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JB74ジムニーシエラに5年5万キロ乗っても不満なデメリット5選【後悔しないよう知るべき欠点】

今乗っているJB74ジムニーシエラにはとても満足しているのだが、それでも5年乗ってても不満に思う点について記事にさせて頂く。

まあ、ジムニー好きなら概ね我慢しながら乗れるし(ジムニーに求めてない)、細かいこと気にするやつはジムニー買わんでええやろ!とは思うのだが、見た目で買って後悔がないようブログで5年乗っても不満が消えない5点について共有します。

 

ジムニーのデメリット5選

デメリット①車内が狭い

ジムニーシエラは規格上では小型乗用車に分類されるがボディは軽自動車のジムニーと共通であり、そのジムニーも軽自動車の中ではダントツに車内が狭い車である(ジムニーより狭いのは、軽自動車のスポーツカーくらい)。

特に後部座席には人権がなく、狭い後部座席に押し込められての長距離ドライブは座敷牢である(前部座席は意外と快適なんだけどね)。というわけで、4人で出かける気なんてまず起きず、ジムニーシエラは「2シーター」という認識でいたほうが良い車だ。

 

また、仮に4人で出かけるぜ!となっても、今度は荷物を積むスペースがない。

全員手ぶらならなんとかなるが、申し訳程度についている荷室に4人分の荷物は積めないし、それでも荷物を積むとなるとルーフボックスなど、社外に積む必要がある。とはいえ、ルーフボックスは便利ではある反面デメリットも大きいし、気軽に付け外しできないので取り付けには慎重になる必要がある。

 

ジムニーは狭いので、定員4人だがせいぜい2人乗りくらいに思って購入したほうが良い。

 

まあ、48Rはセカンドカーのシエラなので最大2人乗りと思っているのだが、それでもMTBやキャンプ、スノーボードに行くときはもっと大きな車だったら荷物たくさん積めるのになぁ、と思うこともしばしば。

 

 

デメリット②燃費が悪い

最近ガソリンが高いよね。

JB74ジムニーシエラの燃費は一般的に11〜12km/l程度。

一方でイマドキの1.5Lクラスのコンパクトカーの燃費は15km/h程度だし、さらにコンパクトSUVのヤリスクロスハイブリッドなら22km/l程度は走る。

例えば片道200km程度走る旅行でガソリン代を比較してみると下記の通り(レギュラーガソリン180円で試算)

  • ジムニーシエラは200km x 2 ÷ 11km/l x 180円/l = 6,545円
  • 1.5Lコンパクトカーは200km x 2 ÷ 15km/l x 180円/l = 4,800円
  • ヤリスハイブリッドは200km x 2 ÷ 22km/l x 180円/l = 3,273円

結構ガソリン代に差がつくよね。

 

また、年間1万キロ走るとして年間のガソリン代を比較してみると下記の通り(レギュラーガソリン180円で試算)

  • ジムニーシエラは10,000km ÷ 11km/l x 180円/l = 163,636円
  • 1.5Lコンパクトカーは10,000km ÷ 15km/l x 180円/l = 120,000円
  • ヤリスハイブリッドは10,000km ÷ 22km/l x 180円/l = 81,818円

数万単位でガソリン代が変わってくる。1年で数万円なら我慢の範囲かもしれないが、外食10回分、ジムニーのタイヤ4本分、スノーボード1台分などと考えると小さくない金額である。

経済的に移動したいなら、ジムニーは向いていない。

 

ちなみにジムニーシエラのタンクは40Lしか入らず燃費も悪いので「あれもうガソリンランプ点くの?!」と思うし、最近は満タン給油すると6千円超えたりするので、給油が憂鬱です。

 

 

デメリット③遅い(特に高速道路)

ジムニーの1.5L K15Bエンジンはとにかく遅い。

ジムニーシエラの車重は1トン程度で今時の小型乗用車としては軽量なのだが(コンパクトサイズのSUV車で1.5トン前後ある)、本当に100馬力あるの?と疑いたくなるレベルで走らない。

特に厳しいのが高速道路の登り坂。48Rは高速道路では100~110km/hくらいの巡航ペースなのだが(平均的な走行車線の流れ)、登坂車線があるような登り坂ではアクセルベタ踏みでも100km/hをキープできなくてシフトダウンしたり、登りの追い越しでは全然加速できなかったり、ストレスを感じる部分も多い。

また、パワーがない分ギア比も低めに設定されており、100km/h巡航でのエンジン回転数は3,000rpmを超えるのでエンジン音もうるさい。

遅いうるさいで、高速道路の長距離移動は疲れる車である。

(一応フォローしておくと、街中での加速や郊外の国道/県道を流す分には大きなパワー不足は感じない。あくまでパワー不足を感じるのは高速道路なので、高速道路の使用頻度が低い人はデメリット感じにくいです)

 

 

デメリット④乗り心地が悪い

ジムニーシエラが採用する3リンク リジッドアクスル式サスペンションはオフロードでは堅牢で走破性が高いサスペンション形式なのだが、独立懸架サスペンションのように左右輪で独立には動くことができずアクスルで両輪が連結されているため、ジムニー独特な横にユッサユサ揺られる乗り心地になっている。

酔いやすいという意見も結構聞くので、同乗者などが車酔いしやすい場合は注意が必要である。

 

ちなみにビルシュタインダンパーなどを付けると、ゆっさゆさ感はマシにはなります。

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48Rは純正の乗り心地に我慢できなくて、ショックはすぐに交換しました。

 

 

デメリット⑤下回り塗装が弱い(錆に弱い)

下回り塗装が弱く、新車から2年目には錆びてきたJB74ジムニーシエラ(ちなみにスキー場通いで融雪剤である塩化カルシウムを浴びているのでかなりシビア条件だが、ファミリーカーとして所有しているハイエースよりジムニーは断然錆びる)。

先代、先々代ジムニーの頃から錆に弱かったが、JB64/JB74でもやはり錆びてくるのでスズキのお家芸なのかもしれない。

 

錆を放置しておくと大変なことなるので、その都度補修する必要がある。

下の画像程度なら表面錆びているだけなので、錆がフレームやボディの鉄板奥深くに侵攻する前にワイヤーブラシで錆を落とせば被害は少ない。

 

錆を落としたあとは、防錆塗装でコーティング。

48RはDIYメンテナンスが趣味なのでサクサク錆を落として防錆塗装をするのだが、普通の人なら結構大変かも。

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そして、錆を放置しておくと最終的に朽ち果ててボディがなくなります。

恐ろしや。。。

 

数年後、錆に蝕まれたフレームやボディを見てガッカリしないため、ジムニー買ったら新車のうちから防錆塗装したほうが良いかも。

 

ジムニーシエラのデメリット5選まとめ

5年5万キロ乗っても消えない不満点はあるものの、まあジムニーという趣味性の高い車にそこまで快適性や経済性を求めてないし、その他については運転は面白いし見た目はかっこい良いしいじっても面白いしで、デメリットに対してお釣りがくるくらい所有欲を満たしてくれる車である。

ジムニーに快適性や経済性を求めるのはお門違いで、乱暴な言い方だけど原寸大の車のおもちゃだからね。

それでも人によって車に求めるモノが違うわけだし、見た目の可愛さで買ってしまって後悔する人もいるかもしれないので、不満点をブログで共有させていただきまました。

参考になれば幸いです。

 

他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。

 

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