そんなことあるんかいな?というトラブルだが、同じ事態に陥った方のために今回のトラブルを共有します。
自転車屋さんで修理すると結構高くつくが、自分で対応すると安価に修理可能です。
Sram Codeのブレーキレバーのビスが脱落した!
なんかブレーキレバーがぐらぐらするなあと思っていたのだが、なんとブレーキレバーのネジが脱落!!
Sramのブレーキレバーは上下から2本のネジでブレーキレバーを固定しているのだが、そのうち下からのネジがいつのまにかなくなっていたのだ。。。
ちなみに、本来は下の画像のようにネジがついている(裏側も同じ構造でねじ止めされている)
ビス単品で出ない
レバーがぶらぶらして操作性が悪いので早速部品を注文しようとしたのだが、SRAMのパーツリストを見ると、なんとこのビスは単品では発注できない!
ベアリングとセットになったKITの設定しかなく、しかもお値段4千円!
別にベアリングはなんともないし、ビス欲しいがために4千円は出せないよ。。
ネジはネジ屋
レバーのビスは別に特殊ネジを使っている訳ではないので、ネジ屋で注文可能である。
ただ、トルクスネジなのでホームセンターのネジコーナーではまず置いてないので、ネットのネジ専門ショップから購入するのが手っ取り早い。
トルクスのボタンキャップ M3 x 10mmを注文すればOK。
ネジで困ったら「ネジのトミモリ」さん。
どんなネジでも手に入るので、ネジの紛失関連や、ペダルピンのネジを長めのものに交換するときにお世話になっている。
さっそくSram CODEのリペア
ネジが届いたので補修する。
M3のトルクスネジを締めるT10のトルクス工具も必要。
48Rの場合、使用頻度の低いトルクス工具はL型レンチやソケット、トルクスドライバーではなく、省スペースと軽量化のためビットとビットソケットで揃えている。
とはいえ、最近はトルクス使用した部品も増えてきたので、ソケットで揃えるのもアリかと思う。
プラスネジのようにネジを舐めることもなく六角穴付きネジよりトルク伝達に優れたトルクスネジは、今後自転車でますます増えるかも。
SRAMサービスマニュアルによるとこのネジはネジロック剤が指定されている(ネジロック指定されているネジなのに、48R号のネジはなぜ落ちた。。。。)
ネジロックはスティックのりタイプのロック剤が便利である。
ラチェットで締めるとオーバートルクなので手締めで十分。
Sram ブレーキレバーネジ補修まとめ
通常はネジロック材がついているので脱落することはないネジだが、同じトラブルが発生した人の参考になればと記録を残しておきます。
Sramの部品で注文すると高くつくので、ネジ屋で同じネジを単品注文するのが良いかと思います。