愛車をアップする参考になれば幸いです。