どうも、48Rです。コツコツ書いてるスプリットボード入門記事第4回目。
今回はバックカントリーにおいてスノーシューからスプリットボードへ転向したら、なにかと必要になったスプリットボードに便利な小物をまとめてみた。
小物と侮ることなかれ、あるとないでは作業効率が段違い。
スノーシューでバックカントリーの経験があっても、スプリットボードならではの作業もあるので、揃えておくとより快適なスプリットボードライフを送れるよ。
スプリットボードにあると便利な五つの小物
①ブラシ
MSRのディッシュブラシスクレーパー。これはなくてはならない。
というと、ちょっと大げさだけど、忘れると著しくモードチェンジが面倒になる(そして忘れたことを激しく後悔する)。
スプリットボードのモードチェンジはインターフェイスに雪が詰まっているとバインがハマらなかったり、ロックがかけられなかったりと、けっこうイライラする。ちょっと手間でもバインをはめる前の雪払いをしっかりしたほうが後々楽ちんですよん。
スクレーパーとしても使用できるので、ソールにこびり付いた氷を落としたり、シールを圧着したり、シール糊面についた雪を擦って落としたり、めちゃくちゃ便利。
ビヨーンと伸びるコードリールで腰にぶら下げておくと使いやすい。
ゲレンデでもちょっとした雪落としに大活躍。
②ストラップ
スプリットボードを担ぐとき、トップをストラップで固定して『Aの字』に固定すると安定します(写真はスキーだけど、担ぐ要領は同じ)。
板の下端が開くので、足とも干渉せずグッド。
ストラップは貼りつかなくなったシールの固定や、ファーストエイドにも使えるので、何本が持ったほうが良い。48Rは常に3本持ち歩いてます。
③シールワックス
春には必須。シールの撥水ワックス。
気温が上がってシールが水を吸うと、雪が固着して雪下駄状態に(ウェットな新雪でなりやすい)。
こうなると全然登れなくなるので、予めシールワックスを塗布して予防する。シールの進行方向への滑りも良くなるので、歩くのも楽になる。
④イージースキンセーバー
チートシートと呼ばれるシールを収納するときに使われるシートより、この袋状のアイテムを使ったほうが早く楽に収納できる。
吹雪の時にシールの収納にマゴマゴしていると、糊面に雪が付着して張り付かなくなります。
⑤携帯工具
まあ、スノーシューだろうが、スキーだろうがバックカントリーでは皆持ってると思いますが、スプリットボードはネジが多いかつ緩みやすいので、バインのネジを締められる分は揃えましょう(バインはミリ規格、スプリットクリップはインチ規格とややこしいけど)。
スプリットボードはハイクでバシバシバインに振動が加わるので、ネジが緩みやすいようです。
気が付いたらネジがない!って、ツイッターなどで見かけたことがあります。
⑥Karakoramのスプリットボードクリップ
左右のボードを挟み込むように力をかけて固定するので、ボードの固定力が上がります。
ボレーのクリップを使用しているなら、Karakoramに変更がオススメ。上の画像のように、細引きをつけると、グローブをしたままでも操作しやすいです。
まとめ
小物で差が付くオシャレじゃなく、スプリットボードバックカントリーライフ。
山ではちょっとした手間がすごく面倒だったりするので(特にスプリットボードは作業の手数多いので)、便利系アイテムを揃えておくと幸せになれます。
他にもスプリットボード入門記事書いてます。