ジムニーのメンテナンスとして、洗浄剤入りガラス系コーティング剤では大定番のワコーズバリアスコートを定期的に使用している。
施工は超簡単で、洗車機通したあとバリアスコートをボディに塗布して吹き上げるだけ。これだけの作業で洗車機では落ちきらない油汚れをキレイにしつつ、カーコーティング屋さんのようなヌメヌメの光沢と撥水効果を簡単に得ることができるのだ。
コーティングをしておくと、塗装面の劣化防止にもなるので、愛車を綺麗に維持するために非常にオススメです。
艶感に定評あるバリアスコートでコーティング
wako’sバリアスコートとは
車のケミカルやオイルの総合メーカー和光ケミカル(以下、ワコーズ)さんが販売する人気のガラス系コーティング剤だ。
メーカーHPに書いてる難しい配合内容は化学の苦手な48Rにはよく分からないので置いとて、とにかくスプレーして拭き上げるだけで、お手軽にツヤ感、光沢感や撥水効果が得られるのだ。
ワコーズ バリアスコートはコーティング剤のなかでは最も人気のある商品で、バリアスコートの楽天レビューも257件で平均4.67(2021/8/11現在)とすこぶる評判良い。
ちなみに、ガラス系コーティング剤とガラスコートは別物。
ガラス系コーティング剤はバリアスコートのようにスプレー溶剤にガラス系成分が入ったもの、ガラスコートとはコーティング専門店が行う車の塗装表面にガラス被膜を形成するコーティングだ。
バリアスコートのメリット
メリット①専門店ガラスコーティングのような艶感
ツヤ感に定評のあるバリアスコートだけに、専門店ガラスコーティングに負けないツヤ感は見ていてニヤけてくるほど。
このヌメヌメのツヤ感がタマランチ会長(死語)。
メリット②浅い傷を消せる。
水に濡らすと消えるような塗装の表面クリア層についた傷は、バリアスコートで消すことができる。
ただし、クリア層の下まで傷が深い場合はバリアスコートでは消えません。
メリット③コーティングと同時に汚れ落としもできる
バリアスコートには洗浄成分も含まれているので、洗車機で落ちきらない汚れもバリアスコートでキレイに落とすことができる。
ジムニーはなぜかワイパー周りやAピラーに黒い油汚れがつきやすく洗車機でも落ちきらないのだが、バリアスコートで油汚れでもキレイサッパリ。
バリアスコートのデメリット
デメリット①コーティングの効果は3ヶ月程度
バリアスコートをした直後は専門店ガラスコーティングに負けないツヤなのだが、専門店ガラスコーティングは2~3年の効果があるのに対し、バリアスコートの効果は3ヶ月ほど。メーカーHPには最長6ヶ月と書いてあるが、48Rの使用条件ではとても半年も保たない。
施工は簡単なのだが、3ヶ月に一度のコーティングは、けっこう面倒くさい。
デメリット②ボディが熱いときはムラにになりやすい
ボディが熱い時にバリアスコートを施工すると、揮発成分がすぐに飛んでしまうのでコーティング剤のムラができやすい。
曇ってて気温が低い日に施工するほうが楽だ。
(ムラになっても、もう一度バリアスコートをかければムラをコーティングで埋めることができのでご安心を)
バリアスコート施工方法
コーティングと聞くと難しそうというイメージもあるかもしれないが、バリアスコートはスプレーして噴き上げるだけの簡単作業。
手順①まずは普通に洗車する
表面に汚れがある状態でバリアスコートを施工すると、表面の砂埃などを引きずって塗装面を傷つけるので、まずは洗車してボディ表面の汚れを落とす。
ちなみに、48Rは手洗い洗車はせず洗車機派。
最近の洗車機は洗車傷がつきにくいし、パールホワイトは洗車傷が目立ちにくい色なので、ガンガン洗車機を使っている。
(洗車機派と言いつつ、この日は下回りに高圧洗浄機をかけたかったので、コイン洗車場だけど)
手順②スプレーして専用のクロスで拭きあげる
スプレー缶をよく振ってから、ボディから30cmほど離して吹きかける。このとき、スプレー缶を素早く動かして、ボディに満遍なく吹きかけていく。
スプレーしたら、乾く前に付属のクロスで素早く拭きあげる。
拭き上げる前に乾くとムラになりやすいので、一気にスプレーするより小さい面積ずつ作業するほうが仕上がりが良い。
これをボディ全体に繰り返していく。
ジムニーは車体が小さいので、10分かからずコーティング完了だ。
バリアスコートの艶感とまとめ
思わずニヤけてしまう施工後のヌメヌメの艶。
施工した後は撥水効果も抜群で、この水玉感よ。
ま、半年コーティングサボると、下の画像のように全然弾かなくなるんだけどね。
3ヶ月ごとにコーティングすると、撥水性を維持できます。
バリアスコートは樹脂パーツにもOKなので、シエラのバンパーやオーバーフェンダーにも施工してみた。未塗装の樹脂パーツは紫外線で劣化しやすいので、定期的なコーティングが大事(それにしても、ジムニーをはじめ最近のSUVはワイルド感を出すために未塗装樹脂フェンダーが多い。新しいうちはカッコ良いけど、塗装してないから10年後が心配)。
樹脂パーツもしっとりした良い感じの仕上がり!
未塗装樹脂パーツに関してはワコーズから未塗装樹脂用コーティング剤のスーパーハードも売られていてコーティングの保ちも良いのだが、これは塗装部はに使えないのと、硬化まで時間がかかるので使い勝手が悪い。
一方でバリアスコートは塗装面にも未塗装樹脂パーツにも使えるので汎用性が高く、また保ちがスーパーハードに比べ低いデメリットも3ヶ月ごとのコーティングでカバーできている。
ちなみに、48Rは自転車フレームにも使用している。
3年目を迎えるダウンヒルバイクも、バリアスコートでこの仕上がり。
マウンテンバイクも含め、塗装面ならほとんどのものが汚れを落としながらコーティングできるんだから、使いやす過ぎるわ。
バリアスコートはど定番だけあって、数あるガラス系コーティング剤の中でも使い勝手/効果/持続性のバランスが高次元でまとまっています(他社製品も色々試したが、結局バリアスコートに戻ってしまった)
愛車をキレイな状態でキープしたいなら、コーティングメンテナンス非常におすすめです。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。