うちのJB74ジムニーは「4L」で走行中、急にギアが抜けて「4H」に戻ってしまう症状が新車の時から発生。ディーラーで点検しても「トランスファーに問題ありませんでした」と言われるだけで一向に改善しなかったのだが、あることをするだけで完全に解決しました。
JB64/JB74ジムニーの「4L」走行でのギア抜けトラブルに悩んでいる方の参考になれば幸いと、ブログで共有させて頂きます。
JB64/JB74ジムニー
トランスファーギア抜けの症状
ギア抜けの症状は、「4L」走行時に発生する。
具体的には、林道を4Lで一定速度で巡航しているときは問題ないのだが、アクセルのオンオフを繰り替えるようなシチュエーションで、アクセルの踏み始めでいきなり「ギャギャーー!!」と嫌な金属音と共にギアが抜けて4Hに戻ってしまう。
ディーラーで見てもらっても「異常なし」という判断だし、ダメもとでトランスファーオイルを交換してみてもやっぱりダメで改善せず。。
なにやっても良くならなくてすっかり諦めモードだったのだが、そんな時ジムニー友達の友達さんから改善方法を教えて頂き見事解決できました!
とても簡単に解決できるので、次の章で解説します。
JB64/JB74ジムニー
トランスファーギア抜け改善方法
さて、トランスファーのギア抜けの原因だが、レバーブーツの中にスポンジが入っていて、それが中で変に引っかかって4Lのポジションの奥まで入りきらないため、アクセルオンオフの振動でギアが抜けるらしい。
ブーツの中のスポンジは車体の下側から簡単に取ることができる。
車の下からトランスファーレバーの下あたりを覗き込む。
ミッションからトランスファーへのプロペシャフトで直接見えないが、トランスファーからのレバーが上の画像の矢印あたりから室内に入っており、その部分がレバーブーツの内側になっている。
手を突っ込んで、レバーブーツの内側のスポンジを取り外す。
上の画像のような台形のスポンジを摘出。これが悪さしてギア抜けが発生していたみたい。
その後のトランスファーの動作について
48Rのジムニーの場合だが、あんな小さなスポンジを抜くだけでギア抜けトラブル完全解決!
ずっと4Lで走ってもギア抜けしなくなったので、林道アタックやスノーアタックでギア抜けでイライラすることなくとても快適になった。
ちなみに、スポンジを抜いたことでレバーがカタカタ鳴ったり弊害がでるのかと危惧していたのだが、今のところは全く問題ない(なんのためのスポンジやねん)。
トランスファーのギア抜けでお困りの方、工具もなしでスポンジを外すだけで改善するので是非お試しください。
全てのギア抜けがこれで解決するとは限らないが、レバーブーツの中のスポンジが悪さしている場合は解決できます。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。