MT車の定番カスタムのシフトノブ交換ということで、オフロードサービスタニグチさんのラウンドシフトノブに交換した。
ジムニーのインテリア関係は赤を差し色でつかっているのだが、ステアリングやシートカバーに続いてシフトノブも赤系差し色になり、よりレーシーになったコックピットの雰囲気に大満足!
また、シフトノブ交換でシフト装着高が20mmアップ。近くなったシフトノブと色々な握り方のできるノブ形状と相まって、操作感は上々です。
JB64/JB74ジムニーのシフトノブ交換について
今回購入したシフトノブ
今回はオフロードサービスタニグチさんのラウンドシフトノブを購入。
きれいなアルマイトのアルミと樹脂の5ピース構成。
削り出し?黒い樹脂部分には細かい溝が刻まれていて、手触りがとても良い。
赤いHパターンプレートもスポーティな雰囲気でなかなか良きシフトノブである。
シフトが入りにくい時のオススメのシフトノブ
スズキ車の持病の一つにMT車のシフトが入りにくいというのがあるり、特に1速/2速/後進が入りにくい。JB23に比べJB64/74はだいぶ改善したが、それでもシフトが入りにくい時に有効なのがヘビーウェイトシフトノブ。
48RはJB23の頃はRAZOの400gシフトノブを使用していた。


これでシフトがだいぶ軽く入るようになったし、ついでにビビリ音も解消。
シフトの入りにくさを感じている人は、ぜひ試して欲しい。
余談だが、シフトの入りにくさ改善には高性能ミッションオイルへの交換も効果的です。
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JB64/JB74ジムニーのシフトノブのネジピッチ
シフトノブはネジ山が切られたシフトレバーシャフトに固定されているだけなのだが、ネジ径やピッチはメーカによって異なるので、社外品のシフトノブを購入するときは適合に注意が必要だ。
JB64/JB74ジムニーのシフトノブは『M10 x 1.25』。
ちなみに、トヨタ/スバル/スズキ/ダイハツ車が『M12×1.25」。ニッサン/ミツビシ/マツダ系が『M10×1.25』。ホンダ車のみ『M10×1.5』を採用している場合が多いが、スズキ車でもJB23やJB64/74ジムニーのようにM10x1.25の場合もあるので、必ず車種ごとに調べる必要がある。
例えば同じスズキ車でもスイフトはM12x1.25のシフトノブなので、M10x1.25のJB64/74ジムニーへの流用はできないので注意が必要だ。
車検対策!シフトノブ交換時の注意点
MT車は車検の時にシフトパターン図が必要である。
社外のシフトノブはシフトパターン図が付いていない場合も少なくないが、そんなときは周辺にシフトパターン図を貼っておけば車検は問題ない。
↑社外シフトノブの場合、シフトパターン図のステッカーが同梱されている場合が多い。
ちなみに48Rはシフトパターン図付きのシフトノブなのだが、アピオさんのシフトパターンプレートがかっこいいという理由で貼っている。

自己満の世界だから、かっこ良けりゃなんでも良いんですよ。
JB64/JB74ジムニーのシフトノブの交換取り付け
シフトノブの取り外しがちょっと大変だが、工具を揃えれば問題ないレベルの作業です。
作業時間:15分
作業難易度:★★☆☆☆
手順①純正シフトノブの取り外し
純正シフトノブの取り外しはこちらの記事で詳しく解説している。
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JB64/JB74ジムニーの硬すぎるシフトノブの外し方
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手順②タニグチシフトノブの挿入
シフトノブの挿入はネジのように回し入れるだけだが、純正ノブのような接着剤は不要。
手で思いっきり締めるだけでOKだ。
手順③シフトパターンプレートの位置調整
奥までシフトノブを固定したらシフトパターンプレートの位置調整(奇跡的に位置が合っていたら不要な作業)。
シフトノブの上蓋が外れるようになっていて、裏からボルトでシフトパターンプレートが固定されている。4mmの六角レンチでこのボルトを緩めるとシフトパターンを回転させることができる。
もういちど上蓋をシフトノブに装着して、シフトパターンを調整してテープで仮止め。
位置決めができたので、もう一度上蓋を外してシフトパターンプレートをボルトで固定。
はい、完成!
レーシーな赤が良いわ。
「タニグチラウンドシフトノブ」まとめ
カッコは良いのは買う前から分かっていたが、気になるのは操作感。
装着高が20mm高くなるということで、シフトストロークが伸びて操作感が悪くなることを懸念していたが、結論から言うと全くそんなことはなく、むしろ操作しやすくなったくらい。というか、JB64/JB74ジムニーの潤シフトノブの位置が低すぎたというのをこのノブに交換して初めて気がついた。
タニグチのシフトノブは手を伸ばせば自然につかめる位置だし、20mm近くなったおかげで2速や4速など引いて入れるギアは手首の動きだけでスコット心地よく吸い込まれるようになった。また、アームレストに肘を置いたままの操作も上々だ。
また、シフトノブの樹脂部分は細かい溝ラインが切ってあり、持ちやすく心地よい手触りだ。
横から握ったり
上から握ったり
逆手で握ったり
どの握り方でもしっくりくるノブ形状が素晴らしい。
ちなみに、3速→2速のギアチェンジの時は逆手で握ると素早く確実なシフト操作ができるよ。教科書(イニシャルD)の86先生も逆手シフトダウン。
また、今回シフトノブを赤にしたことで、ステアリングホイールやシートカバーの赤ステッチとも統一感がでて、さらに満足度の高いコックピットとなった。
今回購入したタニグチ ラウンドシフトノブは見た目、操作感とも満足いく製品で、シフトノブにしてはいささか高価で長年買うのも迷っていたのだが、本当に買ってよかったと思える製品だった。やはり操作系のパーツは運転のたびに何度も触れる部分なので、ステアリングホイールしかり金をかけても十分な満足度を感じられるパーツですね。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。
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